AQUOS.JP開発者ストーリー~AQUOS LX1に搭載された新生「高画質マスターエンジン」の実力

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 AQUOS LX1の開発者ストーリーです。

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AQUOS LX1に搭載された新生「高画質マスターエンジン」の実力
~UV2Aパネル×白色LEDバックライトの性能限界を引き出す"好"画質ロジックの秘密に迫る~
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 白色LEDバックライトを強力に推進するシャープですが、「白色LEDってどうなの?」という疑問を抱いている人も少なくないとおもいます。

 白色LEDは、実は元になっているのは青色LEDです。

 これに黄色に発色する蛍光体を加えて青+黄=白色に発光させています。

 初期の白色LEDは、青と黄色が分離して発光して見えたり、黄味が強すぎたりしましたが、最近の液晶用バックライト用に開発された白色LEDはそうした問題は解消されています。

 ちなみに、シャープのLX1,SE1シリーズでは、バックライト用の白色LEDは青色LEDに、黄色ではなく、RGB純色がバランスよく取り出せるようチューニングしやすい赤と緑の蛍光体を組み合わせたタイプとしています。

 従来の液晶バックライトの冷陰極管(CCFL)は水銀を含有していた関係で、水銀ランプのスペクトラムに似た、RGB純色以外にもサブピークを生じるような"雑味"のある白色となっていましたが、白色LEDでは純色RGBに綺麗な3つのピークが立ったスペクトラムとなります。

 白色LEDバックライト採用機のテレビ製品が、なんとなく「透明感のある発色」に見えるのはそのためだと思われます。

 ただ、白色LED採用機ならば全部か全部いいわけではなく、ボクが見ただけでもだめな白色LED採用機もありました。
 製造上の問題か、蛍光体のレシピの問題か、緑が黄味によった変なホワイトバランスの製品をいくつか確認しています。

 結局、映像機器選びの最後の背中の一押しは「自分の目」によるインプレッションで決まりますよね。



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