シャープのQuattronの追加1色はなぜ黄色になったのか

 AQUOS QUATTRON WATCHの第4回です。

 今回は、なぜシャープの4原色パネル(QUATTRON)の4つ目の原色として黄色が選ばれたか…という話題を取り扱いました。

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Aquos Quattron Watch第第4回~なぜ4原色パネルで黄色が選ばれたのかこのエントリーを含むはてなブックマーク
http://www.watch.impress.co.jp/aquoswatch/truestory/100902/index.htm

 詳しくは記事を参照して欲しいのですが、まず、自然界で目にすることになる物体色のうち、sRGB色域でカバーできないものの多くは黄色付近とシアン領域に分布していました。マゼンタ付近にもカバーできていない領域はありますが黄色とシアンほどではありません。

 そこで、黄色(Y)とシアン(C)が、赤緑青(RGB)の追加の2色として候補になりました。

 これが、もともとQUATTRONよりも先行して発表された5原色パネル(QUINT PIXEL)です。

 5原色パネルは今年のSIGGRAPHでも公開されて注目を集めました。

 この5原色パネルはRGB+CYで、このあと、4原色パネルQUATTRONの発表となるのでした。

 なぜシアンでなくて黄色の方を選択したかは、実はLEDバックライトの光特性に秘密があったのでした。このあとの続きは記事の方をどうぞ~。

 記事では、QUATTRON発表当時、意味不明だったシャープ側の「黄色の追加でシアンの再現性も向上」という売り文句の本当の意味も解説しています。



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