NVIDIA,DirectX 11世代の次世代GPU「Fermi」を予告~30億トランジスタ,512シェーダプロセッサ!

 9月頭にサンフランシスコ(サンノゼ)に行っていたのは、RADEON HD5000シリーズの空母上でのローンチイベント以外に、このFERMIの事前説明会に参加するためでもありました。

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http://www.4gamer.net/games/099/G009929/20090930012/

 アーキテクチャ上の特徴としては

・ストリーミングプロセッサ(SP)32基をひとかたまりとする
・それを起用する命令デコードユニットは完全デュアル化
・64ビット浮動小数点ユニットの廃止
・しかし、32ビット浮動小数点ユニットで2サイクルで64ビット浮動小数点を計算
・大容量768kBのL2キャッシュ搭載
・L1キャッシュは32基のSPで共有


 あたりが特徴と言えます。

 FERMIではF64ユニットは廃止されていますが、倍増したFP32ユニットで行うことになるので実質的にはFP64パフォーマンスは劇的に向上しています。

 CAE(Computer Aided Engineering)の世界ではFP64がしっかりしていないと価値が半減、もしくは門前払いなので、GPGPU至上主義のスタンスをとるNVIDIAとしては、ここにフォーカスした性能強化をしてきたことには首尾一貫性があります。

 NVIDIAは、より一層のスカラ化を推し進め、AMD(ATI)はGPUを始祖とするVLIWアーキテクチャをより進めた進化を遂げました。

 NVIDIAがスカラにこだわるのは、かつてのGeForce FXで採用していたVLIWアーキテクチャのパフォーマンスで痛い目を見ているからですが、一方、AMDはVLIWアーキテクチャの同時並列性が3Dグラフィックスには最適と信じて熟成を進めているという状況ですね。

 まあ、簡単にまとめると、NVIDIAはGPGPU重視になってきていて、AMDは3Dグラフィックス重視になってきているということでしょうか。

 CPUを持たないNVIDIAとしては次世代コンピューティング市場を切り開く上では理にかなった思想ですし、優れたCPUを持つAMDにとっては3Dグラフィックスをより極めて行きたいという思想なんでしょう。

 今世代は興味深い対決になってきましたね。

 いやぁ、GPUって面白いもんですね。

 では、また、お会いしましょう(笑)
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