[CES 2018]西川善司の3DGE:CES 2018でAMDは何を発表したのか

 毎年恒例のラスベガスCES取材ですが,平年と違うのは、会期前にAMDの先行技術説明会があったことでした。

 それらをまとめたのが2つになるのですが、どうも、近年、NDA(期限付きの守秘義務契約)を守らず、すぐに記事を上げてしまうメディアがあるらしく、それを警戒してプレスカンファレンスなのに一切の撮影を禁止するという変な事態になっていました。

 なので記事に使われている写真は公式カメラマンがアップした公式素材のみになっています。

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[CES 2018]AMDが「2018年の新製品」を予告。第2世代RyzenやRyzen Mobile,ノートPC向けVegaなどが登場予定
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http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20180108002/

 プレゼンテーションで示されるスライドの撮影もできないので、英語で話される内容を必死にメモをとるしかなく、そのメモを元に記事を起こすので大変です。

 NDA時刻直前にAMDからメールでPDFが配布されるというシステムになっていて、我々はなんのためにお正月からラスベガスの現地に来ているんだろうという感じでした。

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[CES 2018]西川善司の3DGE:CES 2018でAMDは何を発表したのか
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http://www.4gamer.net/games/300/G030061/20180108005/

 最近はAMDとNVIDIAが互いのイベント開催時期に合わせて競合製品を見せるイベントを「被せ開催」するイヤガラセ合戦があることもあったりして、この業界、もう少し節度が欲しい気がしています(笑)

 まぁそれだけ盛り上がっていることの裏返しなんでしょうけど。

 少なくとも今回のAMDの発表内容は単なる「2018年で何を出すか」の予告発表会だったので、AMDは普通にCESに参加してCESの枠組み内でプレスカンファレンスを普通にやった方が盛り上がったのではないかなぁ、と思いました。

 内容を見て分かるとおり、そんな厳戒態勢を敷いてまで発表する内容でもなかったわけですからね。
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バイオハザード7のサウンドチームがそのメイキングを実演。効果音に必要なのは糸こんにゃくとローション,洗面器!?

 MUTEK.JPというイベントの中で公開された「バイオハザード7」のサウンドメイキングセッションのレポートです。

 あまり、競合メディアが取材にきていなかったので、実害はあまりなかったですが、この原稿は11月初旬に入稿していたものなので掲載に二ヶ月近くもかかったことになります。


バイオハザード7のサウンドチームがそのメイキングを実演。効果音に必要なのは糸こんにゃくとローション,洗面器!?
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http://www.4gamer.net/games/346/G034629/20171113086/

 内容としては、映画のサウンドメイキング用いられているフォーリーサウンド収録の話や、ミュージックコンクレートと呼ばれるサウンドクリップベースの作曲による環境音楽系の話題などについて語られています。

 今では「そうだった」ということを覚えている人が少なくなっていますが、もともと西川善司は、コンピュータミュージック畑の専門家だったので(笑)、この手の話題は興味深く、そして懐かしく聞かせていただきました。

 レポートに熱が入り気味なのは、そんな理由からです。

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【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた!

 iPad Proに対応した本格ゲームコントローラー、GAMEVICE「GMV-GV161」の評価レポートです。

 iPad Proをゲームコントローラで挟んで任天堂Switchみたいにしてゲームをプレイできるコントローラで、実はLightning接続なので「ペアリング不要」「遅延なし」…と予想外によくできています。

 記事ではGAMEVICEコントローラ本体の機能紹介の他、実際に幾つかのゲームをボクがプレイし、その様子の動画を紹介して、使用感についても触れています。


【西川善司のモバイルテックアラカルト】第46回: iPad ProにGAMEVICEを合体させてゲーム専用機風に活用してみた!
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https://gamedeets.com/archives/333010

 ちなみに、このGAMEVICEコントローラ、上で「任天堂のSwitchみたいに」という表現を使いましたが、こうした画面をコントローラで挟み込むデザイン自体の特許自体は、GAMEVICE社の方が先に申請をしていたようで、なんとGAMEVICEは任天堂を特許侵害で訴えているんですよね。この係争の行方も気になるところです。

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我が家に「Xbox One X」がやってきた! 4K&HDR対応ゲームのすごさをあらためて体験

遅ればせながら、西川善司的Xbox One Xレビューです。

写真のXbox One Xが埃っぽいという指摘(笑)。
そうですね、これ新品じゃなくて評価機なんで、もともとごぎたなかったんですが、それを拭きもせず撮影した結果ですね(笑)

いかにも「おうちで使っている感の演出」というふうに捉えてくださいまし。

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【(善)後不覚】我が家に「Xbox One X」がやってきた! 4K&HDR対応ゲームのすごさをあらためて体験
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http://www.4gamer.net/games/990/G999025/20171220013/

さて、記事では4Kゲーミングの他、RGB101010出力がなぜかデフォルトになるUltra HDブルーレイ再生機能の話とか、4K/HDRのゲーム映像が1時間録画できる話とか、録画した4K/HDR映像はWindows PCにもって行けるとか、ゲーム以外の話題にも触れておきました。

Xbox One X、電源内蔵で小さいのがいいですね。

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JDI,画素密度約800ppiのVR HMD専用超高精細液晶パネルを発表。第2世代VR HMDは有機ELではなく液晶がメインに?

 シャープを除けば、ほぼ最後の日本の映像パネルメーカーJDIが、VR-HMD専用液晶パネルを発表しました。これに関して実際に発表会を見に行ってレポートしたのが下の記事です。

 発表された液晶パネルは3.6インチサイズで解像度は1920×2160ピクセル。画素密度は800ppi超です。

 Oculus Rift、HTC VIVEに採用されていた有機ELパネルは1080×1200ピクセルだったので、解像度的には約3倍以上高いものになります。というか、RiftやVIVEの有機ELパネルはペンタイル配列だったので緑サブピクセルしかフル解像度分存在しなかったので、JDIが発表したパネルは実質的には4倍近く高解像度だと言ってもいいと思います。

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JDI,画素密度約800ppiのVR HMD専用超高精細液晶パネルを発表。第2世代VR HMDは有機ELではなく液晶がメインに?
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http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20171213130/

 2018年以降の新世代VR-HMDでは、有機ELパネルの高解像度化が見込めないことから液晶化の流れが来ると言われていましたが、今回の発表は、これが現実になりそうな動向の1つといえそうです。

 ちなみに、シャープも昨年と今年、1000ppiクラスのVR-HMD専用液晶パネルの試作品を発表していますね。

 詳細は記事の方をどうぞ。
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「ゲームの画質が良くなる」と謳われるHDMIケーブル,その実力は?

 アメリカのベンチャー企業マルセイユ(Marseille)社が発売した映像エンジンチップ内蔵のHDMIケーブルの紹介です。

 Gaming Editionはジャギー低減、Cinema Editionは超解像処理的なことをやるHDMIケーブルでした。

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「ゲームの画質が良くなる」と謳われるHDMIケーブル,その実力は?
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http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20171201096/

 ちょっと残念なのは、4Kには対応していないところと、このケーブルを4K機器に接続すると、フルHD接続にまで制限されてしまうところですね。

 ここが拡張されると、もう少し汎用性が上がるのですげれどねぇ。
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【西川善司】「お出かけ多画面」のススメ2017年版。ASUSのポータブルディスプレイ「MB16AC」で快適な出張多画面ライフを過ごしてみた

 ASUSのモバイル液晶ディスプレイ「MB16AC」の使用体験記です。

 USBケーブル一本で接続して使えるフルHD解像度の15.6インチUSBディスプレイ製品はどの程度使えるのか。実際に国内外の出張に持っていって使ってみました。

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【西川善司】「お出かけ多画面」のススメ2017年版。ASUSのポータブルディスプレイ「MB16AC」で快適な出張多画面ライフを過ごしてみた
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http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20171108081/

 軽量で画質も悪くないですし、とてもよい製品なんですけど、DisplayPort Alt Modeに対応したUSB3.1端子を搭載していないとフルスペックでは使えません。

 ここはちょっとしたチェックポイントです。

 意外に対応したノートPCって少ないんですよね。
 対応していない場合は、USBディスプレイの定番、DisplayLink方式で接続することになりますが、この方式で接続するとホストPC側のプロセッサに負荷が掛かります。

 汎用性を考えるとやはりHDMI端子は欲しい気がしましたねー。

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【PR】思わず本気で使い込んでしまった,アイ・オーの「GV-USB3/HD」。HDMIキャプチャデバイスの本命か?

 アイオーデータ機器のHDMIキャプチャデバイス「GV-USB3/HD」を紹介しました。

 フルHD(1080p)、60fpsで録画ができる、最近としては定番標準スペックの製品になります。

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【PR】思わず本気で使い込んでしまった,アイ・オーの「GV-USB3/HD」。HDMIキャプチャデバイスの本命か?
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http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20171017106/


 けっこうまじめに使い込んでしまい、変に凝ったゲーム実況ムービーを作ってしまいました。

 たとえばこれです。



 こんなに時間かけてビデオ作っても原稿料はそんなに高くないんですよ(笑)
 もう少し、効率を考えて仕事しないとです。
 編集部もここまでのを作らなくてもよかったのに、とかいってましたし。

 この製品、ハードウェアエンコーダーは搭載しておらず、基本、ソフトウェアキャプチャなので、安定して運用するには、比較的高い性能のCPUやGPUが必要です。キャプチャ品質によってはストレージ性能も高い性能のものを用意した方がよいとおもいます。



 付属ソフトは基本キャプチャ用のものは初心者に使いやすくよくできています。
 ビデオ編集ソフトは「PowerDirector 14」が付属していて、こちらも色んな機能が搭載されていて、凝り出すと、面白くなってきますね。
 上で制作した「アンチャーテッド 古代神の秘宝」の実況ムービーも、やりすぎなくらい字幕や図版を入れたりしていますが、これらは全てPowerDirector14の機能を活用して実践しています。
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【西川善司】4Kテレビをディスプレイとして選ぶときに理解しておきたい「倍速駆動」の話。「多画面環境2017」の話題を添えて

 7画面仕様のメイン画面ディスプレイとして東芝の4Kレグザ「40M510X」を導入した話を書きました。



 40インチの4Kテレビは、ドットバイドット表示にすると丁度よい大きさで、いわば20インチのフルHDディスプレイをベゼルレスで「田」の字的に並べた状態と同じになるためワイドなデスクトップを使いたい人にはお勧めです。

 これ以上大きくなると、視距離50-70cmで使うにはやや大きすぎると思います。


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【西川善司】4Kテレビをディスプレイとして選ぶときに理解しておきたい「倍速駆動」の話。「多画面環境2017」の話題を添えて
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http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20170912110/

 そして、今回は「倍速駆動テレビの遅延が遅いのはなぜか」「"非"倍速駆動テレビの方が低遅延なのはなぜか」についての記述的解説を行いました。

 記事中にあるこの図について編集部から「液晶ディスプレイはラインごとに表示されているわけではないのでは?」という疑問が寄せられましたが、確かにその通りで、この図は概念的な説明をしています。

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 実際の液晶ディスプレイは、1フレーム分の映像がたまったときに一気に表示を仕掛けます。

 しかし、それでも、結局、HDMIケーブルを流れてくる映像データは一次元的なストリームデータ(いわばスキャンライン相当の映像情報)です。

 ブラウン管ではこのスキャンライン分のデータをもらったそばから表示を仕掛けますが、これを液晶ディスプレイでは溜め込んでから表示します。

 しかし、いずれにせよ、120Hz倍速駆動の液晶ディスプレイでは、バッファにたまった映像を8.3msごとに表示してしまうので、16.67msかかってやっと1フレームの映像が伝送し終わる60Hzの映像表示とはタイミングが合わないのです。だから、この図のように60Hzでいうところの0.5フレーム分、8.3msの遅延を与えて、60Hzの半分の映像データが届いてから表示を開始するのです。なお、このメカニズムを採用していることは某テレビメーカーにも確認済みです。

 まあ、東芝レグザは、倍速駆動モデルでも、この理論値に近い0.5フレーム遅延を実現しているので、低遅延にこだわるゲームファンでも問題ないとは思います。
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ゼルダセッションの画像カット事件への4gamer編集部がユニーク

 先日話題になったCEDEC2017の任天堂/ゼルダの伝説関連セッションだけ「国内メディアの記事から画像が消える」事件ですが(一部の編集部は要請に応じず)、4gamer編集部が面白い対応をしてきました。

 興味がある人は、今一度、下記の記事を見てみましょう。


[CEDEC 2017]「ゼルダの伝説BotW」の完璧なゲーム世界は,任天堂の開発スタイルが変わったからこそ生まれた
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http://www.4gamer.net/games/341/G034168/20170901120/

「スライド写真が全て削除されたから、もう記事に書いてあることが、なにがなんだか分からない」とはもう言わせない!?

 そんな心意気を感じる再編が行われたようです。

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 こんな感じで、わざわざ編集部側のデザイナーで当日のスライドっぽいものを再現で描き起こして記事に埋め込んだのですね。

 ここまでやるとは思っていませんでした(笑)



 記事末尾の

※2017年9月12日追記:スライド画像を削除したことで意味が通りにくくなった部分について,4Gamerで独自に模式図を用意しました。

という断り書きには、負けん気が感じられますね(笑)

 「今後、任天堂のセッションには法廷イラストレーターの同行が必要かも」というジョークが飛び出してきそうですが、今回の一件で、任天堂は来年の参加があるのかどうかも分からないですからね。

 業界の常識として改めて言うまでもないでしょうが、もともと任天堂はCEDECの運営組織であるCESAとはその歴史的な事情で仲がよくないですし。CESA主催の東京ゲームショウに任天堂が出展しないのはそういう事情ですから。

 個人的には、来年のCEDECでは、スプラトゥーンシリーズのセッションをやって欲しいところですけど。
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