バイオニック・コマンドーはディファード・レンダリングを実装

NVIDIAの秘密カンファレンスの原稿第二弾です。

秘密カンファレンスのメインのお題のお披露目はNDAの関係でもうちょっと後ですんで、今回は今日NDA切れとなった「バイオニック・コマンドー」のGeForce最適化の話を書きました。

バイオニック・コマンドーはカプコンのファミコンゲームの「ヒットラーの復活」のアレンジ・グレードアップ版リメイクなんですけど、開発をスウェーデンのGRIN社が担当しています。

グラフィックス/ゲームエンジンもGRIN社のオリジナルのものだそうでカプコンブランドで発売される本作ですが、MTフレームワークは使っていないとのことでした。

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4Gamer.net ― カプコンの新作,「BIONIC COMMANDO」の詳細がNVIDIAのイベントで紹介(Bionic Commando)
http://www.4gamer.net/games/044/G004403/20080603039/

振り子アクションと、フル物理シミュレーション+アニメーションの合成といったあたりがトピックとなるんですけど、興味深いのはディファード・レンダリングのパイプラインを実装しているところでしょうか。
先行Zバッファレンダリングだけじゃなくていろいろとやっているようです。
また、ディファード・レンダリングと相性の悪いとされるMSAAも実装していると強調していました。

ゲームに差異はなさそうですが、PC版は地味にハイテクに仕上がっていそうで楽しみですね.



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