サムスンPVAを斬る! 最新版 液晶パネル技術の全解説

 マイコミジャーナルのサムスン特集ページ向けに、液晶パネルの原理解説の記事を寄稿しました。

 初出時、図の配置間違えがあったり、編集前の日本語表記がそのまま掲載されてしまったり、と読みにくい部分がありましたが、読者さん達からの指摘で今は訂正されているようです。

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http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/09/03/lcd/index.html

 内容的には、TN型液晶、IPS型液晶、VA型液晶の基本原理を解説した上で、サムスンのPVA液晶が、通常のVA液晶とどう違うのかまでを解説しています。

 サムスン自身は日本のテレビ製品事業からは撤退していて、今はPC液晶モニタ製品に特化した日本市場展開をしていますが、サムスンのPVA液晶はソニーのブラビアシリーズや、東芝レグザシリーズにも採用されていたりするので、意外に目にする機会が多いんですよね。

 例えば東芝のCELLレグザはサムスンのPVA液晶です。

 PVA液晶の特徴は画素を間近で見たときに、サブピクセル形状が「く」の字状になっています。下はそのCELLレグザのPVA液晶パネルの拡大写真です。

cell_dgp03.jpg

 テレビ売り場に行ったときには近づいてみてみるといいでしょう。

 ソニーのブラビアの一部のモデルはシャープのUV2Aパネルを使い始めています。これも店頭でチェックしてみましょう。

 慣れればサブピクセルを見るだけでどの液晶パネルが分かるようになります。
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