きみがぼくをみつけた日「タイムトラベラーズ・ワイフ」を見たら

 今回、サンフランシスコで購入した米国版の「Time Traveler's Wife」のブルーレイを購入したら、なんと、普通に日本語字幕が入ってました。最新洋画ではこういうこと珍しい。

 日本での劇場公開時の邦題は「きみがぼくをみつけた日」という、なんとも女性向けを意識したタイトル付けがなされちゃってますが、原題を直訳すれば「タイムトラベラーの妻」です。

 この作品、恋愛をテーマに基軸に置くもののれっきとした「タイムパラドックス」ものになっていて、SFファンにもかなり楽しめる作品となっています。



「きみがぼくをみつけた日」
http://wwws.warnerbros.co.jp/thetimetravelerswife/

 主人公は、普通に自分が生きている基本時空はあるのですが、気を許すと、短時間だけ、未来や過去にランダム・タイムスリップしてしまう特殊な病気に悩んでいるイケメン男性です。

 男は、この症状については誰にも話さず、図書館で司書をして暮らしていますが、ある日、図書館に、美女が訪ねてきて「あなたに会うのを夢見てたわ」と話しかけられるなり、抱きつかれてしまいます。

 さらに「なんて若いの?」とうっとりした表情で顔を触られてしまいます。

 妄想系少年ラブコメの始まり方ですよ(笑)

 どうも、彼女は自分のことをかなり知っているようですが、イケメン男は彼女のことを知りません。しかし、次第に心を通わせていき、付き合ってすぐに結婚にまで至ります。

 「いい? これはアナタが考えた計画なのよ」という彼女。

 彼女はだれなのか、そして恐らく未来の自分が立てた計画の全貌とは?


 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と「イルマーレ」を掛け合わせ、隠し味に「ベンジャミン・バトン」を加えたような不思議なラブストーリーで、SFファンに特にお勧めしたい一作(カップルでSFファンだったら最高に楽しめるかも?)

 で、2人が、一緒に住み始めて、初めてクリスマスを祝うシーンに、こんな勘違い日本ネタが!

DSCN7263.JPG

 キャンドル・ディナーの飾り付けが「クリスマス商戦!!

_DSCN7262.JPG
 今年のクリスマスの飾り付けはコレで決まり(ビシ!!)

【補足】ちなみに、彼女は前衛美術のアーティストという設定なので、横に描かれている謎の緑の落書きと共に、これは彼女の作品である可能性が高い。

time.jpg
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