藤子Fワールドの根幹に切り込んだ最高傑作「ドラえもん のび太の新恐竜」はすごいぞ

「ドラえもんてなんでのび太のところに来たの?」
「ドラえもんってときどき『過去の歴史を変えちゃいけない』
というけど、のび太の未来を変えている自分はなんで見逃されているの?」
この質問に対する答えが今まで見つからなかったし、この質問はドラえもん世界においては「最大のタブー」とされてきた。
しかし、今夏公開のドラえもんの映画ではそれが全て説明されることとなった。
模範解答はこうだ。
「それはね。ドラえもんがのび太のところに来ないと地球上に人類が誕生しないからさ。あと鳥もね」

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大ヒット上映中!『映画ドラえもん のび太の新恐竜』公式サイト
https://doraeiga.com/2020/index_pc.html

今年のドラえもん映画は凄かった。多分、ドラ映画史上最高作だろう。
しかも見る人の年代によって感じ方が違うように作られているのが凄い。若い世代には動物?との友情。
しかし、藤子Fファンにとっては藤子Fユニバースの根幹を説明するエピソードになっているのだ。

さて、「のび太の恐竜」(1980)は、2006年にも「のび太の恐竜2006」(いわゆる新・のび太の恐竜)としてリメイクされていて、今作は「新」の位置が移動して「のび太の"新"恐竜」となったわけだけど、実際、見どころは「新しい恐竜」という意味の「新恐竜」となっているところに秘密がある。

恐竜は鳥の先祖であり、恐竜と鳥を繋ぐ中間的な生き物としては「始祖鳥」という生き物が過去存在したことが広く知られているが、もう少し「恐竜寄り」の中間的な生き物が存在が確認されてもいいはずなのにこの事例が少なすぎるという実態がある。いわゆる「古生物のミッシングリンク」というヤツなのだが、今回のドラ映画はなんとここにスポットをあてている。

でもって、6600万年前、よく知られている定説の隕石事変で恐竜が絶滅して鳥類の先祖となる恐竜が生き残るわけだが、今作のドラ映画はここの秘密にも独特なSF解釈で説明を行っている。

また、現代の古生物学の考え方とは大きく違っているが、今回のドラ映画では鳥類の先祖、つまり恐竜と鳥類を繋ぐ、このミッシングリンクから人間の先祖が進化したという解釈をほのめかしている。
ここが大胆で、鳥類と人類が「なぜ他種族を思いやれるのか」という精神構造を持つことになったのか…これが今回のドラ映画のメインテーマとなっているのだ。

そして、藤子F先生の世界ではおなじみ、タイムパトロール(TP)が今回の映画でも登場するが、今作では、なんと隠れた名作「TPぼん」で頻繁に登場したアイテム「チェックカード」が登場!!!

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人類の歴史に大きな影響を及ぼす人物かどうかを検証できるあのガジェットが登場したのだ。
当然、それを向けられる相手はのび太、その人である。

して、その反応はTP隊員も腰を抜かすほど大きな反応だった。

そう、のび太は実は人類誕生を大きく促した「神」だったのである!! 

どういうことかは映画を見てのお楽しみ。このあたりのシーンは唐突な展開でコアな藤子Fファンでないと何が起きたのか理解できないと思うので、映画未見の人は予備知識として覚えておいてもらいたい。

そして、ここで「ドラえもん」という作品の、これまで残されてきた大きな謎(冒頭で挙げた矛盾)の説明が付くのである。

(1)TPは歴史の改編を許さない

(2)ドラえもんが22世紀からやってきてのび太の人生を変えることは見逃されている

(1)と(2)は大きく矛盾するのだが、今回のドラ映画でこれが間接的に説明されたこととなるのだ。

20世紀ののび太のところに22世紀からドラえもんがやってこないと人類(あと鳥類)が誕生しないのだ。

どこまで考えてこのシナリオを作ったのか分からないが、かなり衝撃的な今回のドラ映画。見ないわけにはいかないですよ。


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ドラえもん映画「ドラえもん・のび太の宝島」を見て分からなかったこと

実はハードコアSFの映画ドラえもん。

今年も見てきました。
昨年のタイムパラドックスを使った謎はちびっ子置いてけぼりでとても素晴らしいシナリオでしたが、今年の「ドラえもん・のび太の宝島」は、いろいろとよく分からないことがあるのでヘルプ!!

★以下、ネタバレ前提の質問です

(1)シルバー/フロックたちの未来海賊一味はなんのために過去未来を往来して宝物を集めていたの? 方舟計画なので、動植物を捕まえてくる意味は分かるんだけど、宝物を回収する意味がよくわからない。ボクは、各時代にタイムパラドクスを起こさずに各時代で通貨として使える「金」(Gold)を得るためかな、と考察したんだが。

(2)未来海賊一味は、遙か未来に環境破壊が進んで滅亡してしまう地球から脱出するために地球の地核のエネルギーを集めていたわけだが、それってそっちの未来でもできることじゃない? 「全部の地核エネルギーを奪うつもりはない」とか言っていたし、なんで現代21世紀にきて奪う必要があるのか

(3)まあ何らかの理由で「21世紀の地球の地核エネルギー」じゃないとだめな理由があったとして、それを回収しちゃったら、地球の自転速度が変わって地球の破滅が当初より早まって、そもそも、未来海賊が誕生する23世紀だか24世紀の未来そのものがこなくなるというタイムパラドックスについて、未来海賊は理解しているのか? 彼ら一味はもともとは科学者だったはずなのに?

(4)ラスト。未来海賊とドラえもん一行が和解して、未来海賊の船長シルバーと、その息子フロックたちとの親子問題も和解してハッピーエンドを迎えるけど「さようならー」って消えていく未来海賊一行は、一体どこに旅立って行ったの? 地核エネルギーを使っての宇宙移民計画はダメになったわけだから、行き先のあて、ないと思うんだけど...

(5)地核エネルギー利用計画がのび太達の活躍によって阻まれたので、世界線の変貌は起こりえず、ドラえもんが誕生する22世紀と、もらい海賊が誕生する23世紀か24世紀もやってくるはずなので(3)で心配していたタイムパラドックスは回避されたけど、遠い未来の地球が滅亡することはなんも解決していないはずなんだけど、これってどうするの?

いちゃもんをつけているわけじゃなくて、本当に分からなくて聞いているので、見たひとで「あそこはこう説明がつくのよ」「劇中で語られてたでしょ」などなど、分かっている人がいたら教えてください!!!

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ジュラシックワールドを見てきた

SIGGRAPH2015で「ジュラシックワールド」のメイキングを見て、幼児がまたがるトリケラトプスがじつは 四つん這いのオッサンにCG被せたものだったという笑劇の事実に感動したこともあり、本編を見てみた。

今回のジュラシックワールドは、ジュラシックシリーズ4作目なんだよね。
前作の「3」はなんと2001年だったから実に14年ぶりの新作。



今回は映画の世界ではあの惨劇から22年が経過している設定。
ジュラシックパーク3は、世界設定上、表沙汰になってない事件のはずだけど、とはいえ、「2」でサンディエゴの街にティラノサウルスがやってきてたくさん人が死んじゃった事件があったはずなのに、よく、また恐竜パークを作るよね…とは思う。

ただ、あれか。原発の恐怖をあれだけ思い知らされたのに、4年後にさっさと再稼働させちゃう我が国よりは長く我慢したとはいえるかな(笑)

1と2ではティラノサウルスがボス恐竜として描かれて、「もう、ティラノ最強なのね はいはい」と飽きられ気味だったので、3では、スピノサウルスを登場させたんだよね。ボクも恐竜オタクが少し入っているので、当時は「おお!! いいチョイス」とおもった。1,2で大暴走したティラノサウルスが、スピノサウルスにボコボコにされる様子は感動したもんです。「3」の冒頭付近のそのシーンだけでも「買い」かなとは思うんだけど、3は物語的には、強すぎるスピノサウルスの収め方を思いつかなかったらしく「火を怖がって逃亡」というオチを付けて消化不良だった。




で、今回のジュラシックワールドでは、どの恐竜を登場させるのかと思ったら、様々な種を合成して作った新種のキメラ恐竜ときた。体温を調整して赤外線カメラを騙し、カメレオンのような擬態能力があり、ヴェラキラプトルなみの知性を備え、ティラノサウルスを超える凶暴性を備えているという設定。

「そんなことしたら何でもありじゃん!」という観客の声に応えるかのように、劇中、インジェン社の研究者は「何を言うか、ここにいる恐竜は最初から全て遺伝子操作で作り上げられたものたちじゃないか」「お前らが、もっと強い恐竜を、もっと歯の多い恐竜を…というからそれに答えただけだ。私は悪くない」と制作者側の思いを代弁するカットはなかなか笑えます。

さらに、物語の鍵を握るイケメンヒーロー役は元軍人の恐竜使いという設定で登場する(笑)。なんと、彼はヴェラキラプトルを手懐けられる能力の持ち主。以前テレビで見たバナナワニ園の飼育員のインタビューでの「タマゴから育ててるのに、隙を見せるとすぐにオレを食べようとしてくるんだ、コイツラ」という発言を彼に聞かせたいところだが、彼の信条は「恐竜との信頼関係さ」だそうな。



この二つの新設定は賛否はありそう。

1つめの遺伝子操作のキメラ恐竜なんだけど、これは個人的にはまだ早いと思ったかな。

棲息時代を考慮しなければティラノサウルスに対抗できる恐竜としては他に、アロサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス 、マプサウルス、アルバートサウルス、ゴルゴサウルス、ダスプレトサウルス、アクロカントサウルス、アベリサウルスとかがいる。3に登場したスピノサウルスは魚食ってたと言われる種類で、たぶん、本物はティラノサウルスに勝てるわけはないんだけど、そういう部分は別にいいんだよね、脚色で。だから3のスピノサウルスは格好良かったし。

ちなみに、劇中では全く語られていなかったけど、今作のキメラ恐竜にはギガノトサウルスの遺伝子も入ってるという設定なんだって。あーあ、もったいない。単体で登場させれば良かったのになぁ。

そういや、ギガノトサウルスは、ゲーム「ディノクライシス」でティラノサウルスをボコボコにしたよね。



2つめの恐竜使いの設定は、今作の「結局、曖昧な信頼関係しか気づけなかった」というオチは良かったと思うので今作限りだったらいいけど、次回作以降も続くんだといやかなぁ。

結局、今作で最強として描かれていたのは水棲恐竜のモササウルスで、今作で暴れ回るキメラ恐竜を仕留める役割を果たすわけだが(3のスピノサウルスみたいに消息不明にはならない)、モササウルスみたいな大型の水棲恐竜で、ああいったワニ型フォルムのヤツラには他にもクロノサウルス、リオプレウロドンとかがいるけど、ショニサウルスみたいな魚竜系の恐竜を今後、出してみるのもいいかも? と思ったり。 ただ、映画的にはジョーズみたいになりそうだけど(笑)

とにかく、今作「ジュラシック・ワールド」はオススメの映画です。
IMAXの3D対応劇場で見ることをお奨めします。

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キアヌ主演の新作映画「JOHN WICK」はTPS!?

日本では今秋公開の「JOHN WICK」を見た。



主演は日本人が大好きなキアヌ・リーブス。
内容はクライブ・オーウェンの「Shoot 'Em Up」に近い、良い意味での完全オバカ・ガンアクション映画だった。



単位時間あたりにキアヌが撃ち殺す悪者の数は、彼の代表作「マトリックス」を遙かに超えており、あっちは仮想世界だったのに現実世界の本作であの射殺レートを上回るとは思わなかったよ。



いや、ほんと。
 ほとんど、三人称シューティングゲーム感覚。

 よくよく考えると、妻を失った伝説のガンマンのキアヌが、巨大な組織相手に一人で立ち向かうという本作のひねりなしのシンプル・ストーリープロットは、三人称シューティングゲームの名作「マックスペイン」と同じだ。



 ははあ。

 かつて映画化されてコケた「マックスペイン」よりも、こちらの方がガンアクションも含めてマックスペインぽいのである。



 この映画を見るときには、お気に入りのゲームコントローラを持参で行くべし。

(既に北米ではブルーレイ化されて発売済み。ボクもこちらで見ました)

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変形しません

10157122_736083553138703_3486889033269321257_n.jpg 秋葉原ソフマップにて。
 よっぽど買おうかと思ったけど、思いとどまった。

 値段、意外に高いし。



 アマゾンだと安いな。
 でも買わない(笑)

 にしてもトランスフォーサーってどういうスペルなんだろうか。
 英単語にないよね。
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ディズニー映画の3D版単品を2160円で買う方法

 ディズニー日本法人は映画ブルーレイの3D版を、ぬいぐるみとかフィギュアとかその他のおまけ/付録を同梱させた数量限定のオールインワンセットにだけ付属させる販売方式を取り始めています。



 これらはAmazonなどでも予約できますが、発売日後は入手性が困難になりますし、そもそもそういうおまけに興味がない「3D版ブルーレイだけ欲しい人」にとっては「余計なおまけを買わせられてる」感が強くあまりいい印象が有りません。

 しかし、数量限定のオールインワン版を購入せずに3D版ブルーレイを購入する方法はあります。

 通常版【2D版】を購入し、封入されている3D版特別通販サイトのURLにアクセスし、通販で3D版を購入することができるようになっています。

 価格はどのタイトルも2160円(税込、送料無料)です。

 海外ではこういう販売方法をとっていないですし、はっきり言って二度手間です。

 ディズニー日本は、「モンスターズ・ユニバーシティ」あたりからこの販売方式をとっていますが、Amazonのレビューやその他のネットの反応を見る限り、これに対してかなり批判が噴出しています。でも、ディズニー日本はこの販売方式に手応えを感じているようで、変えるつもりはないようです。

 ただ、実は、この3D版特別通販サイトは、クーポンコードなどの入力も求めてこないので(もともとそんなものはないですが)、通常版2D版の購入者でなくてもアクセスができ、普通に3D版を単品で2160円で通販購入できます。

 3D版はテレビやプロジェクタ側で3D表示をキャンセルすれば、2D版としても楽しめますし、2160円は店頭売りの2D版パッケージよりも安いのでお得です。

 こんな感じで「アナと雪の女王」も3D版が2160円で単品購入できます。

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アナと雪の女王 3D
http://www.disneystore.co.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=VWBS5333

 このサイトの見つけ方ですが、Googleなどで

「タイトル名 3D MovieNEX購入者限定商品」

と検索すると見つかります。

 基本的にディズニーの公式サイトのトップページからはリンクされていないようなので、この方法を使わなければたどり着けないようです。

 でも、既発売タイトルならば、この方法で普通に見つかります。

モンスターズ・ユニバーシティ 3D
http://www.disneystore.co.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=VWBS1498

マイティー・ソー/ダーク・ワールド 3D
http://www.disneystore.co.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=VWBS2917

プレーンズ 3D
http://www.disneystore.co.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=VWBS1525

キャプテン・アメリカ /ウィンター・ソルジャー 3D
http://www.disneystore.co.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=VWBS2922


 この販売スタイルは、考え方によっては、安価に3D版だけを購入できるので、むしろディズニー日本としては3Dファンに対する心遣いなのかも知れません。

 今後も続けていって欲しいとさえ思えますね。

 以上豆知識でした(笑)
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「SPLICE」というSFホラー映画がアホ面白い(ネタバレあり)

 テレビやプロジェクタの評価では、決まり切ったテスト映像を見ているだけではつまらないので私物の「積み映画」を消費します。そんなこんなで、プライベートで見るのも合わせると1年間に多分150本くらいは映画を見てますが、そのうち20%くらいがアメリカ出張の際に見つけてくるワゴンセールのバカ映画です。

 今回、見たのはSFホラー映画「SPLICE」のブルーレイ。これは先日のカナダでのSIGGRAPH出張の際に800円程度で買ってきたものです。日本だとDVDしか出ていないみたい。



 主人公は、製薬会社の研究所に勤める2人の恋仲同士の男女の天才(?)バイオテクノロジー研究者です。
 彼らは人間の病気の治療のための新薬を、様々な生物の遺伝子を複合させたキメラ的生物のタンパク質から作ろうとしますが失敗してしまいます。
 調査の結果、2人は、その生物から人間の病気の治療薬を合成するには人間の遺伝要素がないとダメだという仮説に辿り着くのでした。
 それはすなわち、既に実験失敗済みのキメラに人間の遺伝子を組み込んだ生物を誕生させると言うことです。

 道徳的に許されるのか。

 しかも、実験に一度失敗しているそのキメラってのが…鳥+魚+馬+カンガルー+トカゲ+カタツムリ+植物の合成生物で、つまりそれを人間化するってことです。

 それこそ、歴代のマッドサイエンティスト達が「やめてぇぇぇ~」と、こぞって泣きじゃくりながら引き留めてきそうなぶっ飛んだ計画といえます。

 やるか、やめるべきか。ベッドでいちゃつきながら悩む男女の研究者。
 そのシーンがこちら。

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 壁に変な日本語台詞いりのアニメ顔のタペストリーが!?

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 ナニコレ!! 
 ダレガクルノ!?

 そういや、「きみがぼくをみつけた日」でも、ダイニングに変な日本語いりタペストリーを掲げていたけど、流行っているのか!?

 こんなクレイジーな寝室で考えたせいなのか、とち狂った2人は会社にないしょで計画を実行に移します。

 誕生した「鳥+魚+馬+カンガルー+トカゲ+カタツムリ+植物」人間は、最初は不気味な目つきの、鳥足と強靱な尻尾のついた不気味なアザラシみたいなクリーチャーでした。しかも尻尾の先には毒針が!

 会社にナイショにしているんですが、研究室から変な鳴き声が聞こえてきちゃったりして、社内の同僚達も「なんだあれ?」みたいな反応をし出すんですが、主人公の男女研究者は、幼児レベルの機転を利かせて、社内に流れているBGMの音量をアップして漏れてくるキメラの鳴き声をごまかします。同僚達も音楽の音量が上がって上機嫌に(笑)

 この会社のお馬鹿率、業界トップです。間違いなく。

 キメラは数週間で成人化し、なんとデルフィーヌ・シャネアック(Delphine Chaneac)が演じる美女クリチャーに変貌します。

 以降、彼女、基本素っ裸でキメラを演じます。
 「どうしてこの役、Okしちゃったんだろう」っていう後悔の念は感じられず、デルフィーヌも、なんとなくのりのりです(笑)

 ここからは視聴者のお父さん達は「うほっ」て大喜びのはずです。だってデルフィーヌ・シャネアックのオールヌードを「見ているのはエロビデオじゃなくてSF映画だもんね」という大見得の下で見ることが出来るわけですから。

 ただ、デルフィーヌが出てきてからは物語が急転回していきます。

 このクリーチャーに組み込んだ人間の遺伝子ってのは、実は女研究者自身の遺伝子だったんです。なので(?)デルフィーヌ・キメラは、必然的に男研究者のことを好きになってしまうんですな。

 ほほう、ということは、フランケンシュタイン的な、結ばれない悲恋の物語になるのかね…と思ったら、男研究者はあっさり・かる~く女キメラの誘惑に負けて、やや食い気味に「本命の彼女ぉ、ごめんよぉぉー」っていいながらデルフィーヌ・キメラに覆い被さっちゃいます。

 全世界の女性から「男ってヤツは…」という声が聞こえてきそうですが、ただ、よくよく考えると、女研究者への不貞・浮気とか言う倫理感はもはやどうでもよくて、「男研究者さんよ、それって人としてどうよ」…という感じなわけですよ。

 と、まあ、視聴者の抱く「気持ち悪さ」は、この辺りでMAX近くになります。
 それにしても、これって獣姦のカテゴリーになるんですかね。
 相手、魚とカタツムリ入ってますよ?

ボクもかなり「気持ち悪りー」とかいいながら見てましたが、デルフィーヌ・キメラが恍惚の表情でイきながら、同時にバサっと身体から昆虫みたいな羽根を広げてどや顔するところでは大爆笑しました。デルフィーヌってば、かなりの床上手みたいです(笑)

 ただ、ここで、笑っていては身が持ちません。

 ジャ~ン!!

 実は、女研究者が、男研究者とデルフィーヌ・キメラとの行為の一部始終を絶句状態で見てしまっていたんです!

 しかも、女研究者は、実は男研究者の子供を授かったばかりでした。

 女性にとって人生で一番ハッピーなひとときを愛する人と分かち合うつもりが、「鳥+魚+馬+カンガルー+トカゲ+カタツムリ+植物」女に恋人を寝取られる場面に遭遇することになった彼女…。

 どんな修羅場やねん
 
 昼ドラ「真珠婦人」の次元を遙かに超えた愛憎劇の開幕です。

 このあとも物語は展開して行き、種族を超えた訳の分からない三角関係は最後に驚きの大団円を迎えます。まぁ、そのあたりは実際に映画の方をご覧下さいませ。

 多分、この映画、テレビじゃ絶対放映されないと思います(笑) 女囚ものを放映するテレビ東京ですらもためらうはず(笑)



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ハリウッドで「プラレス三四郎」を実写化!?

 いや、「REAL STEEL」というオリジナル作品なんですけどね。

 で、こっちはボクシングだと。



 ネタ映画と思いきや、結構真剣みたい。
 ヒュー・ジャックマン主演。ドリームワークス製作。

 日本での公開は2011年12月らしい。

 日本への変なリスペクトがあるのか、主役メカ(ではないらしい。後述)のボディペイントが「超悪男子」ときた。

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 これは必見だ。

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 色んな意味で。

 ちなみに、主役メカは、下記の予告編によれば、オーバーホールされたスクラップのスパーリングロボとなるようだ。



 ストーリー的にはロッキーのような復活サクセス・ストーリーみたいな感じ?

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スカイライン-征服

 「スカイライン」と言っても車じゃなくてSF映画です。

 日本では本日から公開ですね

 アメリカでは2010年に公開されているので北米版のブルーレイをこの間の出張で買ってきて見たのですが



 「インディペンデンスデイ」とか「宇宙戦争」と同じ着想で、突然エイリアンがやってきて地球上を破壊しまくるという内容で、ストーリーとしてはそれ以上でもそれ以下でもないです

 面白いのは、エイリアン軍が人間を、青い光で呼び寄せて(まるで虫扱い(笑))、掃除機のように吸い込んでしまう兵器をもっているところ。
 巨大生態ロボみたいななのも持っていて、デザインは、なんだかGears of Warみたいで親近感を覚えます。

 インディペンデンスデイとは違って、今回のエイリアンは、人類最大の兵器、核攻撃への耐久力まではないのですが、自己修復能力で人類に挑んできます。

 エイリアンは、回収した人類をどうするかというと、脳みそだけ摘出して身体とかの方は破棄してまうんですね。油とかヒゲとかだけとって、肉とかは破棄してしまっていた西欧の捕鯨なんかを思い起こさせます。

 エイリアンが人間の脳にだけ固執する着想は「ヒドゥン」とにていますが、あっちのエイリアンは脳内麻薬云々の話だったのに対し、こっちのエイリアンは脳そのものを思考パーツとして再利用する設定です。

 一般市民の視点で逃げ回るだけのパニック映画なので、雰囲気は「クローバー」とよく似ています。というか、主人公達は、高層マンションから観察するばかりで、結局、最後まで一歩も外に出ないので(笑)、映画史上類を見ない「引きこもり系宇宙戦争パニック映画」ですね。斬新。

 エンディングについては「クローバー」ほど「置いてけぼり」感はなく、本当のラストのラストには希望もある…が「2」は作られまい…といった感じ。

 物語を重視する人にはお勧めしませんが、こういうエイリアンがやってきたらこうなるだろうなー…という良い意味で冷徹なシミュレーション映像として楽しむにはいい感じ。制作側が、主役を務める俳優陣に全て無名俳優を起用したのはそのためだでしょう。

 で、面白いのは、このスカイラインを手がけたストラウス兄弟が、同じロサンゼルスを舞台にした宇宙戦争物を並行製作してしまい、これが、訴訟問題にまで発展してしまっているところです。

 その問題の映画がこちら「世界侵略:ロサンゼルス決戦」



 先に製作されたのはスカインラインの方。

 ただ、それよりも先に「世界侵略」の制作費を出したのがソニー・ピクチャーズで、その資金やら、「世界侵略」の製作過程で作られた創作物(CGとかセットとか?)などを、スカイライン製作に流用していただろ…と契約違反で訴えられているみたい。

 ちなみに世界侵略の方は日本では、今から3ヶ月後に公開されるみたいですね。

 また、世界侵略の方は、スカイラインとは違って有名俳優が出るヒロイック映画になっているみたいです。

 なんか、話題作りという気がしないでもないけど、こっちも見てみたい…と思った人はボクだけではないはずです(笑)
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ハリウッド映画「ザ・キング・オブ・ファイターズ」完成~最"恐"伝説が始まる!?

一発逆転性が高いので、SNKの格闘ゲームは個人的に好きです。

特に「ザ・キング・オブ・ファイターズ」(KOF)シリーズはお気に入りのシリーズで、ネオジオのROM版を最後まで買い続けたほどです。

同作シリーズは理不尽なバランス、バグ技の多さ…など陰口も多々ありますが、キャラクターの魅力、ブランド力は相当なものです。

最近のKOFシリーズがコケ気味でも、未だに人気を博しているのは、やはりキャラクタや世界観にファンが多いからでしょう。

ちなみにフォローしておくとゲームではKOF98(UM)、KOF2002(UM)などは、度々リメイクされていることからも分かるようにとても楽しいゲームです。

で、このKOFシリーズが実写映画化されて、今年2011年7月に公開されるそうなんですが、その予告編がこちら。



主人公は不知火舞。「ダイハード4.0」でタフな女テロリストを演じたアジアの血を引くマギーQが演じるようです。

草薙京は、その名前のままトムクールズ似のイケメン・アメリカ人青年(ショーン・ファリス)が演じます。ドラゴンボール実写版の図式ですね。

まぁ、ルガール・バーンシュタインが、そこら辺の裏通りのポンビキみたいなチンピラになっているのは、同じ格闘ゲーム実写映画の「ストリートファイター・レジェンド・オブ・チュンリー」のベガへのオマージュなのかも知りません。


(制作側がほとんどゲームを知らなかったといわれ、ホームレスのチュンリーが倉庫街を牛耳りたいという小さな夢を抱く地上げ屋のベガに戦いを挑む、ある意味、本当の"ストリート"ファイターを描いた映画になりました。ボクがレビューしていますのでよかったら読んでください)

 さて、この実写映画版KOFの公式サイトはこちらですが、キャストのページが凄く淡泊なのは、ここで細かく紹介してしまうと出オチ笑いが取れないからでしょうかね。

ただ、事前に公開されていたメイキング映像(下記)からその他のキャストを知ることができます。



 これに対する詳しい突っ込みはこちらでボクがやっていますが、とにかく、テリー・ボガードが工事現場のオッサンみたいになっているのがショックです…。

 ただし、前出の「レジェンド・オブ・チュンリー」とか、実写版「鉄拳」がゲラゲラ笑って楽しめた自分としてはMUST SEEな映画として位置付けています(笑)



 ちなみに、ケイン・コスギが熱演した、あの実写版「デッド・オア・アライブ」もDVDを持っています(笑)



 なぜか格闘ゲームの実写化映画は、毎回見てガッカリするのに、全てDVDとブルーレイを持っているという…。

 けなしつつも好きなんですね。やっぱり。たはは

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