大画面マニアの新兵器、スペクトロメーターでディスプレイの“色”表現を計測

 前回の大画面☆マニアから導入したスペクトロメーター「ezSpectra815V」を紹介する記事です。

もうこれから大画面☆マニアでは「鮮烈な赤」「深みのある緑」「鋭い青」みたいな言葉で色の評価をごまかしません(笑)

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大画面マニアの新兵器、スペクトロメーターでディスプレイの“色”表現を計測
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/minireview/1056484.html

 光のスペクトルが比較的正確に計測できるもので、かなり面白い製品です。

 ただ、基板剥き出しでケースに入ってないというのが玉に瑕で、それでいて価格は4万7000円となかなか高価です。といってもスペクトロメーターは10万円以上のものがエントリークラスという世界なので、今回紹介しているezSpectra815Vは破格に安い部類にはなります。

 実は今日、某社の最新レーザー4Kプロジェクタのスペクトルも計測したのですが、メーカーの人も興味津々でした(笑)

 いずれ、この計測データについては大画面☆マニアにて!
オンライン仕事 > AV WATCH | comments (3) | trackbacks (0)

Comments

| 2017/04/29 19:38
なるほど、評価の裏付けの為なんですね。それでも主観だけの感想よりもぜんぜん実質的なスペックに迫れそうで、より参考になる記事になりそうですね。

例えばさらに踏み込んで、こんな風になるとより有り難いです。
この機種は暗部の色表現がこんな感じだけど、まだまだ数値的には余裕があり、もっとシビアなシーンでもこの機種は余裕を持って表現できそうだ、とか、逆に数値的には厳しそうだからこの機種でこのシーンを魅力的に見せるにはこういう設定に追い込むといいとか、、

書いてて気づきましたが、これだと1つの記事にすごい負担がかかってしまいますね。すいません忘れてくださいw
西川善司 | 2017/04/28 23:00
リファレンスモニターとの対比みたいなのは考えていません。
テレビ製品は画質(色や階調も含めて)を演出している製品ですからね。
導入したスペクトル計測はあくまで、RGB原色の特性を推し量るためのものです。
自発光系と液晶のような透過光系とで事情は細かくは違ってきますが、たとえば映像を見て「赤が鮮烈」だと感じたときに「なるほど、たしかにスペクトルでも鋭く高いピークが出ているな」という様な感じで見ていこうと思ってます。
簡単に言えば、評価コメントの裏取りに使おうかな、というかんじですね
| 2017/04/28 21:03
この取り組みには断然賛成です!
今までのなんの資格や技能がなくてもなれる評論家()の主観だけの記事はもいお腹いっぱいです。
とはいえ、この方法だとソースに用いた映像の内容が本来どう表示されないといけないかっていう絶対的な数値も必要になりますよね?
本来このシーンのこのポイントの色はr○○g○○b○○で表示されるべきだが、この評価機ではどういう傾向になったっていうような。
その辺の情報は別途プロ用のリファレンスモニタ的なものを用意してその計測値と比較するんですか?それともソースのデータそのものからそういう情報って引っこ抜いてこれるんですか?

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