RADEON HD4800シリーズの解説(後編)

RADEON HD4800シリーズ解説の後編です。

ローカル・データ・シェアの搭載、テクスチャキャッシュをテクスチャユニット毎に実装…といった改良点により、全体的な構成がGeForceに似通ってきました。

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4Gamer.net ― “ビッグマイナーチェンジ”で飛躍する「ATI Radeon HD 4800」(後)(ATI Radeon HD 4800)
http://www.4gamer.net/games/045/G004578/20080728005/

RADEON HD4800シリーズの"隠れた目玉"はやはりGDDR5メモリ世界初採用でしょうね。

ビッグチップで勝負しないATI(AMD)にとって、その物理スペース的制約からチップ上に多ビットメモリインターフェースを取れないので、実クロックの4倍のデータレートを実現できるGDDR5はあつらえ向きなのです。
なにしろ256ビットメモリインターフェースで512ビットメモリインターフェース相当の帯域が得られるのですから…。

GDDR5は汎用パーツですから価格がこなれてきたところでNVIDIAもメインストリームクラスの256ビットメモリインターフェースGPUにも採用してくることでしょう。

その意味では、RADEON HD4800シリーズはGDDR5採用のRADEON HD4870こそが本命だといえます.




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