「グランツーリスモ6」関連インタビュー

 5月のイギリスのシルバーストーンサーキットで行われたグランツーリスモ15周年記念イベントと「グランツーリスモ6」の発表会に際しては、グランツーリスモシリーズの開発責任者である山内一典氏やソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパのCEO兼社長・Jim Ryan(ジム・ライアン)氏へのインタビューセッションが執り行われました。

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「グランツーリスモ6」が目指したもの,そして気になるPS4対応は。ポリフォニー・デジタル 山内一典氏合同インタビュー
http://www.4gamer.net/games/216/G021615/20130518003/
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 山内氏によれば、グランツーリスモ6では、ゲームとリアルレーシングが相互に干渉し合う楽しみ方を提供していきたい…とのことです。

 実際、グランツーリスモのトッププレイヤーからレーサーを排出するGTアカデミープロジェクトは一定の成果を収めていますから、この方向性を多角的に展開していきたいと言うことなのでしょう。

 山内氏としても、シミュレーションエンジンが進化した新「グランツーリスモ6」では、その方向に新しい展開をもたらすことを何か画策しているのかも知れません。彼は、ゲームクリエイターというよりもビジョニストですからね。

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「グランツーリスモ6」の品質には絶対の自信あり。SCEEのCEO兼社長 Jim Ryan氏が語る「グランツーリスモ」15年間の歴史
http://www.4gamer.net/games/216/G021615/20130520039/
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 Jim Ryan氏のインタビューはビジネス的な視点からのインタビューになりました。

 面白いのは、15年前にRyan氏が初代「グランツーリスモ」を見た時に「これは売れない」と思ってしまったというエピソードですね。

 当時の彼は、ゲームは、いわば漫画チックな「ゲームゲームしている」タイトルの方が売れると思っていたらしく、超リアル志向だったグランツーリスモに対してあまりいい印象を持たなかったというのです。

 しかし、彼の予想は外れ、グランツーリスモは、その後、ヨーロッパ諸国でも大ヒットを記録しました。

 彼は、当時の自分の判断は間違いだった…と自虐的に反省しています(笑)。
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