雨のサーキット。収容人数2万人という大観客席がむなしい。ちなみに茂木町の人口は約1.8万人。
晴れの日ならばここをNSXやストックカーで時速200〜250km/hで何周かしてくれるというアトラクションが楽しめる。ただしその価格はかなり高い。クラッシュ時の保険も料金に含まれているという恐いウワサもあり。
ホンダコレクション館のレーシングカー展示コーナー。写真はカネコのロゴ入りNSX。コクピットくらいみせてくれよなぁ。
レストア室。クラシックな製品をここで分解してメンテナンスしている。作業風景は手打ちソバ屋のようにガラス越しで眺められるが細部は見れないのであまり面白味はない。
写真のバイクはCR110 CUB RACINGかなんか。エンジンが押しがけなんじゃないかな。写真では分からないが音がとてもうるさかった。
ホンダエンジンを積んだ歴代F1レーシングカーの展示コーナー。一台くらいは座席に座れるかと思ったのだが、全車ともタイヤすら触らせてくれない。よって展示台数の割には時間をかけてみるべきところが少ないのだ。
ただ、ウィリアムスとか真っ黒なロータスとか、タミヤのラジコンでしか知らなかったF1の実物が見られたのは感慨深かった。
クラシックなF1もあった。
世にも珍しいベルト駆動方式が採用されたホンダ・スポーツカーの前身、S800。ちなみに1Fのギフトショップでは「ホンダS800チーズケーキ」という謎のお菓子が販売されていた。
私の父親は、S600のスクラップを買ってきて自分で復元していて乗っていた。スピードメーターがいつも20km/h増しで表示されていたのを良く覚えている。
私がガキのころ、親が乗っていた「ホンダ1300」という車名の大衆車。たしか貧乏なウチはこれを10年以上乗っていたと思う。ちなみにこの車、名前の通り1300ccだ。
このころの車はパワステじゃないので、「運転できる人＝力持ち」という認識もあった。
世界初の原動機付き二輪車のレプリカ。ホンダの製品ではないが展示されていた。フレーム、車輪、すべて木製というのには感動する。
撮影:西川善司
使用カメラ:1回新品交換したあと2回も修理したリコーのDC2-L