4/1 お茶漬けの話

 永谷園のCMに、これまでの私の人生の常識を覆すシーンを発見した。

 そのCMとは「永谷園のお茶漬け」。

 男が電話が鳴っているのにもかかわらず受話器を取らずにお茶漬けを貪り食うコマーシャルなのだが、多分一度くらいは見たことがあると思う。ここで男が白いご飯に永谷園のお茶漬けをかけるカットがあるが、問題はその後だ。このあとやかんだか急須かなんかで熱い液体を注いでいる。

 注意深く見るとこのCMで男が注いでいるものは「お湯」なのだ!!

 何を当たり前な…という人もいるかもしれないが、私はこれまで、お茶漬けのりをふりかけたご飯には、ずうっとお茶を注いできていたのだ。しかもあろうことか、このCMと同様の行為をする人を「お茶漬けにお湯をかけるなんて馬鹿じゃないの?」と愚弄した経歴まで持っている。

 はじめてこのCMを見た時に「そんな馬鹿な」と思い、「永谷園のお茶漬け」のパッケージの裏を確認したのだが確かに「お湯をかけてください」と書いてある。なんと!!

 パッケージにはずっと「お湯をかけてください」と書かれていたのにもかかわらず、私はそれを無視しつづけ、正しい行為をしている人を非難してきていたのだ。罪深い…罪深すぎる。十万石まんじゅう…。

 どうしてこんな身近な当たり前に気づけなかったのだろうか。青い鳥を追い求め結果的に自分の飼っていた小鳥が青い鳥だったという馬鹿物語の主人公チルチル・ミチル兄妹よりも愚かだったと認めざるを得ない。本当の幸せってなんだろう?

 しかし、しかしだ。

 ほんとうにみんなお湯を掛けているのだろうか。もしかして実際にお湯をかけているのはCMの男と私に馬鹿にされた不幸な「正しき人」の二人だけなのではないだろうか。

 そういうわけで、話の日記始まって以来の大アンケートプロジェクトを発足することになった。実際にどれくらいの人が「お湯を掛けているのか」「お茶をかけているのか」…これを調べてみたいと思う。

 以下にボタンを添えておくので永谷園のお茶漬けにお茶をかけている人は「お茶」、お湯をかけている人は「お湯」のボタンを押して欲しい。結果の発表は4月の末日としたい。

あなたが「永谷園のお茶漬け」にかけるのはお茶ですか、それともお湯ですか?

   

4/3 液晶プロジェクターの話

 旭化成が天井工事補強の修正にやってきた。

 工事は心配をよそに順調に行われ、結果的に取付金具を天井に6cmほど潜り込ませて装着することができた。これにともないスクリーンを6cm上に上げることができ、なかなか具合のよい映写環境になった。

 しかし、ここにきて新たな問題が…。

 まず、この反射型液晶プロジェクタ、ビクター「DLA-G10」だが、ドット落ちが多い。RGB面それぞれに5個くらいあり、合計16個くらいある。動画を映している時は目立たないがPCを映していると気になるし、そもそも実際にXGAクラスの液プロをいくつも見てきているが、少なくともこんなに落ちているのは見たことがない。大体初期状態でこれだけ落ちているのでは先行きが不安だ。

 次に、部屋の4隅に吊るしたエフェクトスピーカーなのだが、向かって正面右のやつがどんなに金具を強く締めても首がうなだれてしまう。どうやら金具がスピーカーの重さに耐えられていないらしい。スピーカーはJBLのCM-52だが金具は販売店の勧めでBOSEのものを使った。うなだれてしまうのは一個だけなので、まぁ個体差的な問題だと思う。

 最後はDVDプレイヤー。パイオニアのDV-S9だが、CDの再生で音飛びが激しいのだ。ブツっとかいうんじゃなくてラップミュージックとかパナソニックのキンキキッズのように「ダ、ダ、ダ」とか同じところを繰り返し再生するような感じ。同じCDをCDプレイヤーやLDプレイヤーにかけた場合には普通に演奏できる。

 この3つ問題をさっそく販売店のヤマギワの方に連絡してみたのだが、まだ納入されてから日も浅いこともあってスピーカーの取付金具、およびDV-S9は交換に応じてもらえることになった。

 DLA-G10についてはビクターのサービスの人間がうちにきてドット落ち具合を見にくるそうだ。

4/4 液晶プロジェクターの話

 ビクターのサービスマンがやってきた。

 やはりこうしたクレームというのは多いのだろうか。報告書は液晶プロジェクター専用のものらしく、RGBに対応した3つの四角形が書かれていて、これにドット落ちのあるところに印を書き込んでいた。

 交換するかどうか、修理をするかどうか(できるとはおもえないが)は本社で判断するのでしばらく待ってください、とのことだった。

4/5 液晶プロジェクターの話

 スピーカーの取付金具とDVDプレイヤーのDV-S9の交換にヤマギワのサービスマンがやってきた。

 もともとうちにあったものと違ってDV-S9のフロントには「dts」のロゴシールが貼ってあった。バージョンが上がっているのかもしれない。

 しかし、なんとここでまた問題発生。

 ヤマギワのスタッフがスピーカーの取付金具をサヴウーファの上に転落させてしまったのである。

 ガーン。

 ボディには深い傷が!!

 納入されて間もないのにいきなり傷物になってしまった。いやーん。

 私の悲しそうな眼差しに胸を打たれたのだろう、早急に交換をしてくれることになった。まぁ、当たり前だけどね。しかし、とにかく交換と縁が深いよ、今回の買い物は。

 さて、ここで更に問題発生。

 交換してもらったDV-S9なのだがやはり音飛びがするのである。もはやこれは個体差ではなく、設計上の不備なのでは?

 これについては後日パイオニアのサービスマンが様子を見にくるそうだ。

4/6 液晶プロジェクターの話

 ビクターから電話があり、DLA-G10の交換が決定した。よかったよかった。

…といいたいところだが、生産が間に合っていないらしく(そんなに売れているのか)、交換日は未定だという。

 まぁ、納期未定で1ヶ月待たされた先月と比べれば今はとりあえず使える現物があるだけあのときよりはいくぶんマシだが。

 さて、DLA-G10に代表される反射型液晶を使ったプロジェクタだが、おなじビクターから新モデルが発表になったようだ。型番はLX-D700。解像度的には800x600、輝度は750ANSIルーメン。価格的にはDLA-G10の約半分なのでなかなか面白い製品かもしれない。ちなみにDLA-G10は1280x1024、1000ANSIルーメンなのでまだ再上位モデルのメンツは保てている。もっとも移り変わりの激しいこの分野、いつもで保てるか分からないが。

 ただ、SVGA(800x600)クラスは反射型液晶じゃなくて透過型液晶のものでも安くていいものがごろごろしているのでプロジェクターという製品としてみた場合はDLA-G10のような絶対的なアドバンテージは持っていない。今SVGAクラスはいろいろ出ているからね。

 個人的には、大ヒット商品となっていまだに売れつづけているXV-Z4050で成功を収めたシャープの新製品が気になるところ。4050は光学的にも優れていたし、なによりビデオ映像がきれいだった。他社のPC対応の液晶プロジェクタはここのツメがまだ甘いんだよな。

 いまだに「甘い」のが、この分野でトップシェアを誇るエプソン製品。この春、製品ラインナップを一新したが、ビデオ映像を入れた時の「絵ぶれ」は相変わらずのようだ(初のラインダブラーの効果はどうなってるの?)。しかし、透過型で1200ANSIルーメンとは確かにすごいが、発熱もすごいんじゃないか? となればファンの音もすごいんじゃないか?

4/7 液晶プロジェクターの話

 パイオニアのサービスマンが来た。

 今はサービスマンをやっているが昔はどこぞの開発系部署で部長ぐらいはやっていたぞ、というくらいの風格のある偉そうなおっさんだった。

 で、問題の音飛びのするCDを見るなり「これは傷で音飛びしているんですよ」とのコメント。

 このサービスマンのいうところによればこうだ。

 DVDメディアのトラック幅がCDよりも狭いから、DVDプレイヤーのレーザーピックアップの直径はCDプレイヤーよりも小さい。で、このピックアップの径はDVDを再生中でもCDを再生中でもかわらないので、結果的にCDプレイヤーよりもチリや傷に弱いというのだ。確かに理論的には分かるのだが、それって昔聞けてたCDが聞けないこともあるんだよ、と暗に認めていることにならないか。

 ちなみに、ピックアップを再生メディアによって切り替えているのがDVL-9/909に代表されるDVD/LDコンパチプレイヤーなのだそうだ。うーん、DV-S9ってパイオニアのDVDプレイヤーの中では最上位機種で、当然DVL-9/909よりも上位に位置する機種。DV-S9って、やってどの程度の効果があるのか分からない「高品質アナログ信号処理を実現した左右対称基板レイアウト」とかいうレベルにまでこだわっている機械なんだからさ、その辺にも力いれて欲しかったよ。全席エアバッグ装備、ABS装備、車間距離センサー装備の超安全性に優れた車!!とかいってて、シートベルトが装備されていない…みたいな感じだよ、これじゃ。

 さて、その後しばらくして、ヤマギワのスタッフが傷物になったサブウーファの交換にやって来た。

 それにしても引き取られていったあの傷物サブウーファ、いったいどうなるんだろう? 傷物市にでも出されるのかな。

4/8 リプリーの話

 映画見てないからなんとも言えないんだけれど。

どうせバイオテクノロジーでよみがえるんならさ、若いときによみがえらせてやれよ。

4/9 ブレイジングスターの話

 なんと、いつのまにかネオジオのシューティングゲーム「ブレイジングスター」(SNK)が発売になっていた。

もし、ROM版を売っているお店、どなたかご存知でしたら教えてください(メールアドレス:zenji@z-z-z.gr.jp)。

4/10 ジオシティーの話

 ジオシティのスペースの使い道がなくなったので、しょーもないホームページを作ってみた。

更新されるタイミングはまったくの未定。

4/11 トゥームレイダー2の話

時間を見つけてはちょいちょいプレイしているのが「トゥームレイダー2」(EAビクター)。

「1」をやりたかったんだけれどどこにも売ってないので「2」からやっている。PC版。

操作系に結構クセがあるが、ゲーム自体はかなり面白い。

 まぁ一概には比べられないがPSのバイオハザード2よりもやってて楽しい。ちょっと敵キャラがアホなのが残念だ。このあたりはバイハザのほうが優れてる。

 今のところ順調に進んでいるが、ステージ2の「ベニス」で行き詰まったことがあった。

 モーターボートを斜面からジャンプさせる方法が分からなくてずっと悩んでいたのだが、ボートを放棄して泳いだらなんとクリアできてしまった。あれはボートをジャンプさせてクリアするのが絶対正攻法なんだとおもうが…。

 結局謎を残したままベニスはクリア。うーん。

4/12 サーバーの話

 近所の道路工事の影響だろうか。瞬間的に停電したことがあった。

DNS、メール、Web各種サーバーが落ちてしまった。しかし、AT系の全マシンメカニカルスイッチ電源なので私が再起動させる手間もなく問題なく勝手にそれぞれが再起動。

 ATXマシンならばこうはいかないもんな。

 まぁ無停電電源装置を導入するのはが正解なんだろうが、一般人にはそんな資金はない。そういう意味でも家庭内のPCサーバーは「古目のATマシン」が適しているのかも?

4/13 コマーシャルの話

 最近無性に気になる馬鹿コマーシャル。

●むかつきタイプ

 見てると無性に怒りが込み上げてイライラした気分に浸れるコマーシャル。

・ケンタッキーフライドチキン

 あの無意味に気合いの入っている真ん中のオヤジがどうも気になる。目が光るバージョンでは背筋が凍ってしまった。いったいどこの星から来たんだあいつは。

・紳士服の青山

 紳士服だけは青山で作らないことを決意させるには十分過ぎるほどの内容を持っている。なにが僕はスーツをカッタ君だ、このやろう。裸のブタ編も素晴らしくつまらないので、一見の価値あり。

・サントジェン

 森尾由美の笑顔がむかつくのはもちろんのこと、あの家族一人一人のもとにリズミカルにサントジェンを置いていく姿がイライラする。何でパパ、おばあちゃんときて男の子だけ「カズオくん」という個人名なんだ? そしておじいちゃんがいないのはなぜだ?

・タカノビューティクリニック

 MAXかなんだかか踊っているコマーシャル。コイツら、他のCMでもまったくおんなじくねくねしたダンスしてるぞ。

・アメリカンホームダイレクト。

 あの親指と小指を立てるポーズをはやらそうとしているのか。街頭で聞いてる設定にしている割には妙に聞かれている人が「劇団の人間」じみた派手な演技をしているのがなんだか妙。♪ティンコリコーンというジングルもいやらしい。

●笑えるタイプ。

 何度見ても吹き出してしまう馬鹿コマーシャル。

・ゴキブリキャッチャー

 バカバカしすぎて笑ってしまう。大久保の素人クサイ演技も雰囲気にマッチしている。

・キリンレモン

 レモンの胴体をしたキリンが暴走するコマーシャル。なにがおかしいって、「キリンレモンじゃん」という吹き替えの巻き舌のセリフがばかばかしくて面白い。

4/16 パソコンの鉄人の話

 日経WinPCが出したパソコンの知識に関するテスト問題を見てみた。

面白いけど、難しい。ほとんどオタククイズの世界だ。

「現行のカシオのデジカメの最高画素数は?」

「モバイルギア2のキーピッチはいくつ?」

などなど、パソコン雑誌のライターでも、よほどオールラウンドにこなしてないとこたえられない問題ばかり。

「一太郎とワードどちらが好き?」

のようなおふざけ問題や

「MIDIのコントロールチェンジ7はなに?」(Z-MUSICユーザーならば知っているはずだよね)

のようなMIDIに関する問題、「ぴゃう太」といったレトロパソコンに関する問題、「ぷよぷよの連鎖について」のようなゲーム関連の問題まであったりして読み物として読むとなかなか面白かったりする。

 ただ、満点が取れる人間はいまい。

 興味のある方は「パソコンの鉄人問題集」のページをどうぞ。

4/17 ベンチマークの話

 いろいろなPCのベンチマークテストを取ったりする機会があるのだが、その結果をWebページにまとめてみることにした。

 あとで自分でリファレンスする時にも役に立つし、もしかしたら他の人にとっても有用な情報となるかもしれないし。

見てみたい人は「ベンチマーク大好き」をどうぞ。

何の飾りっけもないページです。しかもジオシティ。

4/20 液晶プロジェクターの話

 快適なホームシアター・ライフを送っていたのだが、ある日、突然おかしくなりだした。

 パイオニアのDVDプレイヤ「DV-S9」をプロジェクタ、ビクター「DLA-G10」に映した時、なぜか「PAL/SECAM」と認識されて映像が途切れるようになってしまったのだ。なんで? 昨日まで大丈夫だったのに。

 で、プロジェクタの認識モードの不調かな、と思ったのでDLA-G10のビデオ映像の認識モードを「NTSC固定」にしてみたんだが、症状は同じ。NTSC固定にしたのにそれでもPAL/SECAMと認識されてしまうのだ。???

「DV-S9、DLA-G10どちらがおかしいんだ?」

と思ってLDプレイヤーやビデオデッキをプロジェクターに映すと正しく表示されるし、DV-S9の出力を家庭用テレビに入れるとちゃんと映る。

 なんと恐ろしいことに

    DV-S9→DLA-G10

という組み合わせにおいてだけ発生する症状ということがわかった。

 現在、販売店のヤマギワに問い合わせ中。

 しかし、ヤマギワの5Fのオーディオフロアのスタッフは秋葉原のお店の人間にしてはホントに対応が丁寧で迅速。助かってる。

4/21 バスクロック100MHzの話

 今EPSONのEndeavor PRO-440Lをいじっている。ASUSTeKの新マザー「P2B」にPentiumII 400MHz、グラフィックにインテルのi740という最新デバイス勢揃いのマシンなのだが、正直はやい。速すぎる。Windows95の起動が15秒から20秒で完了するほど。

 気になるクロックアップだがCPUはバスクロックの最大4倍までしか上げられない模様(バスクロック100MHz時)。となれば挑戦するのはバスクロックアップになるわけだが、このP2Bというマザーはバスクロックが103MHz,112MHzに上げられるようになっている。

 さっそく112MHz×4.0倍の448MHzを実験してみたところうまく動作。体感速度的にはあまり変わらない。

 さて、ボード上のジャンパの組み合わせ表を見ているとジャンパFS0,FS1,FS2の「2-3,1-2,1-2」という設定が抜けているのに気づく。これを試してみるとなんとバスクロックが133MHzに設定できてしまった。さすがに133MHz×4.0倍の533MHzはぶっ飛んだので3.5倍の465MHzで動かしてみたところなんとうまく動作。

 これがまたすさまじく速い。Windows95も一層速く起動するし、WinBench98においてCPUWinMarkが1000を突破、さらにFPUWinMark98は2000を突破した。

 このベンチの結果を詳しく知りたい人は「ベンチマーク大好き」をどうぞ。

 明日はFinalRealityあたりで3Dグラフィックをテストしてみようかな。

4/22 バスクロック100MHzの話

 昨日からの続き。

 FinalRealityは465MHzでは動かなかった。2D系のテストに相当するWinBench98のGraphicWinmarkは動いたが、3D系のテストに相当するFinalRealityは動かなかった事になる。i740もさすがに88MHzは苦しかったようだ。

 ところで、FinalRealityのベンチマークをランキングしているN.Nakayama氏からメールをいただいた。興味のある方は氏のホームページをどうぞ。うーむ。400MHzで4.0を超えて喜んでいたのだが、ここではもう5.0を突破している人がいる…。5.259をマークしているのは465MHz駆動のRIVA128+VooDoo2という組み合わせのようだ。VooDoo2は44MHzでもまともに動くのだろうか。

 なお、結果はこうなった。

FinalReality 400MHz 448MHz 465MHz
2D test 4.51 4.90 x
3D test 3.92 4.12 x
BTR 3.72 4.02 x
OVERALL 4.06 4.34 x

念のために構成を書いておくと、

CPU:PentiumII 400MHz

M/B:ASUSTeK P2B

MEM:SDRAM 64MB

HDD:QUANTUM FB4.3A

CDROM:24x(E-IDE DRIVE)

VIDEO:ASUSTeK AGP-2740(Intel i740/SGRAM 8MB)

SOUND:MONSTER SOUND

4/23 ゲストボード新設の話

 ゲストボードを試験的に開設してみた。はじめはIISのサンプルを動かそうとしたのだが、SQL serverがちゃんと動いていないと駄目そうだったのでCGIに逃げた。

 参考にしたのは高垣直史氏のPerlのプログラミング講座「勝手にPerlリファレンス」の中のサンプルリスト。このページ、実際のリストに対して解説がなされていてわかりやすい。とりあえずいくつかのプログラミング言語は分かっていて、Perlに挑戦しようとしている人は一度訪れる価値はあると思う。

 ちなみに書き込まれた内容は当分そのまま放置されるが、なにぶんサーバーのスペックが低いため予告なくメンテナンスを行うこともある。そのあたりご了承くださいませ。

 それでは、適当に活用してみてください。雑記帳へ

 ついでにZ-MUSICに関する情報交換の場として「Z-MUSIC BBS」なるゲストボードも設置してみた。Z-MUSICに関する話題はこちらへどうぞ。Z-MUSIC BBSへ

4/24 日立海老名工場取材の話

 日立製作所の海老名のPC事業部を取材した。

 海老名駅につくと出迎えの車がきたんだが、どうやら、これ、日立の社員のA氏のマイカーみたい。どうやら我々取材の一行を出迎えた日立側の担当者A氏は普段、この車で会社にきて近隣に路上駐車しているらしい。それでもって、会社に車通勤しているのがばれるとまずいとのこと。しかし社外の人間が車でくるのはいいらしい。

 そういう事情で取材に同行した広告会社のB氏に運転を変わってくれ、と頼む日立のA氏。要するに「これは今回取材に来た我々の車ってことにしてくれない?」ってことみたい。

 そう。日立って、こういう馬鹿馬鹿しい規則が結構まかり通っている会社なんだよね(他にも社内で履くスリッパの形状が定められていたりとか)。しかし、この担当者もちょっと抜けているよ。そんなことするくらいなら、タクシーよこすとか、あるいは、「タクシーできてくれ」とあらかじめいえばいいのに。とにかく、日立らしい出迎えだった。トホホ。

 さて、このときソフトバンク側の広告担当のC氏も同行したのだが、話してみると、この人はなんとOh!Xとゆかりのある人ということが判明。それも、私の書いた記事により迷惑を被ったことがあるということも発覚。

 SNKの「ビューポイント」がX680x0に移植されたのを誰か覚えているだろうか。

 ビューポイントは、3Dレンダリングされたキャラクタによるクォータービュータイプのシューティングゲームで、非常に難易度が高く、かなり熱いゲームだった。このゲーム、私もお気に入りで、ネオジオのロム版もいまだに持っている。

 さて、この移植版がX680x0に出るということで、当時、全国のX680x0ユーザーは期待に胸を膨らませたわけだが、その出来は散々たるものだった。

 普通ならこんなデキのものはOh!Xでは紹介しないのだが、当時はX680x0用ゲームのタイトルが減ってきていたこともあったし、一応期待の作品だったということもあって紹介されることになってしまったのだ。そしてそのレビューを担当したのはかくいう私だったのである。

 別のゲームに成り果てていたX680x0版「ビューポイント」を見て、どう紹介していいのか途方に暮れたものだ。仕方なく私なりのユーモアを交えてその出来栄えをありのままに表現したのだが、これがどうも移植版を開発したネクサスインターラクトの社長の逆鱗に触れたらしく、翌月からのOh!Xへの広告掲載が取り下げられてしまった。(広告を失うことは雑誌としてはダメージが大きい)

 で、このソフトバンクの広告担当のC氏はこの事件の直後、ネクサスを担当することになり、かなり肩身の狭い思いをしたらしい。

「おたくのOh!Xという雑誌だがね。あれに悪意ある記事を書かれてしまって散々だったよ」

みたいなこともいわれたらしい。

 うーん、悪意はなかったんだがなぁ。愛情しかなかったと思うんだけれど。

 現在C氏は日立の広告担当になっているようだ。

 ちなみに現在私が請け負ったのは、この日立のPriusノートの広告記事。C氏は、私がネクサス事件の中核人物であることをこの日初めて知ったらしく、今回、私の書く記事内容にかなり不安を抱いている模様だ。

 まぁ、「永平寺で修行せよ」なんて文はDOS/V magazineじゃ、まずカットされるので安心してくださいよ。Cさん。むふふ。

 さて、C氏によればネクサスの社長は事件当時、移植ゲームについてこんなコメントをいっていたという。

うちはターゲットマシンに適した移植版を作ることを心がけているんだ。

4/25 ホンダ・ツインリングの話

 ホンダの創立50周年記念事業によって作られた、いわば「ホンダのテーマパーク」ともいえる「ホンダ・ツインリング」に行ってきた。

 この「ホンダツインリング」は世界でも類のない、2タイプのコースが立体的に交差したサーキットなんだそうな。1つは楕円のオーバルコース、もう一つはヨーロッパのロードレースコースをモチーフにした起伏あるコースになっている。2つのコースがあるから「ツインリング」ということらしい。

 オーバルコースではつい先月も「'98 FedEx チャンピオンシップシリーズ ラウンド2 Budwiser500チャンピオンシップ」というインディ・カーレーシングが行われたりしていて、ホンダのけなげな努力により、少しづつ知名度も向上しているようだ。

 で、ただサーキットがあるだけでは儲からないって事で、この敷地内には十数種類の「モータースポーツ」にまつわるアトラクションが用意されているのである。たとえば最高時速60km/hのゴーカートや悪路を走るオフロードタイプのゴーカートなどがある。これらは搭乗するには原付以上の免許が必要だったりするので、かなりアダルト志向も強いのだが、逆にいえばそれだけ本格的ということでもある。

 また、2つのサーキットをストックカーやチューンされたNSXで走るアトラクションもあったりする。もちろんこちらは自分で運転できるわけではなく、プロのドライバーの運転する車の助手席に乗れるというだけなんだが、それでも最高時速250km/hを体感できるらしい。

 と、まぁ、なかなか期待させるフィーチャー満載だったのだが、当日は朝から雨。辞めれば良かったのだが、招待ツアーなのでことわるわけにもいかず、行ったのである。

 場所は栃木県の茂木町。山の緑に囲まれた環境のいいところなのだが、いかんせん遠い。着くまでに4時間かかった。

 で、着いてみればアトラクションは雨のため軒並み中止。

 ならば屋内で楽しめるアトラクションがあるのかと思えばマジでまったくないのである。まぁ、強いて言えばゲームセンターくらいなものか。

 私はまぁ招待できたからいいものの入場料は1500円だし、駐車料金は1000円だし、遊べるところは糞古いアーケードゲームしか置いてないゲームコーナーだけ。一般客ならばはっきりいって暴動が起きるぞ、これじゃ。

 よく見ると物価も高い。ストックカーでレーシングコース5周が一人7000円、NSXで6周が4000円。半額でも高いと思うぞ。飲食物も高いし、多分、地元の人は絶対行かないと思う。ちなみに、ここの施設、茂木町の総人口を超えるほどの許容量を持っているらしいが…。

 さて、雨の中、呆然としていても仕方ないので、屋根がある建物が2つあったので入ってみることにした。

 1つは「HONDA FAN FUN館」。万博なんかにありそうな「ホンダの未来像」が語られている展示ホールだ。電気とガソリンで走るハイブリッドカーや未来のコンセプトカーなどが展示されていた。車をスクラップにする解体機械のデモ映像は、バラバラにされている車にモザイクがかけられまくっていたのには笑えた。きっとトヨタ車か日産車なんだろうな。ゲラゲラ…くだらねぇ。

 サービス開始が遅れに遅れているインターネットを利用したカーナビシステム「インターナビ」のデモ機があったので自分のホームページの掲示板を確認したりして時間をつぶした。しかし茂木まできてインターネットをやっているのはあまりにも悲しい。そこで、ここの名物アトラクションらしい「シリンダーシアター」なるものに入ってみた。

 これは360度に張り巡らされたスクリーン、スピーカによる立体的な映像が楽しめるということだったのだが…。

 これは一見の価値あり!!

 あ、いや、まったくつまらないのである。このつまらなさは一見の価値ありだ。

 まず、投影されるのが全部スライドなのである。動画ではなく静止画。全部スライド。頭がくらくらした。なんだこりゃ。360度のスクリーンにスライド投影してどうすんの?。んでスライドが投影された状態で観客席全体が回転をはじめのである。これぞテクノロジーの無駄遣いといわずに何といおう。もしこれをイカリヤが見たならば絶対こういっていたであろう。ダメダコリャと。

 その内容も鼻からウンコが出てきそうなくらいくだらないのである。というか、ホンダの品質管理の素晴らしさとか、各国の工場の作業風景などが出てくるだけ。これを15分間くらい延々と見せられるのだ。なんだか、学生時分に就職活動の時に見せられた会社案内映像みたいだった。

 で、ぐったりして外に出るとアンケートを実施していた。「HONDA FAN FUN館はどうでした?」みたいな。もちろん正直に愛情を持って答えさせていただいた。

 もうひとつ屋根付きの会場があったので入ってみた。こちらはホンダの歴代市販車両やレーシングカーを集めて展示している「ホンダコレクション館」。こちらはなかなか…といいたいところだが、やはりつまらなかった。なにしろ全部に

「お手を振れないでください」

の張り紙。運転席もみれないし、まるっきり外から眺めるだけ。馬鹿らしい。

 すくなくとも現行のNSXやF1の一台くらいは席に腰掛けたりできるようにしてくれよってかんじ。すくなくとも池袋のトヨタのショールーム「アムラックス」ではできるぞ。

 なんだかこうして見てくるとホンダの自己満足炸裂って感じのパークだった。それにしてもここサーキットがあるだけあって敷地はめちゃくちゃ広い。これだけの土地をホンダの自己満足に使われた茂木の立場は…。

 当日は招待ツアーの添乗員の人から

「ホンダ・ツインリング内で使える1000円分のクーポン券です。食事、ゲームセンターなどでは使用できませんがパーク内全部のアトラクションでご利用になれます。」

といわれてもらったクーポン券だが、まるまる1000円分持ちかえることになってしまった。

HONDA TWIN RINGで撮ってきた面白味のない写真をみる

4/27 Z-MUSICダウンロードページ更新の話

 Z-MUSICのダウンロードページを更新しました。

 更新されたのはZ-MUSIC Ver.3.0対応ツールのダウンロード先で、リンク先をそれぞれの作者の方達のホームページに変えてみました。

 もし、このページで紹介されている以外の方でZ-MUSIC Ver.3.0対応のツールを作られている方がおられましたら連絡ください。

4/29 アクセスログの話

 当Z-Z-Zサイトのアクセスログを試験的に集計してみたところ、アクセスが一番多いのが12:00と23:00。12:00はお昼休みのとき、ということなのだろうか。

 一番多いアクセス元はidg.co.jpだった。企業系で一番多いのはシャープ、つづいて日立の方達。

 なかなか、興味深い結果だった。

 ちなみに一番アクセスの集中するファイルは、カウンタの数字グラフィックだった。あたりまえといえばあたりまえだが。

4/30 デモリショニストの話

 テレビ東京で放映されていた「デモリショニスト〜復習の女捜査官」を見た。かなり笑えた。面白かった。

 悪者に殺された女刑事がバイオテクノロジーで改造され「デネリショニスト」として生まれ変わり、復讐に燃える…これがストーリーのあらまし。

 一番ゲラゲラとわらっちゃったのは、彼女の改造を行ったハンサムな博士が、彼女の初めての任務の成功をたたえるシーン。遂行した任務とは「悪者の皆殺し作戦」。

 任務から帰ってくる彼女に対し、博士はワイングラスに入った飲み物をすすめる。

 グイっと彼女が呑むと、まずそうにブハっと吐き出す。グラスに入っていたのはワインではなく、プロテイン薬剤。(彼女は改造後、これを注射している。飲んではいない。)

 そしてテーブルに目を移すと彼女が生前(改造される前)好きだったという「白いバラ」が飾ってあった。

「まぁ、博士ったら。私への気遣い??」ってかんじでうれしそうに匂いをかぐが、ただの造花で、「なに、これ」って感じで不機嫌になる。

「シルクの造花さ。シルクは腐らないからね。」

と博士。

 博士はここでプレゼントを差し出す。差し出された箱の中には金のネックレスが。「わぁ、きれい」といって首にあてがいながら「これはいったい何の形なの?」と聞く改造女。

「エジプトの『死の神様』を形どったものさ」

と答える博士。

 3段パンチのイヤガラセに、ついにぶちきれる改造女捜査官。

 ここで博士がこうさけぶ。

いったい、いつになったら感情を抑えられるんだ!?

 この映画、これでコメディじゃないところが恐い。


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