4/3 祝一平氏ご逝去の話
満開製作所の創設者であり,Oh!MZ,Oh!Xのスタッフの中心的な存在だった祝一平氏が4月2日に逝去された。当時のパソコンファン達に相当な影響を与え,半ば教祖的な存在だった人物だっただけに関係者に与えたショックはかなり大きい。
なお,通夜,告別式は下記の予定で行われるようだ。
通夜 4月5日月曜 18:00〜19:00
告別式 4月6日火曜 12:00〜13:00
場所:川越市旭町1-18-1 県西ホール
0492-41-5745
最寄り駅:東上線川越駅
問い合わせ先葬儀社:板橋区向原3-10-25 報恩社
03-3554-5555
心からご冥福をお祈りいたします。
4/4 ポピュラス攻略本執筆完了の話
ポピュラス・ザ・ビギニングの攻略本の執筆が完了した。
長い道のりであった。
やったー
…と思ったのもつかの間,どうやら6月くらいに発売されるプレイステーション版の内容もフォローすることになりそうで,この本はすぐには出版されない模様だ。
ちなみに,プレイステーション版の情報はメーカーであるBullfrogのWebを参考にして欲しい。
画面写真を見る限り一人プレイモードのステージ構成はPC版とほぼ同じものになるようだが,さすがに対戦プレイはカットされてしまう模様だ。(ここに示した画面写真は開発途中バージョンのもの)
しかし,このゲーム,キーボードとマウスがないとプレイするのはそうとう難しいと思うんだがどういう操作系になるんだろう。マウスとパッドを併用させるのかな。うーむ。
ドリームキャスト版は出さないのかな。ドリームキャストのインターネット接続機能を使ってPC版と対戦できたりしたらかなり楽しそうなんだが。
そうそう。
対戦といえば,ポピュラス・ザ・ビギニングの対戦をサポートした対戦サイトが国内に新しく誕生した。
対戦サイトの名前はIWANGO。IWANGOは名前から予想出来ると思うが,国内の通信対戦ゲームサイトの草分け的存在のDWANGOの姉妹サイトだ。
実際にはポピュラス・ザ・ビギニングにも対応している対戦サイトというだけで,別にポピュラス専用の対戦サイトではない。
対応しているゲームは
ゲーム名 |
ジャンル |
対戦人数 |
ストラテジ |
1〜8 |
|
ストラテジ |
1〜8 |
|
ストラテジ |
1〜10 |
|
ストラテジ |
1〜4 |
|
RPG |
1〜6 |
|
落ち物パズル |
1〜2 |
|
格闘アクション |
1〜2 |
といったタイトル。中でもAge of Empiresはポピュラスよりも人気があるようでかなり盛り上がっているようだ。
現在はベータテスト中で,登録無料,会費無料で完全にフリーにこのサイトが利用できるので上記タイトルを所有しているゲーマーは一度行ってみるべし。
実際のアクセスには,IWANGOのホームページからダウンロード可能なクライアントソフトを用いる。アクセス前には必ず同ページで会員登録をしておくこと。
ちなみに上記タイトルのうち「一部手ト栗鼠」は市販ソフトではない。これはTarbo Soft Works/Bio_100%が制作したフリーソフトのテトリス・クローンで,ダウンロードすればすぐにプレイできる。Windows NTでも動いちゃうので仕事の息抜きにもいいかも。ダウンロードは一部手ト栗鼠のサポートページからどうぞ。
X1の名作ARPG 「ユーフォリー」(システムサコム)の音楽を録音したカセットテープを発見したので,これをMP3化してみた。
「ユーフォリー」の作曲者,斉藤学氏は若くしてお亡くなりになっており,その曲達はCD化もされておらず,8ビットPCが現役を退いた今ではほとんど聴く手段がない。せっかくの名曲達をこのまま眠らせるのは惜しい…ということで,こういう試みをしてみた。
興味がある人はここへどうぞ。
斉藤氏が手がけたゲームミュージックには「プロヴィデンス」「ヴァルナ」といったものがあり,反響があれば,これらもMP3化しようかと思っている。
4/14 MP3のページ更新の話
約9年前に作ったデモテープがでてきたのでこれもMP3化してMP3のページに追加した。
ほとんどがゲームミュージック。Z-MUSIC Ver.1.0で打ち込みを行い,当時のMIDI音源で演奏させたもので,曲も,音的にも懐かしい。
このころは,暇さえあれば曲打ち込んでたっけなぁ。
今でこそオールインワン音源があたりまえで,SC88のようなすごい機種が安価で手にはいるが,当時は,複数の音源を使わないと聞き応えのあるサウンドがなかなか作れなかったのだ。
コルグ M1,WAVESTATION
ローランド MT32,U220,S330,R8M,SVC350
といった懐かしの音源サウンドを聴きたい人はどうぞ。
安価なMIDI機器でもにフルデジタルのサウンド入出力が出来る時代になってきたのでアナログ・サウンドのハードディスク・レコーディング(HDR)っていうのはもうそろそろ前時代的な作業なのかもしれない。
が,一連のMP3を作るにあたって,レコーディングソースがオーディオカセットなので,この前時代的な作業をやらざるをえなかった。今回のレコーディングに使った機材は2つ。
1つは昔から使っているDigital Audio Labs(DAL)のCardDPLUS。HDR用のサウンドカードで,MIDI機能とかもなし。DirectSoundにすら対応していない。しかもISAバス接続でRCAピン経由のアナログ・サウンドの入出力しかできないのだが,なかなか高音質なので未だに愛用している。WindowsNT環境で使える点もポイントが高い。
そして,今回,初めて使ったのが,現在,オンキヨーから借りているSE-U33(H)。いわゆるUSBサウンドシステムの製品だ。この製品の広告紹介記事を頼まれたので使っているところ。
再生時はPC側からデジタルデータをUSBケーブル経由でボックス側に送り,ボックス側のD/A変換器でサウンドに変換しこれを外部スピーカーで鳴らす。録音時は,入力されたアナログサウンドをボックス側のA/D変換器でデジタルデータ化し,これをパソコン側にUSBケーブル経由で送る…という仕組みになっている。アナログサウンドを取り扱う部分をノイズまみれのPC本体から分離したので音質面に優れる…というのかウリ文句。発売は4月26日頃が予定されている。価格は14,800円と安い。3ポートのUSBハブ付きのモデルもあり,こちらは19,800円だ。
確かに音質はいいし,使い勝手もいいのだが,気になった点もある。
・入力ゲインが変えられない
一般的なオーディオ機器のLINE OUTとSE-U33のLINE INに接続すると,かなり入力レベルが低く録音されてしまう。入力レベルはつまみで変えられるのだが最大にしてもまだ低い。アンプを介してレベルを上げてもいいのだが余計にケーブルが這いまわるのはイヤなので,一般的なエフェクタやサンプラのように入力ゲインのモードを2段階くらいで切り替えられるようにして欲しかった。
・ときどき音を取りこぼす
原因は不明だが,音を取りこぼすことが,非常にまれだが,あるようだ。ドライバソフトの入力バッファが小さいのだろうか。OSの問題という可能性もあるのだが,USBがまともに扱えるのはWindows98だけなので,どうにもならない。
あらゆる常駐ソフトを解除し,ネットワークすらも殺した状態でレコーディングすれば大丈夫かも。
・SE-U33を接続した状態でWindows98を起動すると時々,これを認識してくれないことがある。
この場合USBケーブルを引き抜き,OSを再起動してから改めて接続をやり直す必要がある。
・ヘッドフォン端子がない
ノートPCと一緒に持ち歩いたりできる…という触れ込みなのだが,ヘッドフォン端子がないので,実際に音を出そうとするとスピーカーを持ち運ばなくてはならなくなる。ヘッドフォン端子はこの種のモジュールでは必要不可欠だ。次期製品では絶対改善されるべき点だろう。
さて,昨日アップロードしたMP3はこのSE-U33を使って録音したものなのだが,どうもその時々起こる「取りこぼし」が気になったので,実は今日一日かけて,全部CardDPLUSで録音し直してみた。
いちおう,MP3のページの「昔作ったデモテープ」のところにアップした曲は全曲差し替えてみたので,昨日何曲かダウンロードした人はその音の差を聴き比べてみるといいかも。(ユーフォリーは全曲CardDPLUSでレコーディングしたので差し替えてはいない)
それにしても,CardDPLUSは7,8万はしたものだが,このSE-U33はほぼ同等の機能と音質を持ちながら定価は14,800円。いやー時間の流れとは恐ろしいものよ。
4/19 DLA-G10クローンの話
パナソニックから200万円以下の価格帯のリアルSXGA対応のプロジェクタとして「TH-D995J」という製品が登場すると言うことで「ほほう,ついにビクター以外からも…」ということでちょっと期待していたのだが,なんのことはないビクター「DLA-G10」のOEMみたい。
色が違うだけで,スペックは全く同じ。
OEM出来ると言うことは,そろそろ歩留まりもよくなってきたのかねぇ。
NTTドコモのPHS,携帯電話サービス同時サービスのネーミングが「ドッチーモ」。「どっちも」使えるからだろうがこういう名前もつけたんだろうが,この,アキレス腱を背後から斬りつけられたような腰砕け全開状態のネーミングセンスは消臭剤の「ムシューダ」に匹敵するかもしれない。
そういや八王子に「デルンダー」という全然出ないパチンコ屋があったなぁ。
こういう腰砕けなネーミングセンスの商品名,募集中!!