11/5 ノートパソコンの話
すっかりホームページの更新を忘れていた。でも、また忘れそうだな。
最新版のアーカイヴと差し替えただけではつまんないので日記をつけることにした。ちっとも面白くないかもしれないけれども。
最近といえば....。そうそう、新しいノートパソコンがほしくなったのでいろいろと検討中。X680x0のノートタイプならすぐ買うのだがそんなものはないのでしかたなくWindows95マシンを買うことになるわけだが。どれがいいか。
画面は1024x768High Colorはゆずれないとして、CPUはペンティアム133MHz以上がいい。サウンド機能や、モデムもあるといいな(でもモデム使用中に音が鳴らせないUnkoPadはやだな)。バッテリで最低でも2時間以上は動かしたい。CDROMドライブはあってもなくてもいい。ハードディスクは1GBは必要かな。ポインティング・デバイスはタッチパネルは絶対いやだ。どうもあれと相性が悪いので、アキュポイントかトラックボールがいい。 今のところ東芝TECRA 720,TECRA 730だけがこの条件に当てはまるのだが値段が高すぎる。
キーボードだけ英語キーボードになった海外仕様モデルはのTECRA 720,730はなんと20数万円安いということをホームページで発見。しかし、私は根っからの「かなキー」人間なので、どうもこれはだめそう。しかし、キーボードが「英語」仕様になるだけでなんで20数万円も安くなるのだろう。スタンダードなノートパソコンなら差額で1台買えてしまうではないか。
うーん、謎だ。
真剣に悩んでいたら
「英語モデルを買って、さらに日本語キーボードをそれにつないだらどうですか」
と周りに茶化された。
んむむむ。しかしそれも目立ってかっこいいかも。もし、電車の中や屋外でノートパソコンにフルサイズのキーボードつないで使ってるやつがいたら私だと思ってくれ給え。
ほんと、なんかお勧めの機種、なーい?
11/7 ノートパソコン見てきた話
仕事で秋葉原の方へ出かける用事かあったのでノートパソコンの市場捜査をちょっとしてきた。気になる東芝製品は結構新しいものへと移行が始まったみたい。TECRA 500はTECRA 510になったし、PORTEGE 650はPORTEGE 660になった。Libretto 20もLibretto 30になっていた。
こりゃあわてて買うこともないかな。
ところでPORTEGE 660はサブノートなのにCDROMドライブ内蔵。値段高いけどなかなかすごい集積度だね、これ。
11/12 Pentium200MHz搭載ノートPCの話
ちょっと前のPC WEEKでPentium Pro搭載のノートパソコンが写真入りで紹介されていた。Windows NTも動く、かなりの強者らしい。
そんな記事を見ながら「へぇ」と思っていたら、私のところへPentium200MHz搭載のノートパソコンのレビューの依頼が来た。
メーカーはプロサイドという、いわずとしれた有名なDOS/Vパソコンのショップ系メーカーだ。名前はWin5420。当然、現時点でTCPのPentiumは150MHzまでしかでていないのにどうしてコイツは200MHzなのかという疑問がわく。答えは簡単。デスクトップ用のPPGAのPentiumを搭載しちゃっているのだ。だから最近のノートパソコンなのに電源入れると冷却ファンがまわるし、発熱量もすごい。バッテリー駆動もできるが1時間もたない。そのかわり当然スピードはなかなか速い。
機能的に特に文句はないのだが気になったのは内蔵6倍速CDROMドライブ。E-IDEのスレーブに接続されてしまっているせいで、やや遅い。動画再生を行うと目に見える形でカクカクしてしまう。同じ動画データをHDDにコピーして移して再生するとスムーズに再生されることから、原因はCDROMドライブにあることは明らかだ。
さらにいうとすれば、好みの問題かもしれないが、ここまでハイエンド仕様でありながら液晶パネルはSVGA(800x600)。どうせならXGA(1024x768)にしてほしかったなぁ。またFDDはCDROMドライブと排他脱着内蔵。シャープのメビウスノートなんかは同時に内蔵できるので、このあたりも、もうちょっと上を目指してほしかったかな。
さらにさらに好みの問題だが、ポインティングデバイスがグラインドポイントなところかな。しかし、これが使いやすい人ってこの世にいるのだろうか...? 最近はどうも、これがノートPCの標準になりつつあるみたいだけれども
さて、ユニークなのはキーボードをパカっとはがすとマザーボードがむき出しになる点。CPUの換装とかもドライバなしでできちゃうのがすごい。ここまでやるなら液晶パネルもアップグレード可能にすればよかったのにね。
このノートパソコンのテスト内容はDOS/Vマガジンで数ヶ月にわたって紹介するつもりなので興味のある方は今月中旬発売の号から読んでみてくださいねーん。
11/14 アイコン150号記念パーティの話
パソコン雑誌アイコンの150号記念パーティに招待されたので行って来た。会場は後楽園遊園地のジオポリス内。当日は「禁煙です」と招待カードに書いてあったから行ったのに(私はたばこ嫌いなのだ)、みんな吸ってやがんの。げげー。うそつきー。
ジオポリス内のアトラクションは全部フリーで楽しめますと言うことでわくわくしていたのだがアトラクションは3つしかなかったのにはびっくり。ワンダーエッグのようにいろいろあるのかと思ったのだが。
1つはゾンビゾーンとかいうカートに乗ってお化け屋敷を探検というもの...感想は「ただでよかった...」
もう一つは屋内型ジェットコースター「ジオパニック」。これはなかなかおもしろかった。まぁディズニーランドの「スペースマウンテン」のちょっとせこいやつという感じだね。
3つ目は並ぼうと思ったら「本日は終了しました」だって。おいおい。まだパーティー終了まで、あと1時間もあるのに?? 入れなかったので内容はわからないが、想像するに体感映像ものみたい
立食バイキングもあったのだが、ものすごい混みようで食べ物になかなかありつけなかった。食べ物をやっと取ったと思ったら今度は食べる場所がない。200人くらい来客があるのに、テーブルが5、6個しかなのだ。みんな両手にチキンとかスパゲッティとかもって、さらに鞄とか肩からかけながら、中国雑技団のような、ものすごいバランス感覚を披露しながらものを食べていました。私はなんとか5、6個しかないうちの1つのテーブルに小さいスペースを確保することに成功。パサパサのフライドチキンを落ち着いて食べることができました。スパゲッティはスパ王に似た味がしておいしかったなぁ。
しばらくしたら「P.O.A」とかいうパンクロックバンドのライブが突然始まった。ボーカルx2、ベース、ドラムという変わった構成(うちボーカル一人がミニKB演奏)。P.O.Aというバンド名はローマ字読みするとやばいのでアルファベット読みしてくださいだって。あは。
というわけで、楽しいひととき(?)を過ごさせていただきました。
ありがとうアイコン!! また機会があれば何か書かせてくれ。今度はおふざけOKのコーナーにね。
11/16 Win5420に6x86がのった話
例の200MHzのノートパソコン。ためしに、Cyrixの6x86-P200+(150MHz)を差してみたらなんとマザーボードが認識。セカンドキャッシュをOFFにしたら正常に動作した。
でもね、66MHz以上にあがらなくて、あまり意味なし。セカンドキャッシュもオフだし。
今年の夏、KORGのTrinity Pro Xというシンセを購入した。末永く遊べそうということで。
(「末永く使える」という意味では同じコルグのM1も我が家ではいまだ現役。もうかれこれ8年くらい使っているかな。)
Trinity Pro Xは88鍵のピアのタッチキーボードを採用したシンセサイザで、M1から進化を遂げたミュージックワークステーションだ。オプション品がなんといっても魅力で、この魅力に惹きつけられて買ったようなもの。そのオプションとはSCSIインターフェースキット(HDR-TRI)とフラッシュロムキット(PBS-TRI)。
SCSIインターフェースを装着すると、ハードディスクか接続でき、Trinityだけでハードディスクレコーディング、つまりデジタルミックスダウンができるようになってしまうのだ。
フラッシュロムキットは自分でサンプリングした音声データ(AIFF)を音色として登録できるというもの。サンプラ的な使い方ができるというわけ。このユーザーリライタブルなフラッシュロムの容量は8MBなので容量的にはあまり広いとはいえないが、まぁ、今までのこの手のシンセとは一線を画した拡張性はすごい。
ただ、念の為にいっておくと、完全なサンプラにはなり得ない。OSの対応不足なだけだと思うが、決定的な欠点
デジタルレコーディングはできるがサンプリングはできない
というなぞな仕様のため。
本体でデジタルレコーディングしたファイルを本体だけでAIFFにして音色として登録できないのだ。なんてアホな仕様なのじゃろう。なんとフラッシュロムに音色を登録するには本体付属のフロッピーディスクドライブからのみなのだ...。
つまり、結局DOS/Vパソコンとかでサンプリングしたり、サンプラでサンプリングした音色データをパソコンなんかで一度AIFFに変換してフロッピーに落とし、それからTrinityに読み込ませなければいけないというわけ。
だからコイツだけでなんでもできる、わけではないのであった...。
と、ここで話は終わらない。
これを買ったのが今年の7月1日。本体は1ヶ月待ちで届いたのだが、そのオプションの2つがいまだに届かないのだ。しかも、その代金と 取り付け費 あわせて94,300円までとっておいてだ!!
もう気づけば11月も終わる。で、もうかれこれ10回ほど催促しているのだが、そのたびに「今月中の何日までには必ず...」「今、人手が足りませんので...」との対応。「非常に人気商品でございまして在庫と人手が確保できないものでして」っていわれたこともあったがこれは絶対うそだろう...むかつくのは、こちらが催促しないと、何の連絡も取ってこない点。いいもの作っててもサービスや営業がこれでは客も離れるぞっていうかんじ。
ちなみに今日また催促したんだが「近日中には必ず...」との答えをもらった。
うそだったら3時間ぶっ続けでEASTEND+YURIとオザケン聞かせるぞ、このやろう。
11/20 続・コルグが約束を守らない話
やっぱしコルグから電話がない。しょうがないので罪もないショップをつついて、もう一度コルグに問い合わせをしてもらった。
そしたら、数時間後、電話が鳴った。きっとコルグからだ。
まったく、どういう情報伝達をゃってるんだコルグの社内は。すぐかけてこいすぐ。で、電話に出てみると
コルグ「大変申し訳ありません。てまえどもの不手際で大変お待たせしてしまったようで。」
一見謝っているように見えて、「私は誠実なんですけれども、周りのものがアホタりなんです」という、ちょっと言い訳が感じられて大変グッドな受け答え。アサイさんといったな、以後お見知りおき願うぜ。
アサイ「で、つきましては、すぐにオプションの取り付け作業を行いたいと思うのですが、(西川善司さんの)ご都合のほうはどうなっていますでしょうか。そちらで日時を指定していただければ、その日にお伺いいたします。」
約5ヶ月つつき続けて、ついに「伺います」の音声が聞けた喜びに目頭が熱くなる。今のアサイという男の音声、サンプリングして「コルグが私を喜ばせた.PCM」としてハードディスクの奥底に眠らせたい気分だよ、まったく。
善「それでは、明日お願いします」
そりゃ、こちらとして今きてほしいよ。
アサイ「それはちょっと....。」
善「じゃ、あさって。」
アサイ「それもちょっと....。」
アサイ「現在注文いただいたオプション品ですが、私ども(コルグ・サービスセンタ)のほうに在庫がない状態でして...。」
きたきたきたぁぁぁってかんじだ。
善「それじゃいつならいいんですか。」
アサイ「ええ、来週25日以降ならば確実かと...。」
だったらそういえよ、はじめから。
善「それでは25日でお願いします。」
アサイ「かしこまりました!!」
そこで妙に声の張りがよくなるのにはいかような意味があるのか。
ということで、電話が切れた。
しかし、ここで話は終わらない!!
更に数時間後、電話が鳴る!!
善「はい」
コルグ「コルグ株式会社でございます」
やな予感がする。
善「はい..?」
コルグ「大変申し訳ありません。せっかくオプション品を注文していただいたのに、てまえどもの不手際で大変お待たせしてしまったようで。つきましては近日中に取り付けに伺いたいのですが、お客様のご都合のよい日をお教え願いますか。」
善「????????」
いったいどーなっているんだ、コルグ内の情報伝達経路はぁ!!
11/25 ついにコルグが来た話
ついにコルグのサービスが来た。電話のアサイ氏、直々の登場だ。
で、私の部屋に入り、Trinity Pro Xの背面をみるなり一言
アサイ「あれ? SCSIインターフェース
善「はぁ?」
アサイ「今回私どもが持ってきたのはフラッシュロムキット
善「HDR-TRI、PBS-TRI両方の代金と両方の取り付け工賃を支払っていますが....。」
アサイ「え?そうなんですか!? 今日はPBS-TRIの方しか持ってきていません。どうします?」
コルグよ、コルグ愛好家の私に一体、何の恨みがあってそんなイヤガラセをするのだ!?
11/27 コルグが再び来た話
今度はちゃんとHDR-TRIも持ってやってきた。
本体購入後、5ヶ月にしてやっとすべて揃った。今まで、コルグのこといろいろ悪口っぽく書いてきたけれど、ほんとはコルグのこと好きなんだよ。でも、対応にはむかついたよ、いい加減。
あはは、そんなにしゅんとしないで。顔をお上げ。うん、許してあげるよ。僕も大人だからね。ただ、これからは「オプションXXXX近日発売予定」というのは絶対本体と一緒には買わない。これだけは今回の教訓として僕の胸に刻み込ませてもらうよ。
さーて、SCSIのハードディスクでもつないでデジタルミックスダウンの世界を体験してみるかね。
Trinity Pro Xの裏側をのぞき込むと...
SCSIコネクタが櫛形でもない、ハーフピッチ50ピンでもない...
DSub25ピンだった!! Dsub25ピンはMacintoshでは使われるが...私はそんなものは持ってない
最後の最後までこしゃくなまねを...
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