6月2日 RADEON HD2000シリーズの話・その2

マイコミジャーナル 徹底解説! Radeon HD 2000シリーズ - 新生アーキテクチャの全容

 AMDのDirectX10/SM4.0世代のGPU、RADEON HD2000シリーズのアーキテクチャ解説記事#2です。

 今度は毎日コミュニケーションズのマイコミジャーナルに依頼されて書いたものがやっと掲載されました。
 これもチュニジアでのカンファレンスでの取材を元にした書いた記事になります。こちらも入稿から編集作業に時間がかかったようで掲載に二週間かかっていますね…。

すでに4Gamer.netに掲載された記事+αのよう感じになっています。

 目次はこちら

 ラインナップの紹介、スペック表一覧、UVDの紹介などが+αの部分になるかと思います。

 あと、AMDが用意した唯一のテッセレータのデモンストレーションのデモムービーを掲載してもらったのは新要素かな。
http://journal.mycom.co.jp/special/2007/r600/022.html

 DirectX10.x時代はあと数年続くと見られますが、それぞれのアーキテクチャがそれぞれな方向性で進化させられた数年後はどうなっているんでしょうね。

 GPUをCPUへ統合させようとしているAMDは、既にパフォーマンスクラウン(最高性能の称号)を狙わず、CPUに統合するのに良さそうなアーキテクチャを採用した感があります。あの5wayスーパースカラのVLIWアーキテクチャはまさにそんな感じですよね。

 一方で、グラフィックスプロセッサメーカーとして生きるしかないNVIDIAは、まさにフェラーリ、ポルシェの世界に突き進みそうです。その意思の表れがほとんど市場投入意味のない「GeForce8800Ultra」(あの値段でもそれほど儲からない)といったところでしょうね。

6月12日 FlexScan HD2451W/HD2441Wの話

インプレス広告企画 ナナオ/EIZO FlexScan HD2451W/HD2441W
「正しく」「賢く」そして「美しく」!

 1920×1200ドットのディスプレイはいろいろ出ているけど、本命といえそうなのが、これ。
EIZOのFlexScan HD2451W/HD2441W。

 その広告企画をやりました。
なんと6回にわたって顔出しでやることに!
記事タイトルの横に記者の顔が付くことにどれほどの意味があるのだろう…ははは。まあ、欧米だとこのスタイルが基本らしいんだけども
(欧米か!  ボクの前、二回のカメラマンの若林さんも顔出し!!)

 広告企画なのでやや誉めすぎ感は否定しないけど、実際、これ1920×1200ドットの24インチクラスでは一番いい製品だと思う。 金があったら買ってるなー。

 レガシービデオ入力はもちろんのこと、ハイビジョン入力が可能なHDMI入力×2、D4入力×1も装備していて、液晶テレビ用の映像エンジンも搭載している。丁度、ちょっと前までシャープが販売していたチューナー無しのAQUOSといわれていた「IT-TV」シリーズに近い存在かも。

 液晶パネルはサムスンのS-PVA液晶なんだけど、EIZOのチューニングだけあって発色はかなり美しいし、階調が実に自然。
PCモニタとしては珍しくちゃんとオーバードライブ回路も入っているので残像も少ない。(さすがに最近流行の倍速フレーム駆動はなし)
光学補償フィルムが組み合わされていて黒もちゃんと沈められている。これは液晶テレビでは普通だけど、PC液晶モニタにしては珍しい方。

 とにかくPCモニタ製品の割にはちゃんと映像を見せるために作り込んであるのよね。
 1080iをちゃんとプログレッシブにしてくれるし、HDMIからの音声の再生にも対応している。
 デルの240xシリーズでみんなが悲鳴を上げたとち狂ったアスペクト比問題も、コイツには全然なし。自動認識にしておくと4:3と16:9をちゃんと合わせて表示してくれるし。

 値段はさすがにデルの240xよりは高いけども、149800円とナナオ製品にしては大部安い。( 問題のデルの2407WFPは大画面☆マニアでも取りあげたことがある)

 2451と2441の違いはレガシービデオ入力の有無。
両方ともHDMI×2はあるので2441でもいいような気もするけど、価格差はわずか5000円なんだよね。となると2451を選ぶかな…という感じか
(2441は1万円くらい安く設定してくれてもいいと思うんだけどねぇ)

 ああ、自分もはやく自前のフルHDほしいわー。

 まだ、残り5回分の試用レポートを書く関係で1ヶ月近く借りられるんだけど、返すときが名残惜しそうなことに…。

6月17日 G15の話

ロジクールのキーボードG15がうちにやってきました。

既に1年前に発売されていたものの日本語キー対応版が発売されたんですね。

マクロ登録なんかも出来る、いわゆる多機能型キーボードなんですけど、何が嬉しいって光るところ。

映像機器評価なんかをしているときは照明を落としていることが多いので、その際には、これは非常に便利なんです。

プロジェクタを使ったホームシアターを構築している人には特にお勧めです。

LED発光は専用スイッチを押すことで3段階の輝度に変更が可能。

それまではセンチュリーの「蛍」を使っていたんですけど、こちらはキーボードのレイアウトが特殊でちょっと使いづらかったんですよね。

こっち、G15は日本語のフルキーボードなのでそういう問題もなし。

究極はフル有機ELキーボード「Optimus Maximus」なんだろうけど、値段が高くて手が出ません(約20万)。

あとこの「Optimus Maximus」は日本語レイアウトが変なんだよね。

誰も指摘していないけど…(ボクは絶滅危惧種のカナキー入力派なのですぐ気がついたゾ)

G15は、まぁ、老舗のメーカーなので、カナキー入力時の使い勝手もノーマル、問題なしです。

6月25日 東芝REGZA H3000シリーズの話


インプレス広告企画 大画面☆マニア特別編
東芝-REGZA H3000シリーズ-
最近、REGZAいいと思うのよね。ホントに。
画質はまぁいいし、IP変換とか、スケーリングも綺麗だし、MPEGノイズ低減とかもわざとらしくないし、AQUOSが苦手なところが全部得意っていうところが魅力。
遅延の少ないゲームモード(実質的には映像エンジンバイパスの設定マクロ)もあるし。
実際、AQUOSはパネル解像度で入れた映像をそのまま出すだけの、ゲームモニタ、ハイビジョンモニタとしては優秀なんだけど、テレビとしての出来映えはREGZAの方が抜きん出ている感じはする。
REGZAはPC接続機能がちょっと時代遅れなところが玉に瑕だけど。(DVIなし。HDMI経由での接続は可能だけど、DSUB15ピン端子無駄w)

とにかく、うちもフルハイビジョン映像機器欲しいな

6月27日 FlexScan HD2451W/HD2441Wの話

ナナオ Hi-Vision LAB | ハイビジョンモニターで次世代DVDを見る!
 

ナナオ Hi-Vision LAB | デジタルハイビジョン映像を見る

月下旬までずっと借りられるこのEIZOのモニタ「FlexScan HD2451W」。

借り始めて一月近くになってきましたが、既に自分のもののような気がしてきた。

なんか、銀行職員とかの着服事件、経理担当の会社資金私的運用事件ってこんな感じで巻き起こっていくのではないか…と思ったりも。ははは。なにしろ、このディスプレイで仕事したり、ゲームで遊んだりすることが増えてきた。

唾付けちゃおうかな。ぺっぺっ。

というわけで、顔出し広告企画第2弾と第3弾です。

最近、使ってて気になり出したのは、フロントパネルのタッチスライド式の操作がちょっと使いづらいことかな。

この一風変わった静電式スイッチの採用は、使いやすさよりもむしろ経年による故障を回避するための対策なのかなぁ、と思ったりして。

でも、まぁ、画質はいいですよ。

ディカプリオ主演、アカデミー賞受賞作の映画BD「DEPARTED」もこれで見たけど、綺麗でした。

第3弾はハイビジョンビデオカメラを接続するネタでした。

ハイビジョンビデオカメラはビクターの「GZ-HD7」を使いました。

GZ-HD7は1920×1080ドット(ただし1080i)で撮影できるフルハイビジョンビデオカメラです。
ハードディスクに録画するタイプですが、流行りのAVCHD(H.264)方式ではなくてMPEG2方式なので、ソニーなんかと比べると記録映像のビットレートが異様に高い設定になってしまうのが玉に瑕。

HDD記録のフルハイビジョンビデオカメラの中では唯一の3CCDモデルだけに(パナは3CCDだけどSDカード記録、ソニーは1CMOS+HDD記録か3CMOS+DVテープ記録)、孤高の存在なんですけどね。

で、このGZ-HD7にはHDMI端子が付いていて、このカメラとFlexScan HD2441W/HD2451Wを接続すれば、撮影した1080iフルHD映像をプログレッシブ表示してくれるよ…嬉しいよ…という展開のストーリーです。

クライアントの意向が最優先された関係で、若干強引なネタかと思いましたが、実際試してみるとかなりいい感じです。フルハイビジョンビデオカメラ…自分でもちょっと欲しくなりました。ってフルハイビジョンのディスプレイ機器も欲しいけどね。


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