12月1日 AGE OF EMPIRES III:WARCHIEFの話

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「AGE OF EMPIRES III:THE WARCHIEF」

「西部開拓史的RTSにハマれ!」

言わずとしれた世界的に有名なRTSの最新作。

古代文明同士が戦うという一貫したテーマを持つ本作は世界史未履修の方々にこそお勧めしたい(笑)

今作も戦略ゲームとして面白いのはもちろんだが、 PS3クオリティ+αのグラフィックスがなんといっても凄い。

ちなみに上の画面ショット、実際のゲーム画面ですからね。

HDRレンダリング、セルフシャドウ付きリアルタイムシャドウイングなどなど本当に頑張っています。

ただ、メモリがちょっと多めに必要で、グラフィックスカードもミドルレンジクラスは最低でも必要かな。

今作の特徴はなんといっても、アメリカ先住民族文明が扱えると言うところ。

馬に乗って群れで、攻め入ってイギリスやらスペインやらの西欧文明を蹴散らせるあたりはかなり楽しいです。

ただ、おっきな鉄製の軍艦にカヌーで挑むときはかなり寂しくなるけどね。

あと、輪になって踊る、ネイティブアメリカン特有の祈祷行為も笑えるだけじゃなくて、内政効果もあってなにげに重要。

今回のテーマはアメリカ新大陸なので日本はまったく出てこない予定だったのだが、お金で雇える傭兵で武士と忍者が出てきまっせ!
 

12月8日 パナソニック・TH-AE1000の話

西川善司の大画面★マニア第76回:“カジュアルシアター”も「フルHD」に
〜 フルHD透過型液晶プロジェクタの実力は? 「松下 TH-AE1000」 〜

3板式透過型液晶(3LCD)プロジェクタのフルHDスペック版。

ついにフルHDに対応して最安値実勢価格35万円というんですから欲しくもなるよね。

画質に関してはやはり、LCOS機には及ばないけど、 フルHDの解像感は掛け値無しで実感できて素晴らしいです。

ダイナミックアイリスをオンにしないと黒浮きが凄いんだけどオンにすれば、まぁ、見られますし、コストパフォーマンスはかなり高いといえます。

 初出時、「ビデオ」「ナチュラル」という画調モードになっていましたが製品版では「カラー1」「カラー2」に名前が変わったので修正してあります。というか、改名されて分かりにくくなるって、どういうコンセプト!?

12月14日 ATI R600の話

4Gamer.NET AMD,統合シェーダアーキテクチャ搭載GPU「R600」の登場を予告
 

AMDに吸収合併されたATIですが、昨日のAMD ANALYST DAYでは旧ATIの社長兼CEO,現在はAMDのビジュアル&メディアビジネス担当上級副社長を勤めるDave Orton(デイブ・オートン)氏が次期RADEONについて言及しました。

「Windows Vista世代のGPU(グラフィックスチップ)『R600』は,第2世代の統合型シェーダアーキテクチャを採用するものになる」

とのことで、驚くべきことは何一つ無いのですが正式発表前にコードネームを用いて公の場で予告することは以前のATIでは考えられなかったので、AMDのCPUメーカー的なマーケティング遺伝子が流入した結果だと思いますね。

発表の中で興味深いのは、Dynamic Game Computingという 概念ですね。これはおそらくNVIDIAのCUDAに通ずる…というか対抗するものになると思います。

CPUとGPUを1チップ化するAMDならではのFusionソリューションも興味深いですね。

これは、語弊を覚悟で言えばAMD版CELLプロセッサといった感じですか

12月19日 XNA Game Studio Editionの話

3Dゲームファンのための「XNA Game Studio Express」講座
手持ちのパソコンでオリジナルのXbox 360ゲームが作れてしまう衝撃
 

「PS3はゲーム機ではない、汎用コンピュータだ」

と宣言されたものの、ソフト屋の強みと、その開発力を活かして、マイクロソフトの方が先手を打ってきた。

まぁ、まだプロトタイピング用…というようなイメージが色濃いけど、こうしたサポートをわずか1年で始められてしまうのは凄いと思った。

果たして1年後、PS3の方は汎用コンピュータとしてどの程度の環境が構築できているか…。

12月20日 CUDAの話

「CUDA」技術の全貌 - GeForce 8800を汎用ベクタプロセッサとして活用!?
 
 

GPUを汎用ベクタプロセッサとして活用するアイディアがどんどんと具現してきました。

簡単に言えばCUDAとは、GPUの演算リソースをCでプログラミングして活用できると言うことですね。

重要なのはグラフィックスドライバとは別に供給されてグラフィックスドライバと共存できるというところ。

つまり、CELLプロセッサみたいな感じで自分のアプリケーションにおいて、ベクトル計算が必要になったときにその計算をGPUに発注できるみたいな。

このアプローチでいくと、確かにAMD/ATIのFusionみたいなアーキテクチャの方がスマートな気がしますねぇ。

12月21日 月刊ASCIIで次世代ゲーム機座談会の話

先日発売になった月刊アスキー2月号でボクと本田雅一さん、そして後藤弘茂さんが次世代ゲーム機について好き勝手に座談会をしている模様がカラー4ページに渡って記事化されています。

一部、発言のニュアンスが微妙に変わっていたり、 ボクのプロフィールが「ゲームライター」になっているのにちょっと抵抗を覚えましたが(笑)、なかなか面白い記事になっていると思います。(執筆は編集部の方です)

なによりも、めったに顔写真を載せない後藤さんも顔出しで臨んでいる記事なのでぜひ本屋さんで見てみてください!

12月22日 エプソン EMP-TW1000の話

西川善司の大画面☆マニア第77回
透過型フルHDプロジェクタの新基準
〜 成熟した新dreamio。「エプソン EMP-TW1000」 〜

最安値で30万円台中盤にもなっているEMP-TW1000ですが、レンズのフォーカス性能は正直もうちょっと欲しい気はしたけど、価格を考えれば画質的には納得のできるレベル。

特に、今期フルHDプロジェクタとしては最高輝度の1200ルーメンはポイントになるはず。

確かにEMP-TW1000の画素描画は格子筋が目立つが、その分、エッジ表現がシャープに見える。

一方、TH-AE1000は、そのスムーススクリーンの効果で格子筋を消せてはいるが、その分ぼやっとした感じになっている。

どっちがいいかは好みの問題。

まぁ、PCやゲーム主体ならばEMP-TW1000、映画主体ならばTH-AE1000という感じなのかな

12月23日 DAVID KIRKとインタビューの話

【連載】4Gamer.NET 西川善司の3Dゲームエクスタシー
GeForceの父,David Kirk氏に聞く「GeForce 8800」


より実装レベルの詳細な話はミスターGの連載の方を参考にしてもらって、こっちでは、やや柔らかめに最新のGPUアーキテクチャとGPU内部のマルチスレッドについて語ってもらっています。

CPUのマルチスレッドとはこう違うんだ…みたいなことがメインとなっています。

あと、GPUの進化の方向性についても面白い話がいくつか出ていますね。

特に、テッセレータの実装は今後、短期的にはなさそうと言う意見はちょっと意外でした。

さらにその先にはA-BUFFER的な概念の実装を考えているというのも、興味深いです。


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