5月11日〜17日 E3の話

 今年もロサンゼルスまでE3の取材に行って来た。今年もGameWatchチームの一員として。

 詳しいレポートは下記を参照していただきたい。

今年も主にPCプラットフォームのゲームを取材してきた。

 Half-Life2はキラーソフトになりそうな予感。

(今回も睡眠時間ゼロに近い中での執筆となっているので、もし誤字やスペルミスなどがあればGameWatch編集部か私の方にメールしてください。)

 

Eidosブースレポート
「TOMBRAIDER」最新作に「DeusEX2」、
今年のEidosは大作揃いの最強ラインナップ

PC版の最新TOMBRAIDERは、NVIDIA技術協力により、PS2版などよりもグラフィックスがパワーアップしている!…といっていたけれど、展示されていなかった。なぜだ? 6月発売予定のはずなんだけど。

「DEUS EX2」と「THIEF3」が姿を現す
〜Wallen Spector氏の2大作品の続編が登場

あのDEUS EXとTHIEFの続編が登場。グラフィックスエンジンがパワーアップ。ゲーム性も向上。リアルタイムシャドウは最近のトレンドになってきた感じ。

ATARIブースポート
〜ゲーム「ENTER THE MATRIX」をプレイしなければ
映画「THE MATRIX RELOADED」の謎が解けない

映画「マトリックス2」は「マトリックス1」のころからいきなりストーリーが飛躍しちゃってる。ザイオンが攻撃されるのはなぜ? ネオ(キアヌ・リーブス)にまとわりつくあの小僧は誰? といった映画版「マトリックス2」の謎はゲームをクリアして,6/3発売の「アニマトリックス」を見ないと分からない。ヒット確定作だからできる大胆なメディアミックス展開。

敵はジェームス・ボンド!
どこかヌけてる世界的“悪”の組織を運営して世界征服をたくらめ!

デミス・ハザビス氏制作の最新作リアルタイムストラテジー
「EVIL GENIUS」プレビュー

ダンジョンキーパーを彷彿させるゴッド・シム。制作はピーター・モリニューの弟子ともいわれるデミス・ハザビス氏。「Republic」が完成したので,次回作をお披露目。ゲームはRepublicよりも分かりやすく面白そうだぞ。

LucasArtsブースレポート
スターウォーズの世界観をMMORPGで再現した
「STARWRAS GALAXIES」のシステムに迫る

スターウォーズのMMORPGがついに今年の夏サービス開始。ゲームシステムを徹底紹介。ジェダイナイトも続編が出る!

Activisionブースレポート
〜DOOMIIIはいつ出るのか?
サードパーティ製HalfLife2エンジン採用第1号ゲームもActvisionから

DOOMIIIは今年はなんとエンコードされたムービーの展示のみ。年内発売はほぼ絶望的。

ピーター・モリニューはまたまた,変わった新作を発表。映画業界を題材にしたゴッド(?)シム。

「AGE OF EMPIRES」のリードデザイナが放つリアルタイムストラテジー最新作「EMPIRES:Dawn of the Modern World」
TRPGの名作をHalfLife2エンジンで再現した「Vampire:The Masquerade-Bloodlines」プレビュー

「EMPIRES」は「EMPIRE EARTH」の続編ではないとのこと。

今回取り扱う時代は中世から第二次世界大戦の時代まで。それぞれ別のゲームから出てきたような大胆な文明特性を与えられた7文明が激突。「韓国」は登場するが,残念ながら「日本」は登場しない。やはりPCゲーム市場は韓国の方が広いからか。

HalfLife2エンジン採用の「Vampire」はTRPGをコンピュータゲーム化したもので,マニアの間では期待されている作品。

3Dゲームファンのための「Half-Life 2」エンジン講座(前編)
ゲームエンジンはついに地球シミュレーションの領域に突入する!! 

今年のE3で,最も人気を呼んだブースがHalfLife2シアター。私はかつて,プレイステーションが世に出てきたときと同レベルのカルチャーショックを受けた。

というわけで、ムービーとともに,HalfLife2エンジンのすごさを解説。

プレスキットは初日に配り終わっちゃったらしく,私は入手できなかった。なんでもDVDメディアだったらしい。持っている方,中身教えて。

3Dゲームファンのための「Half-Life 2」エンジン講座(後編)
ゲームエンジンはついに地球シミュレーションの領域に突入する!! 

こちらは,ゲーム内容の紹介。こちらもムービーと共に解説している。

グラフィックスと物理だけじゃなくて,ちゃんとゲームも面白そうだ。

ちなみにこのシアターで用いられていたマシンはPentium4/3GHz(FSB=800MHz),RADEON9800PRO/256MB(DDR2)というスペック。

HalfLife2をグラフィックオプション最高位設定でプレイしたいならば,ビデオメモリ256MBは必要。なぜビデオメモリが必要かは本文を参照のこと。

 ニンテンドーはプレスカンファレンスで名刺を差し出して「プレスキット下さい」といったら,現地にいた日本人任天堂スタッフに「フリーランスの方なんかにはあげられません!!(京都弁なまり付き)といわれてしまった。とほほほ。私もまだまだ青いなぁ…。

 あと,ACTIVISIONに「DOOMIIIを見たいんですけど」といったら「DOOMIIIは選ばれたプレスの方にしか見せていません」といわれてしまった。選ばれなくて残念。しくしく。

 ちなみに,別の取材でACTIVISIONのプライベートブースに行ったら,id softwareの部屋があって,ドアの小窓から実際に動いているDOOMIIIが見えました。

「おお,あの方達が選ばれた人たちかぁ」 

 ROCKSTARブースでは「MAX PAYNE2」をプライベートブースで見せているとの情報をキャッチしたので,交渉したのだが,こちらも「選ばれた方にしか見せてません」とのこと。

 くーーー。オレもいつかは選ばれてぇぇぇぇ。

 


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