ネットランナーに「先行者」をモチーフにした「中華キャノン」のプラモデルが付属して、話題になったが、このプラモが付属したおかげで、その号は完売したそうだ。つまりバックナンバーなし。
総部数は約20万部とも言われていて、この数字は実は単一のプラモデル製品が出荷された数でも、もしかしたら日本記録かもしれないといわれている。そう、20万個売れたプラモデルって、いままでにないんだとか。
さてさて、そのプラモ自体は、プレミアが付いたり、改造素材や立体ギャグ素材として活躍したりして、こんなサイトまでできている。
それにしても、先行者って、英語にするとPrius(プリウス)なんだよね。
8月1日 RADEON9000/9700発表の話
ATIがRADEONの新シリーズを発表した。
RADEON9000は8500の廉価モデルだが、GeForce4MXキラーともいうべき存在で、実売価格1万円台前半になりながらプログラマブル頂点シェーダとプログラマブルピクセルシェーダの双方をハードウェアアクセラレートできる。エントリクラスのグラフィックス表現能力を大幅に底上げしてくれそうなGPUだ。
RADEON9700はレンダリングパイプラインを8本にした贅沢なハイエンドGPU。0.15μmプロセスルールながら1億1000万トランジスタの大規模チップで、コアクロックは不明ながら、スペックシートのフィルレートから逆算すると325MHzとなる。まぁ妥当な線だろう。メモリクロックはそれで650MHz(DDR)ってところかな。
詳しいことはVwalkerに寄稿したので、こちらをどうぞ。
DirectX8時代とは違いDirectX9発表前に実際の製品がリリースされる模様 | ボンネットの窪みは16ビット精度の法線マップによるバンプマッピングにより表現されている。 |
飛行機に乗るたびにまず見るのが座席前の網袋に入っている「非常時の手引き」(Safety Features)のしおり。
結構オモシロ写真の宝庫なのだ。
写真じゃなくてイラストのところも多いのだが、これまた面白いのが多い。
機内映画に飽きたら見てみるといいかも。
アメリカン航空777型のものより。 子供が酸素マスクに興味津々の図 |
ノースウェスト航空747より。「手を前に出して」と指示している航空会社が多い中ノースウェストは手を組んで飛び出すことを奨励。なんだかコサックダンスみたいだ。 | 同じくノーウェスト航空747より。なぜこんなに目がうつろで放心状態なのか。ほとんどシェーのポーズにしか見えない | ノースウェスト航空747。「あら、やだ」と女性口半開き状態。屁でもこいたのか、それとも、逆に後ろの男性になにかされているのか。ちょっとしたドラマを感じる1枚。 |
OnlinePlayer Vol.10 Aug.号 p.117について。一部、編集部側で行った原稿の改編が間違えた事実を伝えてしまっているので、ここで訂正する。
「TBA DSPは,3Dサウンド96音,DirectSound256音までのアクセラレーションが可能でQSoundに対応している。」
ここまではいい。
「QSoundは,現行のパソコンゲーム向けサラウンド規格であるDirectSound3D,EAX1.0,EAX2.0と互換性がある。」
この部分がまずい。
何のことかよく分からないと言う人も多いと思うので、簡単に解説しておくと,「QSoundはAPIではない」のだ。
この文だと,
「QSoundが」
「DirectSound3D,EAX1.0,EAX2.0と互換性がある。」
ように思えてしまう。原文ではこうした表現はなかったのだ。
QSoundは出てくる音に対して,何か処理をするテクノロジーだ。Sensauraも同様。
DirectSound3D,EAX1.0,EAX2.0は,パソコンで音を再生するための仕組みの規格やその出力技術だが,QSoundはたとえて言うならば
DirectSound3D,EAX1.0,EAX2.0で作り出された音をユーザーにどう聴かせるかを工夫する技術なので,この説明だと,おかしいのである。
カバーする範囲が異なる技術なのに互換性があるはずもない。
細かいことだけどねぇ。
でも、これを信用してQsoundロゴの別製品を買って「DirectSound3D,EAX1.0,EAX2.0に対応していないよ」とクレームが来るかもしれないし。
みんなサウンド関係のことって、APIと再生側のテクノロジーをごちゃごちゃに理解しているところあるから、こう言うところこそはっきりさせないと。…ということで、訂正を出してもらうことにした。