7月某日 Parhelia-512発売開始の話

 MATROXの最新512ビットGPU「Parhelia-512」がついに発売開始された。

 0.15μmプロセスルールのはずなのに、コアクロックはなんと200MHz。のちに220MHz版がリリースされるらしいがGeForce4Ti4600(300MHz)、RADEON8500(275MHz)と比べると大きく見劣りする。もちろんクロックだけが性能ではないが…。

 というわけで気になるパフォーマンスや、ウワサのパノラマゲーミングを可能にするTripleHead機能についてのレポートをVwalkerに寄稿したので3Dゲームファンはぜひとも読んでくださいまし。

ビデオカード戦国時代へ!? 新登場「Parhelia-512」パフォーマンス研究(前編) トータルパフォーマンスの検証編
ビデオカード戦国時代へ!? 新登場「Parhelia-512」パフォーマンス研究(後編) 3画面ゲーミング時のパフォーマンスの検証編

7月某日 SIGGRAPH2002へ行ってきた話

 アメリカ、テキサス州サンアントニオで開かれたSIGGRAPH2002に行って来た。

 今回はスポンサー無しの自腹なので、結構きつい。がんばってトントンか下手したら足が出る感じだが、最近3Dグラフィックスの世界に興味が出てきたのと、NVIDIA、ATI、MATROX、3Dlabsという4メーカーがこぞって新GPUを発表した(あるいは発表予定?)の年なので、行ってみた次第。

 サンアントニオは意外にも蒸し暑く、日本の暑さに近い。カラっじゃなくて、ジメっとしている。蚊もいるし、実際刺された。アメリカで蚊に刺されは初体験だ。なんか実際に蚊を見たら模様が日本のヤツと違ってたな。

 蚊のことはさておき、今回のSIGGRAPH2002のリアルタイムレポートはVwalkerに寄稿したのでよかったら読んでください。

コンピュータグラフィックスとバーチャルリアリティの祭典,SIGGRAPH 2002開催 SIGGRAPH2002ではアニメーションシアターとエレクトロニックシアターという映像の上映会が行われる。これが一般来場者にとっては最も目玉なんだけど、今年のはなんだかブラックというか退廃的なのが多い。
必見! 最新グラフィックスチップの動向が見える,GPUメーカーブースを直撃 GPUメーカー4社ブースに行って来ました。MATROXはParhelia-512を3画面フレームバッファとして売り込んでいるのがちょっと悲しかったなぁ。
国内の大学も参加! 世界のバーチャルリアリティ最前線 意外に多かった日本の大学の参加。バーチャルリアリティの未来は明るいかも
スクープ! 「GeForce5」の姿が明らかに!? 「NV30」最新情報を入手 インタビュー予約時間を前日に変更したために、連絡が行き届いてなくて1時間の約束のはずが20分になってしまった。けど、GeForce5(NV30)の話が結構聞けてしまったのがラッキー。

 3Dグラフィックス関係のことはGameWatchの方に書く予定。ただし、ちょっと内容が難しくなりそうなのでどう書くか編集部担当者と検討中。

 それにしてもGeForce5(NV30)は、凄そうだな。0.13μmだし…。とある方の情報によると0.13μm GPUはNVIDIAが1番ノリではないそうだが…。え? Tが1番なの? びっくり。 ATIもうかうかしてらんないね。 MATROXは…うーむ。Parhelia-512の高クロック化はあまり考えていないとか言いきられちゃったし…。


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