6月某日 LOOX-T9買った話

 もう3ヶ月も前のはなしになるのだが、海外出張の際にVAIO-C1VJで原稿を書くのに限界を感じた私は、ついにノートPCの買い替えを決意。で、選んだのがLOOX-T9(無線LANモデル)だった。

 またクルーソーかい

 というツッコミはごもっとも。

 このマシン、コンセプトは私にとって完璧なんだけど、いかんせんクルーソーなので遅い…遅すぎる…十万石まんじゅう…

 でも,ほんと,それ以外はよくできたマシンです。私が今求めるノートPCの理想形にかなり近いのだ。

 苦労した購入記と、まったりとした活用記はVwalkerで連載。

第一回 「幻」の完全無欠のサブノート「LOOX-T9」の魅力を探る
 〜筆者のLOOX-T9獲得奮戦記 PART1〜

第二回 「幻」の完全無欠のサブノート「LOOX-T9」の魅力を探る
 〜筆者のLOOX-T9獲得奮戦記 PART2〜

第三回 メモリ増設不可のFMV-BIBLO LOOX T9に増設はできるのか?

第四回 HDD換装に挑戦する

第五回 増設バッテリーオプションの威力を見る

第六回 DVDビデオ再生能力を推し量る(その1)

第七回 DVDビデオ再生能力を推し量る(その2)

あと、DOS/V Magazine 6月15日発売号ではLOOX-T開発チームへのインタビュー記事が掲載される。なかなか面白い話も聞けたので、ぜひ読んでみてください。

そうそう、開発者の方達を目の前にしながらも「遅ぇ」と連呼してきたので、いずれ解決されるのでは…と淡い期待を寄せてたりする。でも、年内はずっとクルーソーっぽい…手応え?

6月2日 鉄騎の話

 カプコンのXbox用ソフト「鉄騎」の発表イベントの取材に行って来た。

 ゲームジャンルはオフィシャルには「操縦」というふうに設定されていて、全長80センチもある大型専用コントローラとフットペダルで操縦する3Dロボットバトルゲーム。

 詳しい発表レポートの模様はGameWatchに寄稿したのでそちらをどーぞ。

鉄騎発表イベントレポート
発売日は8月22日、価格はコントローラ付きで19,800円
通信対戦に対応した「鉄騎オンライン」の開発も決定!

 グラフィックはかなり良くできているんだけど、ちょっとがっかりしたところもあった。

なんと木々の表現に今時、珍しいビルボード技法を採用していたこと。ビルや敵がリアルなだけに同時に見ると違和感があってややしらけてしまう。

 ビルボード技法とはポリゴン片に絵を貼り付けて(この場合は木々の絵)、視点に対して常に正面を向くように描くもの。たくさんのオブジェクトを少ないジオメトリで動かせるので処理速度的には軽いが、実際には立体物じゃないので違和感が残る。PS1用やSS用などの初期の3Dゲームに好んで使われた。

 全体的にフレームレートも低い感じなのもちょっと気にかかる。

 ただし、ゲームそのものはかなり、やりがいがありそう。最初からオンライン対戦に対応してきてほしかった気もするが…。

6月某日 ThinkPad T30の話

 これまた半月前のはなしになるのだが,初めてタッチパッドを採用したThinkPad T30の取材に行って来た。

 A4ファイルサイズのいわゆるオールインワン系のノートPCだったので,私自身は,あまり興味のないジャンルのマシン(私はミニノート好き)なのだが,世間では結構注目度の高いマシンだったりする。

 マシンをおいたときのショックを和らげるショックアブソーバーが,ユニーク。

 内容的にはさらりと流している感じですけど,よかったら見てみてください。

タッチパネル+トラックポイント搭載で新リリース!
「ThinkPad T30」――その秘密と魅力に迫る
第1部 日本IBM担当者に聞く「ThinkPad T30の魅力」

タッチパネル+トラックポイント搭載で新リリース!
「ThinkPad T30」――その秘密と魅力に迫る
第2部 「ウルトラナビ」と無線LANでプラスαの実力発揮! ThinkPad T30検証

6月某日 ウルトラマン逮捕の話

 「ウルトラマンコスモス」の主演俳優が傷害で逮捕された。詳しい記事はここなどをどうぞ。

 なんでも、暴行を働いて、現金を脅し取ったとか。

 ウルトラマンコスモスは全話を既に収録してあったらしいが、事件発覚で「打ち切り」になった模様。

 でも、「ウルトラマンコスモスは変身する前も強い」とかいう新設定を設けるとかしてなんとかならなかったのかな。

ならねーか。

 「ウルトラマンだって倒した怪獣相手に恐喝してたかもしんないし、リアルで等身大な新しいヒーロー像」とかいう解釈するとかしてなんとかならなかったのかな。

ならねーか。

 でも、芸能界だから、しばらくしたら復帰するんだろうな。

 んでもって、その時の新聞見出しは「帰ってきたウルトラマンコスモス」になるんだろうな。

ならねーか。

6月某日 真珠(腐)人の話

 フジテレビ系列で13:30よりやってる「真珠夫人」という連続ドラマなんだけど、これが熱い。

 もう50回を超えており、そろそろ最終回を迎えそうなんだけど、とにかく登場人物全員が頭のおかしいヤツラばかりで、行動が変。

 一応、体裁的には女主人公と男主人公との純愛ドラマ…なわけだが、彼ら2人の行動も、とち狂ってるし、彼らを支援する人物達、そして敵役達もみんな狂った行動をする。

 それぞれの思惑が三次元空間ベクトルで言うところの「ねじれ」の関係になっていて、互いに交差することのない,意味をなさない行動を繰り返しつつ、物語だけが生き物のように勝手に進行していく。

 平和に金魚たちが暮らしている金魚鉢に、突然ドラネコが手をぶっ込むように、唐突に脈絡のない事件が発生するんだが、それぞれの登場人物達の対応がこれまたかみ合わず、話はますます訳の分からない方向に展開しちゃう。

 もちろんコメディではなく、シリアスものなんだが、台詞1つ1つがお馬鹿さんで、30分間爆笑の連続。

 今日の放映分も笑えたなぁ。

 説明するのも馬鹿らしい複雑な事情で男主人公とその息子は2人で暮らすことになったわけだが、ここに嫁入りを狙う敵役馬鹿女がやってくる。息子は小学生低学年で、この敵役馬鹿女は男主人公に一方的に恋をしていて、息子に気にいられようとしている。

 毎度毎度のばかばかしいストーリー展開の末に,この馬鹿女と息子が2人で留守番をすることになるんだが、突然、この馬鹿女が息子に問いかける。

馬鹿女「マサルくん、トランプしましょうか。」

息子「うん」

馬鹿女「あ、そうだっ。マサルくん、私のスカートをめくりなさい」

お尻を差し出す馬鹿女

息子「えっ?」 (キョトン)

馬鹿女「だって、男の子でしょ。」(暴走気味)

息子「…」(呆然)

馬鹿女「めくりなさいったらめくりなさい」()

息子「…うん」  (ばさっとイヤそうにめくる)

馬鹿女「さすがは、マサルくんも男の子ねぇ。女の人のスカートをめくるなんて。クス。トランプでマサルくんが勝ったらまためくらせてあげるわね」

息子「…」(もういいよと言わんばかりにイヤそうな表情のまま無言)

 この馬鹿女、息子に気に入られることが目標だったはずなのに、せっかくの2人きりの時に,執拗なイヤガラセをしているのだ。

 …もう、こんな感じの大馬鹿時空間が30分間テレビから放出され続けるのだから,もうたまらない。

 そう、この雰囲気、昔プレイしたザインソフトの作アドベンチャーゲーム「神戸恋愛物語」に通ずるものがある(だれもしらねーか)。

 まーとにかく、しばらく忘れられていた、あの、ザイニズムという感覚が、お昼ドキに体験可能ということで…。

 くぅ〜。もうちょっと前に紹介すべきだったなぁ。

6月某日 フーリガンの話

 ForGamer.Netに色物リアルタイムストラテジーゲーム「フーリガン」のレビューを寄稿した。

 こちらからどうぞ。

 フーリガンって、あれね、サッカー場で暴れる過激なサポーターのね、こっちじゃないからね。

 ゲームも色物ならばレビューも色物…ということでOh!X時代のように自由に書かせて頂いた。

 けど,危険な冗談は全部カットされてしまった…まぁ,しかたないか。

 このゲーム、なんだか妙に日本語化に気合いはいってるんだよな。台詞がほとんど吹き替えられているし。

 ショップでは山積みで、その山が積みっぱなしなのであまり売れているようには思えないんだけど…。

6月某日 シドニーに行って来た話

 オーストラリア、シドニーに行って参りました。

こんな景色が見えるレストランのお食事もSeagateのおごり。儲かってるぜ、Seagate! ちなみに、中央に見える橋はオペラハウスに列ぶ観光名所となっているシドニー・ハーバーブリッジです。

 Seagate Storage Directions 2002という取材ツアーだったんだが、取材自体は一日だけであとはSeagateがアレンジした観光だった。

 たまにはこういう取材もいいかんじ。ホテルに帰ってきて記事を書かずに寝られた海外取材は久々だよ。

 今回はAV Watchチームとして行ってきたので、記事はこちら

 今回の旅費や食費のほぼ全てがSeagate持ちだったんだけど…なんかSeagateってかなり「はぶり」がよい感じ。

 今回ツアーに参加したマスコミ陣達からのたれ込み情報によれば、Segateってば、Xboxの内蔵HDD、PS2のBBキットのHDDの供給で最近相当潤っているとのこと。マイクロソフトやSCEにまとめてドカンと供給したみたいなので、ドカンと利益を上げたらしい。

 あと、上の記事でも触れたように、映像制作業界へのシェアが拡大しているのも、潤っている理由の1つみたい。あとは、最近にわかに増え始めたハードディスクビデオレコーダーなどの家電製品の内蔵HDDとしても結構なシェアを持っているかんじ。

 滞在中はアンビエンスのNaoyo Iso McMickingさん、CG World編集部の石川かなっちさんにお世話になりました。これからもよろしくね。

 オーストラリアは車は左側通行だし、シドニーの街はイギリスの道名や地名がふんだんに使われていて、とても懐かしかい気がしたざんす(私は子供の頃、イギリスに住んでいたのだが、長い間行ってないので)。

 しかし、シドニー市内のOxford Streetがゲイの街(事実!!)っていうのは…。

 

 

 

 


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