西川善司の3DGE:AMDによる主張「NVIDIA製GPUは,DirectX 12の優位性を活用できない」を考察する

 AMDとNVIDIAと言えば、「赤いきつね」と「緑のたぬき」の戦いとして、時々面白いことをやってくれますが、今回は、赤いきつねの方が緑のたぬきにもの申す!…をやっています。

 AMD側のメッセージとしては「グラフィックス描画とGPGPUの同時並列実行(Async Shader)が出来るのはAMDのRADEONだけ!」ということのようです。


西川善司の3DGE:AMDによる主張「NVIDIA製GPUは,DirectX 12の優位性を活用できない」を考察する
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http://www.4gamer.net/games/302/G030238/20151027103/

 まぁ、実際には、NVIDIAの方も第二世代Maxwellから対応しているはずなのですが、ドライバの問題なのか機能していない…というのが現状のようですね。

 こうした争いは不毛は不毛ですが、結果的には、GPUアーキテクチャや先進機能への理解が深まるので悪いことではないかも知れません。

 ちなみに、PS4,Xbox OneでもAsync Shaderは利用でき、実際のゲームではけっこう普通に活用されています。ちなみに、PS4のAPUでは、通常グラフィックス描画とGPGPU実行に加え、システム用の高優先度グラフィックス描画も並列実行できる設計になっています。
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西川善司の大画面☆マニア第208回~プロジェクタ入門機決定版。エプソン「EH-TW5350」

 これ、ブログで取り上げるのを忘れていました。

 遅ればせながらフォローしておきます。

 かつてエントリー向けホームシアター向けプロジェクタといえばサンヨーやパナソニックが人気を二分していたんですが、サンヨーはなくなってしまいましたし、パナソニックもホームシアター向けは撤退してしまったので、今はこの分野に律儀に新製品を出してくれる日本メーカーはエプソンくらいになってしまいました。

 (ソニーやJVCのLCOS機はエントリー機でも価格帯がかなり上ですからね)

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西川善司の大画面☆マニア第208回
プロジェクタ入門機決定版。エプソン「EH-TW5350」
10万円フルHD 3Dモデルの確かな進化

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http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20150917_721502.html

 今回取り上げたエプソンのEH-TW5350は、価格が約10万円と安い割には、画質性能もなかなかで、輝度性能も2200ルーメンと、十分以上の明るさがあります。

 しかも、フルHD(1920×1080ピクセル)解像度で、3D立体視にも対応。

 たしかにレンズシフト機能がないのは残念なのですが、レンズシフト機能を付けると価格が5~10万円は高くなってしまいますからね。

 100インチの投射もわずか2.7mで行えるという短焦点性能もなかなかです。



 エプソンのプロジェクタのゲームモードは、低遅延が実現されるのと引き替えに、ドットバイトット表示の解像感が損なわれてしまうというかなり残念な仕様だったのですが、今回のEH-TW5350ではこれが見事解消。

 しかも、低遅延性能はプロジェクタとしては業界トップクラスの約1フレーム遅延にまで短縮されました。

 輝度性能も高いので会議室のプロジェクタとしても問題ないですし、ゲームプロジェクタとしても低遅延性能が活きます。

 3D立体視は「フルHDグラス・イニシアチブ規格」(Bluetooth)方式の3Dメガネが使えるのもグッド。3D立体視時の画質は記事でも触れているようにクロストークも少なく良好でした。

 レンズシフトがない部分を、設置時の工夫でなんとかできるならば、今季一番のお勧めの入門プロジェクタといえそうです。

 コストを重視するならば、こういう紙スクリーンを活用するのもありです。



 紙製スクリーンは湿度や日光に弱いので経年で傷みやすいですけど、割り切って使うならば全然ありです。意外にきれいですし。
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西川善司の3DGE:PlayStation事業の戦略軍師,SCEJA伊藤雅康氏に聞く,PS4進化の方向性。高性能版PS4は登場するのか?

 インタビューにかこつけたコラム記事なので、いつも通り、好きなように書いていて、長いです。

 なんか好き勝手書いている割りには、SCE関係者からお礼のメッセージが来ました(笑)

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西川善司の3DGE:PlayStation事業の戦略軍師,SCEJA伊藤雅康氏に聞く,PS4進化の方向性。高性能版PS4は登場するのか?
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http://www.4gamer.net/games/990/G999024/20151021121/

 一番のホットトピックは当初予測していたとおりに「PS4はある程度の連続時間軸で進化していくかもしないという可能性が検討されている」ことが言及されたところですかね。

 SCEとしても、PS4の性能を上げるもっともらしい口実は、やはりPSVRでしょうね。裏を返すとPSVRにどの程度注力していくかで、PS4の性能を上げるためのスケジュールや上げ幅も変わってくると言えます。

 まぁ、いずれにせよ、5~7年おきの新ハード投入時ごとに「普及台数ゼロから再出発しますんで、みなさん買ってください!」という30年以上続けてきたゲーム機ビジネスの「リスクの大きい慣習」をどうにかしたいというのもあるんでしょう。

 それと、SCE(ソニー)もそうですし、最近のマイクロソフトはもちろん、アップルとかGoogle(Android)もそうなんですが、「ハードウェアはいまやメディアでしかない」として捉えるようになってきています。

 「プラットフォーム」とは「ハードウェアの仕様」ではなく、「ユーザー向けのサービス」であり、「開発者にとってのフレームワーク」なんだという方針に切り換えてきたと言うことですね。

 サービスとフレームワークに魅力が打ち出せれば、今のアップルのiPhoneのように1年おきに性能強化の新製品を出しても、みんな文句も言わず夢中になって「我先に」と列んで買い求めるわけですし、そういう方向性に舵を切りたいと言うことなんでしょう。

 そういえば、マイクロソフトも最近はSurfaceが好調で、1年に何度もSurfaceの新製品の話題を聞くようになってきました。たしかに、マイクロソフト自身も「OSカンパニーではなく、ハードウェアとサービスのカンパニーを目指す」と、ここ最近のMSカンファレンスの基調講演で言うようになってきましたっけ。

 で、最初の話に戻りますが、ゲームプラットフォームにおいても「新ハードを出すたびにユーザー数ゼロから再出発する」のを辞めて、サービスとフレームワークで人(ユーザーや開発者)を引きつけておき、確保したユーザーはなるべくそのまま引き留めておくようにして、ユーザーそれぞれが好きなタイミングでその時に欲しくなった最新ハードを買えばいい…というふうにもっていきたいんでしょう。

 ちなみに「PS4.1とかPS4.5とかじゃなくてPS5という名前になるんでは?」という指摘が飛んできそうですが、そこは論点の主題ではないですよね(笑)
 むしろこうした流れが進めば、ナンバリングは消すこともあり得ますし、「X」だとか「Z」みたいなアルファベットを付ける事もありえるでしょう。実際「5」にだってなるかもしれません。高性能版が出たとして、それがなんて名前になるかは、ボクは占い師でもないので興味はないです。

 来年、任天堂が発表するという新型機「仮称NX」ですが、「どういう性能なのか」「WiiやWii Uで育ててきた遊びを継承できるのか」(互換性の問題も含めて)といったあたりは気になりますね。任天堂は業界の風雲児なのできっと我々の予測を上回る何かを打ち出してくるはずです。

 占い師ではないですが(笑)、もし、その製品名が「バーチャルボーイZX」みたいな名前だったら…鼻からスパゲッティ食べますますかね。
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Unity Rendering Wizardの集い

 全然、Wizardではないのですが、基礎的な概論をお話し頂きたいと言うことで、登壇することになりました。

 無料の開発者向けのイベントです。

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Unity Rendering Wizardの集い
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http://eventdots.jp/event/571325

 無料ですが、定員があるので申込はお早めに~。
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グラフィックス技術解説もあり!~週刊アスキー「アンチャーテッド・コレクション」短期集中連載

 先日、YouTubeやニコニコ動画で放送された「アンチャーテッド白熱教室」は3時間半に及ぶ長い放送になりましたが、大きなトラブルもなく無事終了。

 担当プロデューサーの方によればなかなか好評だったようで、ほっと胸をなで下ろしています。ちなみに、YouTubeとニコニコ動画で合わせて延べ10万以上のアクセスがあったとのことです。
 今でも放送内容は試聴が出来ますので、ご覧になっていない人はこちらからどうぞ。



 さて、この週は、ボクにとって「アンチャーテッド週間」となってまして、これ以外にも、週刊アスキーにて、「アンチャーテッドの魅力を探る」というソニータイアップ記事を、なんと長篇記事を三日連続で書き下ろして掲載するという暴挙に出ています(笑)


 一回目は、「アンチャーテッド」シリーズを知らない人に向けた、「魅力を語る入門編」の記事を書きました。

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テクニカルジャーナリスト西川善司、『アンチャーテッド』の魅力を大いに語る【PR】
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http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/370/370009

 ファンでない人は、「アンチャーテッド」シリーズがインディジョーンズ的な「考古学×SF」ものだということを知らない人もけっこういるようなのでそのあたりの紹介と、魅力的なキャラクターの人間関係についてまとめています。


 第二回目は、先日の動画出演の際には一部しか紹介できなかった「アンチャーテッド」シリーズで採用されたグラフィックス技術の数々を紹介する回としました。

西川善司が分析!『アンチャーテッド』のグラフィックスのスゴさとは【PR】
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http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/370/370079/

 内容的にはこれまで開発元のノーティドッグがSIGGRAPHやGDCにて発表してきた論文プレゼンテーションの抜粋になっています。

 週刊アスキー読者層に合うかどうかは不明瞭でしたが、こういう技術話は一定層には好まれるのでこの短期集中連載にも含めました。

 先日の動画番組でも「これ以上知りたい人は週刊アスキーの記事をどうぞ!」と予告もしたりしたので、タイアップらしくなりましたね(笑)


 第3回は、第1回と同様の「難しい話なし」のファントークみたいな内容に戻しています。

 「アンチャーテッド」シリーズと言えば、毎度毎度の激しいアクション演出が魅力ですので、シリーズを通してもファンが多い、第2作目から「対ハインド戦」、第3作目からは「輸送機上の激闘」をピックアップしています。

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『アンチャーテッド』の劇的すぎる演出を考察してみたby西川善司【PR】
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http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/370/370119/

 結びでは、これまたタイアップらしく、ソニーのサラウンドヘッドフォン「MDR-HW700DS」の紹介を盛り込んでおきました(笑)



 まぁ、実際、ブルーレイ時代の7.1CHデジタルに対応したデジタルサラウンドヘッドフォンって、あまり種類がないですからね。かなり本気でお勧めしています。こいつはHDMI-ARCに対応しているのも特長ですね。

 余談ついでに補足しておくと、パナソニックからはDVD時代の5.1CHデジタルに適合した「RP-WF7」というのも出ています。マッドキャッツからTRITONブランドでもデジタルサラウンドヘッドフォンが出ているようです。




 と、こんな感じでお送りしてきたアンチャーテッド短期集中連載ですが、動画出演したり記事書いたりしているうちに、自分でもやりたくなってきてしまい、発売日に普通にゲットした「アンチャーテッド・コレクション」を、この10月の連休では通してプレイしています。

 PS4での実況プレイもやったりしていますが、集中すると途端に無言でのプレイになるので見てもあまり面白くないといわれています(笑)

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IIEEJ(画像電子学会) 第4回 画像エンタテイメント(IET)セミナー「非ゲーム分野でのゲームエンジンの活用」

 IIEEJ(画像電子学会)主催の 第4回 画像エンタテイメント(IET)セミナー「非ゲーム分野でのゲームエンジンの活用」というカンファレンスが、今週土曜日に開催されます。

 開催にあたっては、ボクがアドバイザーを務めたので、このブログでも告知しておこうと思います。

 参加費が数千円かかる有料イベントですが、基本、どなたでも参加出来るものになっています。

 ちなみに、事前申込をせずに、その日にフラリと出かけていっても聴講は出来るかと思います。

 以下、開催概要です。



IIEEJ(画像電子学会) 第4回 画像エンタテイメント(IET)セミナー
「非ゲーム分野でのゲームエンジンの活用」

開催日時 2015年10月10日(土) 13:00~17:15
開催場所 DeNAセミナールーム
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ※
※11階に上がって頂き、受付にてお申し出ください
主催:一般社団法人 画像電子学会 画像エンタテイメント(IET)研究会、VMA 研究会、及び、スマートディスプレイ(SDP)研究会
協賛:画像関連学会連合会(FIS)
参加費 一般会員(協賛学会会員を含む)およびアソシエイト 2,000円/
シニア会員(減免制度利用の方)1,000円、非会員4,000円/学生1,000円
当日の受付にてアソシエイトになっていただきますと,入会・年会費(1,000円)を含む
計3,000円で参加できます。
講演内容の抜粋資料を希望者には別途500円(DVD媒体:お申込み期限10/01)にて当日お渡しします。

プログラム
13:00 - 13:10 開会挨拶 セミナー委員長
13:10 - 13:20 「イントロダクション・ゲームエンジンに期待する今後」
IGDA代表 小野 憲史 様

【第一部:産業界事例】
13:20 - 14:00 「Unityの概要と事例の拡大」
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン 様
14:00 - 14:50 「広告・マルチメディア分野への展開」
カヤック株式会社 様
14:50 - 15:20 「地図・位置情報分野への展開」
株式会社ゼンリン様

【第二部:学術界事例】
15:40 - 16:20「テレビのチャンネル争いを解消するExPixelとUnityプラグイン」
神奈川工科大学 白井 暁彦 様
【第三部】
16:20 - 16:50「フリーディスカッション」
講演者様 全員
司会 小野 憲史様
16:50 - 17:00閉会挨拶
参加申し込み
事前参加申し込みは、画像電子学会のウェブページ(https://www.iieej.org/trans/kenaf.htm)から行って
ください。当日も受け付けています。
セミナーの最新情報については下記URLにアクセスください。
http://y-adagio.com/public/committees/iet/cf_part/cf_part.htm
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「アンチャーテッド・コレクション」のプロモ用ニコニコ動画番組に出演します

 『アンチャーテッド コレクション』発売直前の10月7日、ニコニコ動画出放送される PlayStation Japanの公式番組「アンチャーテッド白熱教室」に出演します。

 放送日程は2015/10/7(水)20時からです。



 自分は、このシリーズを各作数周するほどのファンですが、内容面よりは、多分、CG技術の方の話を担当することになりそうですね。

 どういうわけか、ボクの「アンチャーテッド」好きが各方面にバレていて(笑)、今回、この「アンチャーテッド・コレクション」に関する案件は、このニコニコ動画以外にも、各所から依頼が来ていてこの作品シリーズの1ファンとしては嬉しい限りです。





 2015.10.12追記。ボクの出演パートはこちらから試聴可能です。
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