「UNTIL DAWN」をプレイしました

 「UNTIL DAWN」をプレイしました。



 ソニー・コンピュータエンタテインメントのファーストパーティSUPERMASSIVE GAMES社のタイトルで、実在する俳優をモデリングして制作された書き下ろしシナリオのミステリー・ホラーなアクションアドベンチャーです。

 アクションアドベンチャー…といっても、「UNCHARTED」シリーズのようなアクションゲームではなく、どちらかといえば「HEAVY RAIN」「BEYOND TWO SOULS」のようなQTE(クイックタイムイベント)主体の現代スタイルのアドベンチャーゲームです。

 本作のストーリーは、パクリとかそういうのではなく、確実に90年代中期から後期にかけて流行した「ティーンエイジ・スタイリッシュ・ホラー」を再現しようとする意図が見え隠れして楽しげです。

 「ティーンエイジ・スタイリッシュ・ホラー」とは、ハリウッドで売り出し中の若手のイケメン俳優、美少女女優を一堂に集めて互いを疑心暗鬼にさせたシチュエーションでもてあそぶスタイルのホラー映画です。日本でいうところのアイドル映画ですが、そこはハリウッド、シナリオはしっかりしているので純粋なホラーとしてもちゃんと楽しめます。

 「ティーンエイジ・スタイリッシュ・ホラー」の代表作と言えば「スクリーム」や「ラストサマー」でしょう。



 「誰が誰を好き」「誰と誰がもともと付き合っていた」みたいな設定があって、その特定の男女だけになるとすぐセックスを始めてしまう盛りの付いた若者達に容赦ない殺人シチュエーションが襲いかかるのです。

 で、登場人物を一人また一人と殺していく殺人鬼は、物語の中盤までは、伝説の怪人扱いだったり、心霊現象的なモンスターとして描かれていくのですが、最後の謎解きシーンで実は、登場人物の若者の一人だったり、過去の事件にゆかりのある親族だったりするどんでん返しがあって「うっそー。そのオチの発想はなかった」と驚くのが定番の楽しみ方でした。

 「ファイナル・デスティネーション」も「ティーンエイジ・スタイリッシュ・ホラー」に分類されますが、これは殺人鬼(?)が最初から超自然現象であることを最初からネタバレしておいて、その「殺しのルール」を欺こうとするイケメン・美少女達の無駄な努力が描かれます。

 セックスしようとすると殺されガチなのは「13日の金曜日」以来のホラー映画でのお約束です(笑)



 前置きが長くなりましたが「UNTIL DAWN」というゲームは、この「ティーンエイジ・スタイリッシュ・ホラー」が好きな人には文句なくオススメできる作品です。

 物語のシチュエーションや展開は、オマージュと言ってもいいくらい、かなり「ラストサマー」に似ています。

 「ラストサマー」では馬鹿騒ぎして車を暴走させていたイケメン美少女グループが、見知らぬ人を路上で轢き殺してしまって、人里離れた山奥だったので「みんな、これナイショな」といって「死体を遺棄」。しかし、翌年のこの事件の日に「昨年の夏、お前達が何をしでかしたか知っている」という謎の手紙が届き、事件関係者が一人一人殺されていく…という内容でした。



 「UNTIL DAWN」では、恋する地味っ子ハンナが、イケメン・美少女ばっかりの友達大勢を冬山の別荘地に招き、タイミングを見てお目当ての男子に告白してキスを迫るも、この告白の一部始終は全て仲間たちに見られていて、しかも、告白相手の男もグル…という最悪の結果を迎えます。地味っ子は友人にからかわれたショックから、泣きながら雪降る雪原に駆けだして行き、そのまま行く不明になってしまいます。

 そして翌年の同じ日、地味っ子ハンナの兄ジョッシュが、行方不明になった妹を弔うべく、当時のメンバーを同じ別荘に招くのです。
 この仲間が再集結したその日、この山麓を凶悪な殺人鬼が徘徊しているという報道があり、不安になる面々。

 しかし、怖いものなしのお年頃の若者達はそれぞれが好き合う男女でペアになってしっぽり楽しもうとするのでした。

 その後、あるカップルは殺人鬼の脅威に怯え、あるカップルは不可思議な心霊現象に脅かされるようになることも知らずに…。



 ラストサマーとかの「ティーンエイジ・スタイリッシュ・ホラー」ファンならば黒幕は早々に想像が付いてしまうわけですが、「UNTIL DAWN」では、そのあたりもよく考えられていて、もう一段深い真相を用意しています。なので、一段目の黒幕を早々に目星を付けてしまっていたボクも、ちゃんとストーリーを楽しめました(笑)。

 物議を醸しているのは、日本版は残虐シーンを暗転でカットしてしまっているところですね(下の動画)。



 これは、さすがに残念でした。

 この手のホラーは、イケメン・美少女が無残に殺されていくのもお楽しみの1つなので、映画ではそうしたシーンがちゃんとみられるのにゲームになるとカットされてしまうのはどうかと思いましたね。

 某人物が殺されるシーンの暗転カットに非難が集まっているようですが、それよりも、ボクとしては最後の方の「死体だらけの炭鉱」シーンが全暗転されてしまうのにはまいりました。このシーンはいわばある種、一連の恐怖の根源の種明かしの部分なので、そこが暗転されてしまうのは、種が明かされるどころか「え、なになに?」と謎が深まってしまうのでまいりました。

 そこ以外は、総じて楽しめます。
 英語が分かる人ならば北米版を購入した方がよいかもですね。

 もし、一度、日本版をプレイした人で、暗転カットシーンを確認したい人は、こちらの動画で該当シーンを確認するといいでしょう。



 海外の実況プレイ動画配信者による動画で、ベストエンディングではなくジェシカが死亡しているとおぼしき展開ですが、問題となっているシーンは一通り確認できます。

 これで確認すると、暗転カットシーンは、それほど神経質にならなくてもよかったのではないかなぁ、とか思いました。

ゲーム | comments (0) | trackbacks (0)

東京ゲームショウのステージイベントに来てくれた方々ありがとうございました。

 東京ゲームショウのステージイベントに来てくれた方々ありがとうございました。

zenaver_12038237_905247206222336_6329002796410098843_n.jpg
【TGS 15】AVerMediaとMad Catzの新製品セミナー―テクニカルジャーナリスト西川善司氏が解説
このエントリーをはてなブックマークに追加
http://www.gamespark.jp/article/2015/09/19/60350.html

 最初に訂正をしておきます。

 ステージ最後の質疑応答の際の回答が1つ誤っておりました。
 ごめんなさい

 USB3.0対応のHDMIキャプチャの「Live Game EXTREME:LGX」(GC550)は、ハードウェアエンコーダーは内蔵していません。
 内蔵しているのは、PCレスの単体録画モードがあるモデルだけで、PC接続前提のモデルはハードウェアエンコーダーは非搭載です。
 ただし!
 最近のGeForceやRADEONなどに搭載されているGPU内蔵のハードウェアエンコーダーが使えます。なのでCPUパワーが非力でもGPUの世代が新しければ低負荷で録画は出来ます。



 逆に、PCレス録画に対応しているAVT-C285/AVT-C875にはハードウェアエンコーダーが搭載されています。



 それと、2年ほど前のステージイベントで「非圧縮AVIで1080p/60fpsをキャプチャできるモデルはないのか」という質問も頂きましたが、あれからしばらくして「できるモデル」が登場しています。

 それは「CV710」というモデルです。



 ただし、「Adobe Premiere Pro CS6」「Sony Vegas Pro」などの対応キャプチャリングソフトを用いる必要があります。
 なお、このモデルは分配(HDMIパススルー)機能は無いのでゲームプレイをしながらキャプチャするためには別途HDMI分配器が必要です。

 「GC550(LGX)」はいわば「CV710」にHDMIパススルー機能を付けたようなモデルなワケですが、「GC550(LGX)」には非圧縮AVIでのキャプチャには対応していない点に注意してください。

 以上、Q&Aコーナーのフォローアップでございました!
講演 | comments (0) | trackbacks (0)

今年も、東京ゲームショウ2015で西川善司握手!! (笑)

 今年も、東京ゲームショウ2015で西川善司握手!! (笑)

 マッドキャッツ/AverMediaブースで、ステージイベントに登壇します。
 17日と18日の2日間の14時からです。

正直、ボクが普段追っている製品とは違うジャンルの製品の紹介なのである意味心配…いえ新鮮かも(笑)

news_20150914_01.jpg
AVerMedia、「東京ゲームショウ2015」
YouTube、マッドキャッツブースにて製品展示のお知らせ

このエントリーをはてなブックマークに追加
http://www.avermedia.co.jp/news/news_20150915.html

各回でPCレスでSDカードにHDMI映像が録画出来る「AVT-C875」の「ストリートファイターIVエディション」を2名にプレゼントするじゃんけん会もやります。

c875-usf4c_b02.jpg
講演 | comments (0) | trackbacks (0)

西川善司の大画面☆マニア第207回~プロジェクタのHDR表現がより高品位に? SIGGRAPHで見つけた新技術DLS

 最近、何かと話題のHDR映像ですが、その実現には、ディスプレイ機器側、テレビ側に高いコントラスト性能が求められます。

 高輝度方向を持ち上げることで見かけ上のコントラストは挙げられますが、黒の締まりは失われてしまいますから、HDR映像時代においては、直視型のディスプレイでは有機ELが最有望視されています。

 次いでは直下型バックライトを採用したエリア駆動対応型液晶ディスプレイ(テレビ)ですかね。

 問題なのはプロジェクタです。
 単一光源を用いるプロジェクタでは、原理上、エリア駆動が実現できませんからね。


西川善司の大画面☆マニア第207回
プロジェクタのHDR表現がより高品位に? SIGGRAPHで見つけた新技術DLS

このエントリーをはてなブックマークに追加
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20150827_718099.html

 ここで「いや、できまっせ」と異を唱えてきたのがカナダのMTT Innovation社です。

 MTT社は、「Spatial Light Modulator」(SLM)を用いて、プロジェクタのマイクロディスプレイパネルに、ほぼ画素単位に近い粒度で光量を無駄なく再配分する「Dynamic Light Steering」(DLS)技術を発表してきたのです。

 いわば、プロジェクタの映像パネルでピクセル単位のエリア駆動を実践するのです。

 今回の大画面☆マニアでは、この技術にスポットをあてて解説をしています。
オンライン仕事 > AV WATCH | comments (0) | trackbacks (0)

IIEEJ(画像電子学会) 第3回 画像エンタテイメントセミナー「バーチャルリアリティのデザイン」

画像電子学会が

IIEEJ(画像電子学会) 第3回 画像エンタテイメントセミナー「バーチャルリアリティのデザイン」

というのをやることになりまして、当日は、司会とオープニングトークみたいなのを依頼されましたのでここでも紹介しておこうと思います。

プログラムはこちら参照ください

 当日は、有名VRコンテンツクリエイターの方が、自身のVRコンテンツについて解説、プレゼンテーションを行います。
 また、実際にクリエイターの方達が制作したVRコンテンツを実際に体験することもできるそうです。

 講演予定クリエイターの方は以下の方達です

和妻悉皆屋(わづましっかいや) 藤山 晃太郎 氏
サークルハイドレンジャー 渡部 晴人 氏
NPO法人オキュフェス代表代表 高橋 建滋 氏
フォージビジョン株式会社 長谷川 晴久氏

-----------以下、開催概要です---------------

IIEEJ(画像電子学会) 第3回 画像エンタテイメントセミナー「バーチャルリアリティのデザイン」

開催日時 2015年9月5日(土) 12:50~17:10
URL http://y-adagio.com/public/committees/iet/cf_part/cf_part.htm
開催場所 印刷博物館・グーテンベルグルーム
東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
主催:一般社団法人 画像電子学会 画像エンタテイメント研究会およびVMA研究会
協賛:画像関連学会連合会(FIS)
参加費 一般会員(協賛学会会員を含む)およびアソシエイト 5,000円/
シニア会員(減免制度利用の方)2,000円、非会員15,000円/学生2,000円
当日の受付にてアソシエイトになっていただきますと,入会・年会費(1,000円)を含む
計6,000円で参加できます。
講演内容の抜粋資料を希望者には別途500円(DVD媒体:お申込み期限8/28)にて当日お渡しします。
講演 | comments (0) | trackbacks (0)