NVIDIAの「SHIELD」最終製品版が初公開。ハードウェア仕様とストリーミングできるPCゲームの条件を総チェック

 北米では6月末より発売されている(らしい)NVIDIAの携帯ゲーム機「SHIELD」ですが、日本での発売は、まったく未定です。

 なにしろ、NVIDIAの日本語サイトでは、SHIELDのページが見当たりませんからね…。

 そんなSHIELDですが、COMPUTEXでは、色んなデモンストレーションをやっていました。


[COMPUTEX]NVIDIAの「SHIELD」最終製品版が初公開。ハードウェア仕様とストリーミングできるPCゲームの条件を総チェック
http://www.4gamer.net/games/198/G019883/20130606013/

 上の映像はPCゲームをストリーミングプレイさせているようですが、結構普通に遊べています。

 記事では4K映像出力のデモの様子も紹介しています。

017.jpg

 SHIELDは、これまでのゲームビジネスのように、プラットフォームとしての実権を握ってロイヤリティで設けるビジネスではなく、純粋にハードウェアを売り切って設けるビジネスモデルにしているところが、ある意味挑戦的ですし、斬新です。

 コアチップのTegraが、新しくなるたびに新しいSHIELDを出す…とか言っているくらいですからね。

 SHIELDは、スマートフォンに代表されるAndroidベースのゲームか、Windows PCで動作するPCゲームのストリーミングプレイに対応するデバイスですから、ゲームプラットフォーム自身は自分のところのものではないので、いわば「ゲームプレイ用の便利グッズ」の範疇の製品なんですよね。

 今でこそ、突飛に思えるスタイルですが、ゲームプラットフォームとしてクラウドゲーミングというアプローチが当たり前になると、こうした形態のハードウェア製品の方が自然になってくるのかもしれません。

 その意味では、SHILEDは未来の先取り…いや、先取りしすぎた製品なのかも!?

このエントリーをはてなブックマークに追加
オンライン仕事 > 4gamer.net | comments (1) | trackbacks (0)

ASUSのR.O.G.ブランドの2013年の動向

 ASUSのROGブランドは、PCゲームファン向けであり、オーバークロッカー向けの製品ブランドです。マザーボードからグラフィックスカード、ノートPCに至るまでさまざまなROGブランドの製品が出ています。

 そもそも、PCゲームファンとオーバークロッカーってユーザー層的にひとくくりにしていいものなんでしょうか。

 そんな素朴な疑問などをROGブランドのVIPに聞いてみたのが以下のインタビューです。

001.jpg
[COMPUTEX]ASUS海外セールス担当VPインタビュー。R.O.G.ブランドはどうして生まれ,何を目指すのか
http://www.4gamer.net/games/047/G004755/20130607067/
このエントリーをはてなブックマークに追加

 是非はともかく、2013年のROGブランドのマザーボード製品はなかなかアグレッシブです。

 PCゲームファン、それも対戦マニアの間で物議を醸しているのが、ROGブランドのユーザーだけが使えるという「SONIC RADAR」システムです(下の記事)。

 これは、ゲーム中に発せられる効果音をシステム側でフックして、どう言った種類の音なのかを分析してリアルタイムレーダー表示してしまうゲームアドオンソフトです。

042.jpg
[COMPUTEX]ゲーマー向けマザーボードのMini-ITXモデルや,液冷+空冷のGPUなど,注目製品が目白押しの「R.O.G.」プレスカンファレンス詳報
http://www.4gamer.net/games/047/G004755/20130605052/
このエントリーをはてなブックマークに追加

 例えば、足音が後ろから聞こえれば、円状ゲージ中心からその方向に向かってバーが伸びます。銃撃音なども同様です。

 つまり、どの種のゲーム効果音がどこから鳴っているかをレーダー表示するシステムで、対戦時、敵の位置を素早く知ることができる…というわけですね。

 まぁ「これはチートだ」という声が出てくるのも無理はないんですが、戦場ものだと銃撃も足音も敵味方入り乱れて聞こえてきますし、ちゃんと使えるかどうかは、ちょっとイメージがしにくいです。
オンライン仕事 > 4gamer.net | comments (0) | trackbacks (0)

デスクトップPC向けRichland正式発表。AMDが明らかにした製品概要を総まとめ

 どうも5月から忙しくて、ブログの更新が止まりがちでして、しばらく古い話題を引き続きフォローしていきます。

 COMPUTEX2013はインテルのHaswell祭でしたが、対抗するAMDはAPUで盛り上げようと必死でした。

 確かに今年末は、CPUコアとGPUコア間で完全に同一なメモリ空間を採用できるようになるHSA(Heterogeneous System Architecture)を採用した初のAPUとなる「Kaveri」がリリースされますから(上写真)、AMDには盛り上がりを持続させたい思惑があります。

006.jpg
[COMPUTEX]デスクトップPC向けRichland正式発表。AMDが明らかにした製品概要を総まとめ
http://www.4gamer.net/games/133/G013372/20130525004/

 今回のCOMPUTEX2013の会期中に発表されたAPU「Richland」は、実は先代Trinityのリファイン版でしたが、そんな理由から新製品として演出して盛り上げようとがんばっていました。

 中味的にはそれほど変わっていないRichlandは、そのGPUコアもRADEON HD8000系のナンバリングが使われているにもかかわらず、VLIWアーキテクチャのRADEON HD6000系になっています。

 GCNではないんですね。

 PS4やXbox OneのAPUはKabiniベースで、どうせならばKaveriベースだったら良かったのに…という声もあったりますが、たしかに、Kaveriだったら、DirectX11.2のDirectX tiled resourcesなんかに相当する、GPUバーチャルメモリの機構も効率よく実践できそうです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
オンライン仕事 > 4gamer.net | comments (0) | trackbacks (0)

特殊ヒンジ採用の変形ノートPCに1台3役の合体PC…

 COMPUTEXはHaswellベースのCore iプロセッサ搭載のノートPCが目白押しだったのですが、やたら発表されていたのは変形ノートPCでした。

008.jpg007.jpg
[COMPUTEX]特殊ヒンジ採用の変形ノートPCや8インチのWindowsタブレットが発表。Acerプレスカンファレンスレポート
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20130603062/
このエントリーをはてなブックマークに追加

 Acerの「Aspire R7」(上)はイーゼルヒンジという二重関節構造で液晶パネルを組み付けていて、普通のノートPCスタイルで使えたり、タブレットスタイルで使えたり、あるいは反対側にいる人に画面を見せたり…と言った使い方ができます。

 まぁ、相手に見せる…ってのはちょっと取って付けた感のある使用スタイルですが(笑)

004.jpg
[COMPUTEX]1台3役の合体PCやTegra 4タブレット,129ドル7インチタブレットなどが披露されたASUSプレスカンファレンスレポート
http://www.4gamer.net/games/999/G999902/20130604003/
このエントリーをはてなブックマークに追加

 Asusの「Transformer Book Trio」(上)は液晶画面部分がClover Trail+世代AtomベースのAndroidタブレットで、キーボード部分のベースユニットがHaswell世代のCOre iベースのWindows8パソコンになっていて、液晶画面部分とキーボード部分がそれぞれ単独で使える…というものです。

 キーボード部分だけ単独で使うには結局、別に液晶ディスプレイ(液晶テレビ)が必要なので、よくよく考えるとかなり強引なニコイチ感の強い製品です。

 ただ、AcerにしろAsusにしろ、こうした「面白ワンアイディア」をそれなりに人目を引きつけられるようなコンセプトにまとめ上げてこられるのはたいしたものですよね。
オンライン仕事 > 4gamer.net | comments (0) | trackbacks (0)

AMD,SoCになった新世代APU「Temash」「Kabini」を正式発表。Jaguar+GCNとなったそのアーキテクチャを丸裸にする

 5月も海外行きが多かったですが、6月も頭からCOMPUTEXとE3のハシゴでした。
一日だけ日本に戻ってその日だけ某所で講演して翌日また海外みたいなことやっていて体調が大丈夫か心配だったんですが、意外にモチました。

 台湾COMPUTEX2013は、今年はインテルの新Core iプロセッサ(Haswell)祭でしたが、自分はAMDやNVIDIA関連の担当で動いていました。

 下の記事はCOMPUTEX前に取材して、COMPUTEX会期直前に発表になったAMDの新APUの解説記事です。

045.jpg
AMD,SoCになった新世代APU「Temash」「Kabini」を正式発表。Jaguar+GCNとなったそのアーキテクチャを丸裸にする
http://www.4gamer.net/games/147/G014732/20130521047/

 PS4やXbox Oneといった次世代機に採用されているものと同世代のアーキテクチャのAPUですね。

 そういえば、正式発表はされていないですが、この世代のAPUからはDirectX11.2対応らしいですね。

 DirectX11.2はWindows8.1と同時にリリースされるようですが、開発者の間ではOSレベルでのバーチャルテクスチャ対応が目玉なのだとか。

 つまり、馬鹿でかいテクスチャを確保しても、実メモリに載らない分は仮想メモリ側に確保して、必要な時に必要分をスワッピングしてくれるらしいので、大きなシーンのテクスチャストリーミングとか、広大なシーンの環境光情報を3Dテクスチャ化して持っておくとか…と言うことをシステム側に面倒を見てもらえるようになるらしいです。

 この機能、PS4やXbox Oneでもサポートされるとかされないとかいうウワサが…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
オンライン仕事 > 4gamer.net | comments (0) | trackbacks (0)

「グランツーリスモ6」関連インタビュー

 5月のイギリスのシルバーストーンサーキットで行われたグランツーリスモ15周年記念イベントと「グランツーリスモ6」の発表会に際しては、グランツーリスモシリーズの開発責任者である山内一典氏やソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパのCEO兼社長・Jim Ryan(ジム・ライアン)氏へのインタビューセッションが執り行われました。

002.jpg
「グランツーリスモ6」が目指したもの,そして気になるPS4対応は。ポリフォニー・デジタル 山内一典氏合同インタビュー
http://www.4gamer.net/games/216/G021615/20130518003/
このエントリーをはてなブックマークに追加

 山内氏によれば、グランツーリスモ6では、ゲームとリアルレーシングが相互に干渉し合う楽しみ方を提供していきたい…とのことです。

 実際、グランツーリスモのトッププレイヤーからレーサーを排出するGTアカデミープロジェクトは一定の成果を収めていますから、この方向性を多角的に展開していきたいと言うことなのでしょう。

 山内氏としても、シミュレーションエンジンが進化した新「グランツーリスモ6」では、その方向に新しい展開をもたらすことを何か画策しているのかも知れません。彼は、ゲームクリエイターというよりもビジョニストですからね。

002.jpg
「グランツーリスモ6」の品質には絶対の自信あり。SCEEのCEO兼社長 Jim Ryan氏が語る「グランツーリスモ」15年間の歴史
http://www.4gamer.net/games/216/G021615/20130520039/
このエントリーをはてなブックマークに追加

 Jim Ryan氏のインタビューはビジネス的な視点からのインタビューになりました。

 面白いのは、15年前にRyan氏が初代「グランツーリスモ」を見た時に「これは売れない」と思ってしまったというエピソードですね。

 当時の彼は、ゲームは、いわば漫画チックな「ゲームゲームしている」タイトルの方が売れると思っていたらしく、超リアル志向だったグランツーリスモに対してあまりいい印象を持たなかったというのです。

 しかし、彼の予想は外れ、グランツーリスモは、その後、ヨーロッパ諸国でも大ヒットを記録しました。

 彼は、当時の自分の判断は間違いだった…と自虐的に反省しています(笑)。
オンライン仕事 > 4gamer.net | comments (0) | trackbacks (0)

西川善司の「NISSAN GT-R」ライフ第21回:元日産GT-R開発責任者、水野和敏氏に聞く「日産GT-Rの真実」(前編)

 各自動車雑誌では大きく報道されたのでご存じの人も多いとは思いますが、日産GT-Rの開発責任者、「R35 GT-Rの父」の異名を持つ水野和敏氏が、今年の3月を持って日産を退社してしまいました。

 なんとGT-R開発チームは解散となり、チーム構成員の方々は元いた部署に戻ってしまわれました。

 水野氏の退社の理由や開発チームの解散の原因は諸説ありますが、守秘義務があるために関係者は堅く口を閉ざします。

 もともとは日産/ルノー社長のゴーン氏の勅命プロジェクトだった日産GT-R開発プロジェクトも、ひとまずのマイルストーンを迎えたと言うことで、ゴーン氏の勅命プロジェクトからは外れることとなりました。この辺りが今回の顛末の直接のきっかけだったといわれています。

 今回は、日産を辞められて身が軽くなった水野氏に直撃インタビューを敢行いたしました。

 自動車開発の話としてでなく、日本の物作りの今後の在り方…という視点で読んで貰えると、他業界の人にも結構参考になりそうな部分があるかと思います。

10.jpg
【CarWatch】西川善司の「NISSAN GT-R」ライフ
第21回:元日産GT-R開発責任者、水野和敏氏に聞く「日産GT-Rの真実」(前編)

http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20130704_606103.html

 記事では、今後の日産GT-Rの方向性についても聞いていますが、ほんと、どうなるんでしょうね。

 日産は2013年内に予約してあったニュルブルクリンクを初めとした国内外のサーキット占有枠を全てキャンセルしてしまいましたし、R35 GT-R開発ドライバーの鈴木利男氏も、水野氏の退社とシンクロして解任されてしまいました。

 さらに、2000万円級の車を1000万円未満にすることに大きく貢献した日産GT-Rの混流生産ラインを開発した生産側のミスターGT-Rであられる宮川和明氏も日産を退社してしまいました。

 そう、三人の「ミスターGT-R」がGT-Rの開発の現場から離れてしまったんですね。

DSC_1315.jpgDSC_1327.jpg
左が「生産側のミスターGT-R」である宮川和明氏。右が「テストドライバーのミスターGT-R」である鈴木利男氏。水野氏を含めて3人のミスターGT-R不在の今後の動向は!?

 日産としては、水野氏を前面にフィーチャーした現在のGT-Rの在り方は2013年内一杯とし、2014年早々に行われるといわれるマイナーチェンジ、あるいはフルモデルチェンジの前倒しを行う事で水野色を払拭すると言われています。

 慣例的にはこうしたモデル末期には限定モデルを出すのが慣わしですが、今回は水野氏が退社してしまったため、それもないようで、2013年モデルが事実上のR35 GT-Rのラストモデルと見る向きもあるようです。

 こうした情報が流れているために、2013年モデルの駆け込み注文が一部の店舗で起きていると聞いています。

 従来であれば年末に次年度モデルを出すことが「R35 GT-Rの恒例行事」でしたが、今年は、ミスターGT-Rが3人も辞めてしまい、サーキットテストも全キャンセル、そして日産自身が直近はGT-Rよりも売れ筋となるはずの新型スカイライン(近々日本でも正式発表。北米ではQ50として発表済み)に注力するために(GT-Rは、スカイライン、フェアレディZなどと生産ラインが同じ)、年内発表の可能性は低いという見方も強まってきています。

05.jpg

 噂の域を出ませんが、2014年モデルからは性能に格差を設けるグレード制の導入や、サスペンションチューニングの変更などもあるとかないとかで、もし、今、GT-Rの購入を迷っている方がおられたら、オーダーストップがかかる前に早めに決断することをオススメします。

 今回の記事末尾には、水野氏が衝撃のアナウンスを行っている点も、見逃せません。

 この「衝撃のアナウンス」は、もしかすると、購入の決断の際の「最後の背中の一押し」になるかも知れませんね(笑)

16.jpg
 GT-R連載のバックナンバーはこちら

このエントリーをはてなブックマークに追加
オンライン仕事 > CAR WATCH | comments (0) | trackbacks (0)