【(善)後不覚】腫瘍摘出手術を受けて自らがバイオハザード風になった話

 耳下腺腫瘍摘出手術で入院中の時の様子をまとめてみました。

 入院中は仕事にゲームに精を出す(笑)つもりだったのですが、意外にも思い通りに行かなかった…というか手術と入院を甘く見ていた…という内容をまとめました。

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【(善)後不覚】腫瘍摘出手術を受けて自らがバイオハザード風になった話
http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20120226001/

 自分がゾンビみたいになりつつ、「バイオハザード・リベレーションズ」をプレイしたり、開発スタジオからケロヨンのバルーンが届いたり、色んな話題を盛り込んでいますが、自虐ネタとしてはコストがずいぶんと高く付いたエピソードになりました。

 ちなみに、お金的な話をしますと、手術費、入院費、全身麻酔費など全て込みで60万円強。
 ただし、高額医療費補償制度を利用したので9万円未満の自己負担で済みました。また、こくみん共済の共済金を請求し、54000円ほど支給されたので実質3万円強の自己負担で済みました。

 アラサーやアラフォー以上の人は、生命保険とか医療保険とかの保障内容を更新時とかにチェックしておいた方がいいです。今みたいな確定申告の季節は、丁度そういう見直し時期にもなりますよね。

 といっても、自分もこんなことになるまでは、保険の更新って、ほとんど気にしていなかったですけど…。



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西川善司の3Dゲームファンのための「YEBIS」講座

 今回の「3Dゲームファンのための3Dグラフィックス講座」は「一度はやらなくては…」と長年思い続けてきた「YEBIS」編です。

 今回は「記事冒頭の著者近影(近況)のインパクトが強すぎる」という声も頂きましたが、この連載の冒頭コラムは「出オチ」「ネタ」が多いのは毎度のことなので…ご容赦を。


西川善司の3Dゲームファンのための「YEBIS」講座
“KAWASE式”のあの人が手がける「ポストエフェクト・ミドルウェア」の神髄に迫る!

http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20120217_512295.html

 さてさて。

 YEBISは、世界的にも珍しいポストエフェクト専用のミドルウェアです。

 エッセンスだけ語るとすれば、「何も考えずにレンダリングしたゲームグラフィックスを、ポンとYEBISに受け渡すと、あら不思議、フォトリアルでHDRな先端ビジュアルに生まれ変わってしまう」…これがYEBISの機能です。ちなみに、上の動画は、YEBISのオフ/オンを交互に切り換えているものです。

 YEBISのカスタマーとしては、自分のゲームプログラムのレンダリングを司るコードブロックに対して、「ここからここまでのコードでレンダリングしている結果に対してYEBISでポストプロセスを掛ける」という「begin~end」的な指定の仕方だけでOK。とても組み込みは楽なんですね。

 画作りやパフォーマンスについてはパラメータの調整を行えばよく、既にほぼ完成しているゲームへの組み込みを行う事すら容易だとのことです。

 YEBISのポストエフェクトの多くは、現実世界で用いられるカメラやそのレンズなどの光学パラメータを与えて制御できるので、実際にカメラやレンズに詳しい人が使えば画作りがしやすいでしょうし、なにより物理的に正しい(あるいは正解に近い)光学エフェクトを与えられるという利点があります。

 ちなみに「YEBIS」のリード開発者は、あの「日本シェーダー界の坂本龍馬」(笑)とも呼ばれる川瀬正樹氏です。

 YEBISを知らなくても川瀬氏の名前をしている人は多いはずです。

 記事では、「日本シェーダ界に夜明けをもたらした川瀬氏の活躍」についても触れています。

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 今見ても、美しいこのゲームグラフィックス。10年前のものです。

 そうです。

 川瀬氏が手がけた「DOUBLE S.T.E.A.L.」のものです。

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西川善司の大画面☆マニア第160回:ソニー「VPL-VW1000ES」

 コンテンツ不在のまま、4K2Kテレビが話題になってきましたが、この4K2Kブームがついにプロジェクタにもやってきました。

 前回の大画面☆マニアで紹介したJVC「DLA-X70R」も4K2K対応でしたが、こちらはパネル自体はフルHDで、いわゆる時分割表示による疑似4K2K表示となっていました。

 今回の大画面☆マニアで紹介したソニー「VPL-VW1000ES」は、リアル4K2Kパネルを搭載したリアル4K2K機です。

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西川善司の大画面☆マニア第160回:リアル4Kプロジェクタついに登場
~質感をも立体化する4K 3Dの潜在力 ソニー「VW1000ES」~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20120210_511004.html

 VPL-VW1000ESは30Hzまでですが、リアル4K2K入力にも対応していて、4K2K出力対応を謳っているAMDのRADEON HD7000シリーズを組み合わせればリアル解像度の表示が出来そうです(未確認)。

 もちろん、入力したフルHD映像に対し超解像技術「リアリティクリエーション」を組み合わせての疑似4K2K表示にも対応しており、これを活用したときの3D映像が感動的です。信じがたいことですが、映像細部のテクスチャ表現、具体的には微細凹凸にまで立体感が感じられるようになるんです。これは、必見です。

 実勢価格にして150万円。価格が高いのが難点ですが、今のところ、他にライバルがいないので、マニアには人気が出そうです。

 ただ、不安材料もあります。
 本稿でも触れていますが、初物特有の製品製造品質の問題があります。

 ソニーのサイトでは、こんな画像まで用意して、2枚の4K2Kパネルの組み付け精度の高さを謳っているのですが、

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 今回、最初に来た評価機がこんな感じになっており(実写)、

CIMG0484.JPG

 これでは評価が出来ないと言うことで、最初に来た評価機を返送。直ちに別の機体を送ってもらったのですが、本稿で述べたように、そちらもかなりずれてしまっていました。

 「たまたま」と言うには2台連続でそうなっていたため、確率が高いですし、「我々のようなうるさ方」に出す広報評価機がこんな感じだということは、相当、製造に苦労しているのではないかと思います。

 オーナーになった方で、こういった部分を気にされがちな方は、パネルアライメントを「切」設定にしてどの程度自分の固体が"ずれているか"を早めに確認した方が良いでしょうね。あまりにもずれているときはパネルアライメントでも補正できませんから。

 この不安点以外は、かなり優秀な製品です。
 今後のこの4K2K対応製品のラインナップ展開も楽しみになってきます。

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GDC2012日本人飲み会

3月、サンフランシスコで開催されるゲーム開発者会議(GDC)2012の最終日9日に開催される日本人飲み会の告知が行われました

GDC2012日本人飲み会
http://www.zusaar.com/event/208054

今年はスポンサーが付いたと言うことで、中華食べ放題で破格の参加費500円!!

あっという間に定員一杯になってしまいました。

といっても追加メンバーの様子を探っているようなので、参加希望者は「補欠として申し込む」を選択して参加意思を表明した方が良さそうです。
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凄いお見舞い品が届いた(笑)

 今朝、起き抜けにお荷物が届いてます、といわれて、ベッドから起きてみたら小型冷蔵庫が入りそうなくらいの段ボール箱が置かれていて。

 どこかの編集部がレビュー用の機材を直送してきたのかと思って中を開けてみたら…。

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こんな巨大な風船がブワって箱から飛び出しました。

 ヘリウムガス入りで膨らんだこのままの状態で送り届けられたので、梱包箱がとてつもなく大きな箱だったわけです。

 送り主は、S社、そしてM社の方達からの連名でした。

 さすが、ゲーム業界…センスがすごいなぁ。
 (いつか自分もマネしよう)

 ありがとうございました。

 実は、昨日、手術の後遺症が出てしまって、左目が閉じていないことが判明しました。眠っているときも左目は開いたままで、瞬きも出来ていないんですね。

 視覚は全く普通ですが、瞬き出来ていないので気がつくと涙が出ているという状況です。今ならば、左目に限っては瞬き我慢タイムアタック、無敵ですぜ。

 冗談はさておき、時間経過と共にいずれ元に戻るだろうとは言われていますが、耳下の首から巨大な腫瘍を取り出した関係で、摘出の際に、顔面の神経に触れてしまったようです。

 顔半分は腫れて麻痺して、笑うことすら出来ませんが、今回のケロヨン風船のお見舞いには心の中では大爆笑してしまいました。

 とても元気が出ました。

 この風船ケロヨン。中のヘリウムガスが1ヶ月もつとかかれているので、明後日の退院の時にもビンビンのはずです。

 これを持って病院の出口を出る姿を想像するとさらにわらけてきます。

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西川善司の3Dゲームファンのための「BISHAMON」講座

 今まで通り、話題作を取材するネタもやっていきますが、今年の「3Dゲームファンのための○○講座」は、合間合間にミドルウェアの話題を盛り込んでいく流れにしていこうとおもっています。

 というわけで、今年1発目は、世にも珍しい3Dエフェクトの専門ミドルウェア「BISHAMON」です。


西川善司の3Dゲームファンのための「BISHAMON」講座
日本のゲームを彩る影の主役“エフェクト”はこうして作られる!

http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20120127_507184.html

 日本のゲームグラフィックスは、海外作品に比べて、エフェクトに重きを置く傾向が強いと言われています。エフェクトというのは、ファイナルファンタジーシリーズでいうところの召喚獣魔法のド派手な演出グラフィックスみたいなヤツです。

 アーティストのセンスだけで作り出される自在に動くグラフィックス。これを作るツールというものは、その設計は素人目にも難しそうなわけですが、今回紹介した「BISHAMON」では、シミュレーションによって生成されるものとは一風違った、プロシージャル的に動くグラフィックスを作るツール、ミドルウェアとして、完成度の高いものになっています。

 なんというんでしょうね、「リアル」というよりも「知性が感じられる動くグラフィックス」が作れるんですね。

 上の動画もBISHAMONによって製作されたエフェクトグラフィックスです。

 この「BISHAMON」、元々プロ用のツールでしたが、個人用の販売も始まったようなので気になった人は要チェックです。意外に安い。

 記事には動画も沢山上げていますので、「文章を読むのは面倒」というひとは動画だけでもご覧下さいませ。

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腫瘍摘出完了

 たくさんの応援メッセージ、ありがとうございました

 耳下腺腫瘍の手術ですが摘出は終わりました

 顔の左側が腫れてふくらみ痺れていますが、夜も眠れています

 麻酔をかけられたフッと寝てしまい起きたらおわっていましたが3時間~4時間の手術だったとのことです。

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写真左が手術前に書かれたメスを入れるラインです。耳から顎に掛けてざっくりと切ったわけですな。

 耳下にある丸で囲まれたもっこりとしたものが腫瘍の本体です

 術後はなんか柔らかいものとも堅いものとも説明の突かないものをあてがわれて固定されています。

 なかなかのスプラッターな光景なのが、首元の傷口からザクみたいにパイプがでていてそれが自分の首から下げた血袋に繋がっているところです(写真右)

 傷口からの出血が首から下げた血袋にリアルタイムにたまるシステムです。

 現在、ニッセンのカタログショッピングでも買えない真っ赤なマイおしゃれミニポシェットを下げて院内を徘徊しています。早く歩けないんでほんとゾンビみたい。

 今なら、ゾンビの役、かなりリアルに演じることが出来そうです

 取り出された腫瘍はウズラの卵よりも少し大きいくらいで結構大きいなという印象です

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 携帯電話のカメラなので画質はイマイチ。

 今一番辛いのは右手に常に点滴用の針が刺さっていて動かせないことですね

 原稿やる気満々でいたのですが片手タイピングになって効率が悪すぎでパソコンに向かう気がうせます。PSVITAも3DSももってきたけど出きなさそうです。

 仕事したいなぁ
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顔の手術をします(笑)

 このたび、顔をいじることになりました。

 いや、といっても、整形手術ではなくて(笑)、腫瘍の摘出手術です。

 左耳の下、左首筋に腫瘍が見つかりまして、左耳下から顎までを切り開いて取るらしいです。こわ~。

 まさにフェイスオフ!!

 症例名としては「耳下腺腫瘍」となるようです。

 実は、20年ほど前から耳下の首あたりを触ったときにしこりがあったのは気がついていましたが、ほうっておいたら少しずつ成長してしまったようで。MRI検査によればウズラタマゴほどの大きさがあります(!)

 まぁ悪性の腫瘍…すなわち癌だったらとっくに死んでいるはずですし、まぁ良性の腫瘍と推察されていますが、さすがに顔をめくるんで(ウゲ)、全身麻酔を伴うと聞かされています。初体験。

 あまり心配はしてないんですが、ただ、顔面の神経を若干傷つけるとかで術後、半年くらいは、ものを食べたときに口からこぼしたり、あるいは表情なんかが硬くなるらしいです。

 まぁ、人生、ネタ作りだと思ってがんばって挑みたいと思います。

 ちなみに、手術日は…今日です。実は、昨晩から入院してました。
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西川善司のInternational CES 2012レポート(7)

 「風前の灯火」とも揶揄されるプラズマですが、パナソニックはまだまだがんばってます。

 なんか、「マイナリズムの極み」という点と「特定層からの厚い支持」という部分においてはロータリーエンジンに共通する魅力がありますね(笑)

 パイオニアのテレビ製品撤退に伴い、パイオニアのプラズマ開発チームがパナソニックのプラズマ開発チームに合流したことは有名な話ですが、2012年のプラズマは、その「最終コラボ」というものになっているようです。

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西川善司の大画面☆マニア第159回:CES特別編 Kinect風操作が次世代TVに?
~パナソニック新プラズマやmirasolなど~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20120125_506991.html

 プラズマの弱点として指摘されるサブフィールド駆動。

 「プラズマ…実は動画に弱い」とまでいわれるのは、このサブフィールド駆動によって任意の色…あるいは階調を生成しているためです。

 サブフィールド駆動とは、いうなれば、各画素が明滅頻度で色や階調を生成する方式ですので、各画素の明滅を最後まで見続けないと正しい色や階調として知覚されません。我々のようなゲーム好きは動きの先を視線で追うクセが付いてますから(笑)、プラズマで動画を見ると虹色や擬似輪郭を見てしまうんですね。

 2012年モデルの新プラズマは、超短残光蛍光体によってサブフィールド駆動を仮想的に0.4ms(400μs)で終わらせる技術を実装してきました。

 詳しい解説は記事の方を見て欲しいのですが、実際に見た感じでは「これならばプラズマが苦手な人も大丈夫!!」というくらいの動画性能になっていました。

 2012年モデルの新プラズマは、黒の沈み込みもパイオニアの技術のおかげで、パイオニアのKUROを完全に上回ってしまいましたし、RGB異形サイズのサブピクセル構造(上図)や蛍光体の改良によって発色も良くなりましたし、画質はかなり究極形に近づいてきたと言えます。

 たた、プラズマの未来が安泰かというとそうも言えなさそうです。

 プラズマは50インチ前後の家庭画面サイズでの4K2K時代を迎えるのは難しいでしょうし、なにしろ大型ディスプレイパネルの販売シェアなどを見る限りでは、そろそろ"マーケティング面での限界"が近づいている感じがしますし…。

 なにしろ、パナソニック自身が、これまでの「大型サイズの液晶テレビは出さない。大型はプラズマ!」という一貫戦略をついに断念しましたからねぇ。

 ロータリーエンジンは今年の6月をもって、その歴史に一端、幕を閉じることが決定していますが、プラズマは果たして…。

 …というわけで、プラズマ好きはそろそろ"最終チキンレース"に向けて購入準備が必要かもしれません。

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西川善司のInternational CES 2012レポート(6)

 意外と地味に展示されていたソニーの裸眼立体視テレビの試作機。実は、なにげに新技術が採用されたユニークなものでした。

 なんと、これ、裸眼立体視なのに、レンチキュラーレンズ方式でもなければ、視差バリア方式でもないというんです。

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西川善司の大画面☆マニア第158回:CES特別編 ソニーが新方式の裸眼立体視テレビ
~フレームシーケンシャル3Dを偏光方式に変換するグッズも~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20120120_506287.html

 詳しくは記事の方をご覧頂きたいのですが、この方式の特徴としては裸眼立体視が出来る視域がとても広い点と、移動しながら見た時にもジャンピングがほぼ起こらないという利点があります。

 メカニズムとしては、視差バリアで作られるような光線をバックライト段階で作ってしまうと言う、「目から鱗」の技術で実現されています。

 視差バリア方式では、画素からの出力光は視差バリアのスリットを抜けてきた段階で指向性が強くなってしまって視域が狭くなりますが、この方式では視差バリアを用いず拡散光を出射できます。この構造が広い視域とジャンピングの低減に結びつくわけです。

 今年のCESは、ソニー、がんばってましたねぇ。

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