格安板金を試してみる→ネクスト自動車~さよならRX-7

 ちょっと前の話題になりますが、8月頃に遠出のドライブをしたときのこと。山梨の真っ暗な細い道でリアバンパーをこすってしまいました(笑)

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 細かい擦り傷や飛び石の傷は放置かあるいはタッチペンでの対応をしていたのですが、さすがに今回のは目立つので直そうと決意。

 FRP製なので、修復はFRP繊維を張り直したり、あるいはパテで埋めたり…とか、いずれにせよ面倒そうで安く直せるかどうか不安だったのですが、まず、いつもお世話になっているスーパーオートバックス戸田で見積もりを取ったところ「バンパー全体を取り外して全補修を掛けて全塗装になるので約15万円になります」と言われてしまいました。ゲゲゲ

 ちょっと高いので、最近よく話題に上る「格安板金」に依頼してみることにしました。

 自分が選択したのは、ネット上でもなかなか評判の高い池内自動車ネクスト自動車で見積もりを取ったところ、池内自動車が33,000円、ネクスト自動車が34,000円という見積もりを返してきました。

 見積もりは来店の必要はなく、Webサイトの見積もりフォームに、傷の写真を添付して連絡先を記入するだけで簡単でした。

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 池内自動車、ネクスト自動車ともに金額だけ比べるとスーパーオートバックス戸田の4分の1以下で、だいぶお安い見積もりです。

 ただ、スーパーオートバックス戸田の名誉のためにいっておくと、スーパーオートバックス戸田は、バンパーの内部の割れまでを完全に直す見積もりだったようで、一方、池内自動車とネクスト自動車の方は、構造上は割れたままで、目に付く外側部分を補修して塗装する内容になっていました。

 実際問題、格安板金は、基本料金も安いことは安いのでしょうが、それだけでなく、バンパーを完全には取り外さず、部分補修塗装で対応する工程のシンプルさも安くできるキモになっているような気がします。

 まぁ、自分としても目に付く外装部分だけ直れば十分なので、格安板金の方にお願いすることにしました。

 池内自動車かネクスト自動車、どちらでも良かったのですが、入庫と納期の日程の関係でネクスト自動車を選択。

 入庫は予約を入れれば、なんと無料で家の前まで取りに来てくれます。

 ここも格安板金の凄いところですよね。

 なんでも、引き取り、納車の専属のアルバイトさんがいるそうで、ボクの車を取りに来てくれた人も「かなり忙しいです」と言ってました。

 みんなぶつけまくってるんですかね(笑)と、引き取りの方に聞いてみたところ「スポーツカーが多いです。峠とかサーキットとかやってる風な。セブンとかシルビア、180SXとかは多いですよ」とのこと。な、納得…。

 担当さんに、ブログで紹介したいので補修過程の写真を下さい、といったところ、ちゃんと写真を送ってきてくれました。

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 カメラの色あいの関係で妙に赤がピンク色に写ってしまっていますが、うちの車です。

 かなり綺麗に直っていますし、元々のバンパーの色と、補修箇所の色との境界線のようなものは全く判別できません。

 見た目だけを直すのであれば、確かに、格安板金で直すのもアリかも…と思いました。

 ちなみに納車も無料で、ちゃんと洗車もしてありました。なかなかのサービスですね。

 さてさて、今回をもって、RX-7ネタは最後になります。

 2011年はRX-7(FD3S)が1991年にデビューして満20年を迎えた年でした。

 自分の愛車は、新車で2001年に購入した最終6型だったので、今年で10歳になったのでした。

 この10年目の節目に…というわけでもないのですが、2011年12月をもってRX-7を降りることになりました。今思えば、上記の板金補修をしたのが9月でしたから、直さなくてもよかった気がしなくもないですが…。

 そうそう、最近、左の耳下腺に腫瘍が見つかりまして、2012年の2月に手術することが決まりました。周りの方達は、RX-7降りることと耳下腺腫瘍の手術とを結びつけようとするのですが、実際のところは、何の関係もございません(笑)
 全くの独立事象です。

 2012年6月でRX-8が生産を終えることが発表され、ロータリーエンジン搭載車がひとまずの歴史を閉じることが決定したこととももちろん無関係です。

 むしろ、今後もRX-7(FD3S)に乗り続ける人を応援していきたい気持ちが一杯です。

 生産終了後10年近く経って未だに新刊ムックが刊行され続ける車種なんてそうはないですからね(下記:12月17日に発売された新刊ムック)。



 RX-7、今まで10年間ありがとう! 
 さようなら。

【おまけ】

 損保ジャパンのマイカー新車ローンのページで見つけたRX-7。

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 新車購入ローンって(笑)

 もう売ってないんですけどね。

こんなページのイメージカーに選ばれるのもRX-7ならではのカリスマがあってこそ
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西川善司の大画面☆マニア第153回:三菱「LVP-HC7800D」

 この世には、フルデジタルDLP画質が大好きな人と、そうでもない人の2種類の人が居ますが、前者の人たちにとって、この「LVP-HC7800D」は待望のモデルと言えます。

 三菱電機のLVP-HC7800Dは、フルHDで立体視対応のDLPプロジェクタを約30万円で出してきたのです。

 今年、三菱はLVP-HC7800Dに先駆けて、ソニーのSXRDパネルを採用したLVP-HC9000Dを発売していましたが、今回のLVP-HC7800Dの発売は、「まだDLPをホームシアターでやるぜ」という意思表明にも思えます。

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西川善司の大画面☆マニア第153回:文句なしの3D品質。三菱「LVP-HC7800D」
~明るく、低クロストークのDLP機が実売30万円で~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20111222_501193.html

 LVP-HC7800Dを実際に使ってみて間違いなく驚かされるのはその3D画質です。

 おそらく、現在発売されているアクティブシャッター方式の3Dメガネを採用した3Dテレビ、3Dモニタ、3Dプロジェクタ製品の中で、最もクロストークの少ない3D映像を出してくれます。

 秘密は3Dメガネのシャッター部分に新採用した強誘電型液晶素子にあります。

 一般的なアクティブシャッター方式の3Dメガネのレンズ部分の液晶は応答速度を重視してTN型液晶素子を採用していますが、LVP-HC7800Dの3Dメガネに採用された強誘電型液晶素子はさらに応答速度が速く、なんと1ms未満の応答速度を誇るのです。

 強誘電型液晶は自発分極する強誘電性特性がある液晶分子を応用した液晶素子で、アナログ的な多段階調を作り出すことが難しいという弱点があったことからフルカラーディスプレイとしての実用化は進まなかった素材でしたが、3Dメガネには最適だったというわけです。

 レンズシフト機能がほとんど効かないという弱点さえ設置側の工夫で克服できれば、LVP-HC7800Dは、3D画質の良さを追い求める人にとってはかなり魅力的な製品だと言えます。



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西川善司,iOS版「ソーサリアン」をプレイする。名曲の調べとともに蘇る1980年代の最高峰RPG

 4gamerから「ソーサリアンのiOS版、プレイしてみない?」と誘われ、懐かしさのあまり了承。さっそく、移植開発元のアエリアにお邪魔してきました。

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西川善司,iOS版「ソーサリアン」をプレイする。名曲の調べとともに蘇る1980年代の最高峰RPG
http://www.4gamer.net/games/131/G013106/20111222113/

 最初、640×200ドットの縦長画素のあの8色画面が出てくるのかと思いきや、グラフィックスがどことなくゴージャス(下画面)。

 なんでも、ベースはWindows版にリバイバル移植された「ソーサリアン・オリジナル」だそうで、そのため、グラフィックスは多色・高解像度に変更されていたのでした。

 とはいっても、チップベースのグラフィックスになっており、全体的な雰囲気はどことなくレトロです。

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 どんな操作系なのか、どういう販売形態なのかは、記事の方をどうぞ。

 ソーサリアンと聞いて、あの懐かしのゲームミュージックを思い出してしまった人は、是非オフィシャルサイトに行ってみてください。

 オープニング曲がフルコーラスで聴けます!

『ソーサリアン for iOS』公式サイト
http://p-casual.aeriagames.jp/sorcerian

 で、この曲に触発されて「懐かしモード」に突入してしまった人は、WAVEMASTERが、なんと、今年、オリジナルサウンドトラックCDをPC-88VA版集録で新譜として発売していますので、これを買いに走りましょう。



 ボクの記事では「X1turbo版がソーサリアンBGMの最高峰」と書いていますが、さっそく「PC-88VA版の方が最高峰でしょ」という反論がきています(笑)

 そういえば、PC-88VAは所有したことがなかったので、それを確認する意味合いで、ボクもさっそく注文してしまいました。

 現在、Vol.1, Vol.2が発売中で、Vol.3の発売も予定されているそうです。

 著作権上の問題か、あるいは収録ミスなのか、シナリオ「ロマンシア」の曲がVol.1,Vol.2のいずれにも未収録とのことで、ファンの間ではVol.3への収録が熱望されています。果たしてどうなるか…。

 そうそう、Vol.3まですべて買いそろえると、PC-88VA版以外のパソコン版のサウンドトラックを全て収録したDVD(CDではないらしい)がもれなく貰えるとのこと。

 これはすごい!!

 X1turbo版が収録されていることに期待!?
 ボクはOPNAのリズム音源よりも、OPMのシンセタムの音の方が好きなもので…。

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西川善司のテクニカルインサイト第十二回:2011年を振り返る

 2011年最後のテクニカルインサイトは「2011年を振り返る」というテーマです。

 前半は、今年主役を務めた感が強い携帯ゲーム機の話題です。

 3DSやPSVITAがどうして、あのようなハードウェア構成になったか、についての考察を行っています。 

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西川善司のテクニカルインサイト第十二回:2011年を振り返る
http://www.siliconstudio.co.jp/techin/index24_ANNUAL2011.html

 中盤は、3D立体視ゲーミングの現状を分析しています。

 テレビ放送としての3D放送は明るい未来がなく、3D立体視は、3D対応ブルーレイの視聴、あるいはゲーミングの方がメインコンテンツとして有望視されてきています。

 「高価」といわれてきた3Dテレビ製品、3Dディスプレイ製品も今年は劇的に価格が下がり、つい最近ではなんとエプソンが3D対応フルHD・プロジェクタを16万円台出してきて価格破壊を行いました。100インチの3Dホームシアターが10万円台で構築出来るというのはなかなかの衝撃です。

 記事の方では、こうした直近の3D立体視ハードウェア周りの話題も取り扱っています。

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 今世代のゲームグラフィックスは「HDRレンダリング」「動的影生成」「法線マッピング」が「三種の神器」的にもてはやされ、この3つさえ採用していれば「今世代ゲームグラフィックスに見える」という風潮がありましたが、先進スタジオでは、その先の技術の研究開発が進められ、早くも2012年には、そうした技術を採用したタイトルが発売される見込みです。上画面はその一例とも言える「バイナリードメイン」(セガ)です。

 記事の最後の方では、こうした、近年のゲームグラフィックス技術のトレンドをおさらいしつつ、2012年以降のゲームグラフィックスの進化の展望に触れています。

 さて、ここで1つお知らせが。

 シリコンスタジオで足かけ2年間やってきたテクニカルインサイトですが、今回をもってひとまずの最終回を迎えることになりました。

 2012年からは、企画の趣向が変わります。詳細は、年が明けてからご紹介します。




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REGZA Zの「FF XIII-2」最適画質モードとは?

 東芝レグザが、スクウェア・エニックスとコラボして、「ファイナルファンタジーXIII-2」向けの最適化画質モードというのを公表しました。

 「高画質マニアでゲーム好き」ということで、ボクがレポートを担当したのがこちらの記事です。

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REGZA Zの「FF XIII-2」最適画質モードとは?
-画質調整の狙いと効果を解説

http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20111215_498877.html

 レグザの高画質化ロジックである「CEVOエンジン」のパラメータは取扱説明書だけではよく分からない…というか、設定後にどういう映像になるかがイメージしにくいと思います。

 そこで、今回の記事では、 表向きは「ファイナルファンタジーXIII-2向けの最適化画質モードの紹介」という内容ですが、「CEVOエンジンの各画質項目をどのように調整するとどういう効果が得られるのか」を「ファイナルファンタジーXIII-2を題材にして解説していく」…というような内容にしてみました。

 記載されているテクニックは、他のゲーム映像はもちろん、一般的な画質調整にも応用できると思いますし、なにより、「正常な映像として見えるようにする」基本指針も示しています。

 以前、4Gamer.netで「間違いだらけのHDMI接続」というのをやったことがありますが、今回の内容は、あれに通ずる部分もちょっとだけ含んでいます。

 東芝レグザユーザーはもちろん、HDMI初心者(笑)も是非一度目を通して頂ければと思います。

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西川善司の3Dゲームファンのための「(スーパー)ストリートファイターIV」グラフィックス講座(後編)

 後編はシェーダーの話題もありますが、3Dグラフィックスで2D格闘を実現したストリートファイターIVならではのユニークな工夫についての紹介が中心になっています。


西川善司の3Dゲームファンのための「(スーパー)ストリートファイターIV」グラフィックス講座(後編)
今解き明かされる、2D格闘ゲームテイストを3Dグラフィックスで実現する匠のワザ

http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20111201_494567.html

 例えば、聞いてびっくりさせられたのは、実は、全てのキャラクターは、攻撃部位が漫画チックに巨大化しているという点です。

 上のザンギエフは、その巨大化表現をわざと極端に再現したジョーク動画です。実際のゲームではここまでは巨大化していないですが、+10%程度の誇張は行われています。これはキャラクターを格好良く見せたいというよりは、ゲーム中に、プレイヤーが攻撃部位をゲーム的に認識しやすくするための、いわば「ゲームとしての工夫」になります。



 また、互いの攻撃部位が実は当たっていなかったり、あるいは寸止めになっていたり…という工夫も盛り込まれています。これは、キャラクタの互いの部位が重なるとめり込んで描画されてしまう3Dグラフィックス特有のアーティファクトを避けるための工夫です。

 "3Dゲーム"ならば立体的な衝突判定をとるべきでしょうが、ストリートファイターIVシリーズは2D格闘ゲームですから、そうもいかず、結果的にそうした特別な工夫で対処したようです。

 ある意味、ストリートファイターIVのキャラクタ達は本気で闘っていると見せかけて、実は演舞でじゃれているだけ(?)と言うことができるかも知れません(笑)

 この他、プレイヤーキャラクタ描画には、透視投影変換を行わず正射影を用いているとか…「そうなの!?」という"目から鱗"のテクニックの数々を紹介しています。

 いやぁ、名作には、開発チームの情熱が一杯こもっているもんですね。

 そうそう。彼らが同じゲームエンジン(の新版)で開発している「ストリートファイター×鉄拳」も期待しちゃいますよね。記事では、その話題にも触れています。








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【(善)後不覚】東京モータショー探訪記。エコカーブームの最中にスポーツカー中心で見てきた話

 12月1のことですが、東京モーターショーにいってきました。
 
 レポートはCarWatchに1本、4Gamer.netの連載コラムで1本書いています。

 4Gamer.netの方は連載コラムなので、大好きなスポーツカー(スポーティカー)にフォーカスした記事を、「実車系ゲームの予習」という建前の下、好き放題書かせて頂きました。

 自分と同じようの目線の人には概ね好評だったようですが、ゲーマーやエコカー好きには「こ、この記事、自動車誌かよ!?」という戸惑いを与えてしまったようです(笑)

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【(善)後不覚】
東京モータショー探訪記。エコカーブームの最中にスポーツカー中心で見てきた話

http://www.4gamer.net/games/095/G009575/20111215095/
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 まあ、色々意見はあるかと思いますが、なんだかんだいっても今年の東京モーターショーの主役はトヨタ・スバルが共同開発したコンパクトスポーツカーの「86」だったと思います。

 トヨタ名「86」、スバル名「BRZ」、共に「間違い探し」みたいなそっくりな兄弟車ですが、記事ではどこが違うのかをレポートしています。

 スバル側BRZの発表会に参加したら、黒木メイサがステージにやってきて何事かと思ったのですが(写真上)、自身の新曲「BREEZE OUT」のPVにBRZをフィーチャーしたという告知でした。

 曲名の「BREEZE OUT」は早口で読めばドンピシャで「BRZ」になりますから(笑)、たぶん、スバルハンドリングによるBRZのプロモーションの一環なんでしょうね。

 この他、ボクは、東京モーターショーでは、西棟4Fのややマイナーなブースセクションをレポートしました。

 こちらはCarWatchに寄稿しています。

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【東京モーターショー2011】
モーターショーへ行ったなら西棟4Fを見逃すな!!
ファミリー向けの展示や、EVを中核にした「SMART MOBILITY CITY 2011」

http://car.watch.impress.co.jp/docs/event_repo/tms2011/20111202_495401.html
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 マイナー…といっても家族連れが一番楽しめるブースセクションで、限定トミカの物販があったり、取り込んだ手描きの車のイラストをレースさせられるミニゲームがあったり、トランスフォーマーのバンブルビーがGMの唯一のガソリン車展示だったり(笑)…小ネタは満載です。

 ボクにしては珍しく、EV関連の技術もレポートしています(笑)
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西川善司の3Dゲームファンのための「(スーパー)ストリートファイターIV」グラフィックス講座(前編)

 ちょっと前になりますが、GAMEWATCHでやっている連載「3Dゲームファンのための~」で「ストリートファイターIV」(SF4)を取り上げました。

 2年ほど前に取材を試みたときには断られてしまったのですが、今回は幸運にも取材をうけて貰えました。2年ほど前の時は、「Dimpsで開発された」ということが表向きには非公開の事実だったのですが、今年、日本のゲーム開発者会議であるCEDEC2011にてSF4がビジュアルアーツ部門賞を獲得したことで、取材の窓口の敷居が一気に低くなりました。

 人前に立つことの多いカプコンの綾野さんはもちろんですが、開発部隊のDimpsの塚本さん、亀井さん、竹歳さん達もとても熱い方達で、取材すればするほど情報が出てくるんですよね。毎度、この連載の取材は白熱しがちですが、この時もかなり長い時間滞在してしまいました(大阪日帰りなのに)。


西川善司の3Dゲームファンのための「(スーパー)ストリートファイターIV」グラフィックス講座(前編)
美化された「ストII」の記憶を3Dグラフィックスで再現した秘密のレシピに迫る!

http://game.watch.impress.co.jp/docs/series/3dcg/20111130_494044.html

 情報量が多かったので、記事は前後編に分けて執筆しました。

 前編では、おもにシェーダー回りの話題を取り扱っています。

 疑似スキンシェーダとか、3方向の環境光のテクニックなんかは、低負荷で面白い効果が得られるので、これからちょっと流行ったりするかも?

 そしてなにより、絵筆のタッチシェーダが法線マップで実現されてたことに驚かされます。

 1キャラあたり総ボーン数が約350本程度。これだけでも凄いですが、顔面にもボーンが54本仕込んであるというのも相当なもんです。ちなみに、念のために付け加えておくと、これはイベントシーン用のキャラでなく、プレイ中のキャラの仕様です。

 「そんなに顔が動くシーンあったっけ」と、SF4シリーズのヘビープレイヤーでも気がついていないことが多いようですが、よく観察すると、プレイ中でもこの54本のボーンを駆使した多彩な表情アニメーションが再生されていることが分かるはずです。

 SF4のキャラクタ達は顔も身体の動きもとても生き生きとしていますが、こうした工夫の1つ1つの積み重ねによって実現されているんでしょうね。

 記事後半では影生成についても触れていますが、その生成には、パフォーマンスと見た目のクオリティを両立させるために、技術的にとても高度かつ面倒なことをしています。この辺りのこだわりにも職人魂のようなものを感じます。

 最近、格闘ゲームから離れてしまった人でも、機会があれば是非プレイしてみてください。

 ゲーセンに行けば稼動していますし、PS3版,Xbox360版も発売中。
 さらにはいつのまにか、Windows版も出ています(下右端)



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西川善司の大画面☆マニア第152回:ソニー「HMZ-T1」

 「付けたまま食事が出来るのか」「缶ジュースは飲めるのか」「付けたまま就寝できるか」などなど、ややあり得ない角度からの評価を行ったことで物議を醸した大画面☆マニア「HMZ-T1」編ですが、「覗き窓フレームの迷光問題の指摘」や「表示遅延計測」などの情報の部分はまずまずのウケだったようです。


西川善司の大画面☆マニア第152回:ソニー「HMZ-T1」
~圧倒的なコントラスト感。3D HMDに感じる未来と課題。~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20111125_493305.html

 約一週間借りることが出来たので、気に入ってほとんど毎日付けていたのですが、記事にも記したように、横になりながらのゲーミングはとても酔いやすいです(笑)

 ここだけの話、HMZ-T1で、アンチャーテッド3を3D立体視モードにて中、上級、プロの難易度でオールクリアしました(隠れ宝物は3周しても70/100個どまりでしたが)。

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 画質的には3Dクロストークも少ないし、発色よし、コントラスト感よしなのですが、前述の迷光問題だけはどうしても気になりました(詳細は記事の方をどうぞ)。

 そして、やはり、使い込めば使い込むほどフルHDモデルが欲しくなりますね。
 普段からフルHDを見慣れていると、HMZ-T1の映像が720pであることはやはり分かりますし、なにより、プロジェクタの画素と違ってフルカラーがRGBサブピクセルの"寄り添い"で表現されることになるので、目が慣れてくると粒状感も気になってきます。

 とてもユニークな製品ですし、競合製品も今のところ特にないので(エプソンのはAV用途ではないですからね)、今後の進化発展には、ほんと、期待したいところです。

 現状のHDMI規格では、60fpsの3D映像は720pどまりとなるので、ゲーム用途には720pでいいという話もあります。なので、下位モデルとして720p機はラインナップされ続けて欲しいとは思いますが。

 そうそう、2011年12月15日現在、品薄になっているようで、当初は59800円程度で流通していたのにいまでは、10万円近くで取引されています。品薄に乗じた転売屋が暗躍してますかね。



 年末年始、パーソナル3D立体視でウハウハしたい人は、量販店等で見かけたらササっと買ってしまうのが良いかと思います。

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100インチ・3Dの価格破壊、始まる?~西川善司の大画面☆マニア第151回エプソン「EH-TW6000W」

 エプソンの3DプロジェクタEH-TW6000Wを評価して、大画面☆マニアとして寄稿しました。

 画質の話云々の前に、コストパフォーマンスが凄いんです。コイツ。

 まさに、フルHD大画面3Dの価格破壊といった感じですかね。

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西川善司の大画面☆マニア第151回:フルHD 3Dで約20万円の価格破壊機?
~WirelessHD対応 エプソン「EH-TW6000W」~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/dg/20111111_489992.html

 EH-TW6000シリーズにはワイヤレスHDMI伝送機能を搭載したEH-TW6000Wと「なし」のEH-TW6000があるのですが、前者の実勢価格は約18万、後者はなんと約16万円です。

 EH-TW6000WとEH-TW6000との基本機能差はほとんどありません(詳細は記事の方をどうぞ)

 フルHD(1920×1080ドット)で3D立体視対応の100インチ画面が16万円で構築出来るのはとても魅力的だと言えます。



 レンズシフトがないといったコスト削減の痕跡は確かにありますが、常設する用途ではこの辺りは無視できるはずです。

 公称輝度は、一般的なホームシアター機の二倍の明るさの2200ルーメンですし、スピーカーも内蔵されていたりするので、会議室やイベントユースにもいけそうです。 

 で、ボクがやる大画面☆マニアですから(笑)、記事の方では当然、表示遅延なんかも計測しています。

 ワイヤレスモデルに同梱するワイヤレスHDMIのモジュールですが、公称スペック通り遅延はほぼゼロでした。

 むしろEH-TW6000Wのプロジェクタ本体側の表示遅延の方が大きかったです。

 実際にどんな感じだったかは記事の方をどうぞ。
 もちろん画質についても。 

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