3Dマニア第52回 水面の表現(1)~水面表現の歴史

 今回からしばらく水面表現についての話題を見ていきます。

3dm52_005l.jpg
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第52回
水面の表現(1)~水面表現の歴史

http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/052/index.html

 3Dゲームグラフィックスの進化は、水面だけに着目しても結構面白く見られます。

 最初期は色つきの半透明ポリゴンで水面を表現していました。まさに小学生の夏休みの工作のティッシュ箱で作った水族館みたいな感じで、色セロハンって感じでしたね。

 DirectX7時代くらいから環境マップを駆使した水面に映り込んだ鏡像表現が始まって、DirectX8時代になってここに法線マップによるさざ波表現が加わります。
 DirectX9時代になると、鏡像にフレネル反射の処理が加わったり、さざ波もテクスチャベースの波動シミュレーションを実装してアニメーションするように進化しました。

 ここまでが基本メニューで、これ以上については各社がいろいろと工夫しています。

 最近の例で行くと「CRYSIS」では岸辺にあたる水から泡を生成する表現を実装していましたし、ちょっと昔では3DMark06は水深方向に高さフォグを作って深さの表現を実現していました。

 バーチャファイター5の濁水の表現も面白かったですね.



オンライン仕事 > マイコミ | comments (0) | trackbacks (0)

プレイステーション4のGPUはインテル製になる

 確証は薄いが「火のないところに煙は立たない」的な記事を書くThe Inquirerがすっぱ抜いたのは「次期プレイステーションのPS4のGPUがインテル製になるかもしれない」というもの。

larra080317Intel2larrabee2.jpg
Intel will design PlayStation 4 GPU
http://www.theinquirer.net/inquirer/news/851/1050851/intel-design-playstation-gpu

 まあ、これは順当に考えるとインテルのLarrabeeのことを指していると推測される。

 PS3のGPUがNVIDIAになったのは久夛良木さんの大英断だったという話だが、平井体制下のPS4では過去に囚われない新設計を目指しているのだろう。

 下手したらCELL捨てたりして??

 今回のPS3。反省するにはまだ時期が早いかもしれないが、今の時点でも、いろいろ「ああすればよかった」という部分は見えてきている。

 CELLプロセッサがじゃじゃ馬なのは我慢するとしても、GPUにデチューン版のGeForce7800GTXが載ったことが、開発者の間で、どうにも不評だ。

 Xbox360が統合型シェーダアーキテクチャを先行採用したのに対して、PS3はクラシックな固定分配シェーダアーキテクチャで、先進性に欠けていた。

 先進性に欠けていただけ…ならまだしも、CELLプロセッサ内のSPEの助けを借りないと頂点パフォーマンスが不足したり、決定的にフィルレートが足りなかったりと、PS3のパフォーマンス面で足を引っ張ってしまった感がよろしくなかった。

 久夛良木さんがNVIDIAに話を持ちかけたとき、時期的にはNVIDIAはGeForce8800GTXの開発が最後期だったはずで、これを出し惜しみしたあたり、NVIDIAジェン・セン社長の"したたか"ぶりがうかがえる(笑)

 基本的に、各ゲームスタジオはマルチプラットフォーム・タイトルでPS3版とXbox360版とでジオメトリ品質で差は設けていないようだが、フィルレートに関係する部分では差異を設けるのが今や普通になってしまった。

 よく目にするのはPS3版でアンチエイリアス無し、Xbox360版でアンチエイリアス有り…という格差。

 そういや、最近出たばかりの「ストリートファイターIV」も、PS3版はアンチエイリアスなし、Xbox360版はアンチエイリアスあり…となっていたっけ.

 まあ、PS3の不調はNVIDIAのせいだけじゃないけど、PS3には色んな不幸な巡り合わせがつきまとったのは事実。
 ブルーレイを搭載したことは正解だったし、メディアプレイヤーとしてよくできているし、いいマシンなんだけどな。

 …と、話を戻すと、ソニーとしては、今度は絶対に失敗できない「プレイステーション」となるだけに、今も色んな調査をしているってことなんでしょうねぇ。

 マイクロソフトのXbox360だって今のPowerPC970互換のIBM-CPUに落ち着く前は、VIAのCPUの採用も検討していたという話もあったくらいだし、ソニーがPS4のためにインテルを検討するのは全然不思議じゃない。

 ただ、Larabeeは、第一世代のものは、ATIやNVIDIAのハイエンドGPUには全く及ばないパフォーマンスといわれている。
 テクスチャユニットに負荷がかかるとリングバスがパンクして思ったほどパフォーマンスがでないらしい。
 なので、PS4に載せるとしても世代を更新させたものじゃないと、また、今回のPS3みたいにあとでケチがつくので注意したいところ。

 あと、きっと対案として、もともとPS3のために開発していたが断念されたといわれているCELLプロセッサベースのGPUを復活させるというアイディアも再検討していると思われる。

 ただ、1つだけいえそうなのは、PS4世代では、レンダリングパイプラインがソフトウェアに回帰するんじゃないかということ。

 TIM SWEENEYが言っていたあの未来像。

 最初、聞いたときには「そんなものかねぇ」という感じだったけど、早くもPS4時代に現実化するかもよ...?

以下、本ブログ内の関連エントリー

SIGGRAPH 2008 - IntelのCPU・GPUハイブリッドプロセッサ「Larrabee」の正体
http://www.z-z-z.jp/BLOG/log/eid137.html

CEDEC 2008 - EPIC GAMESのTIM SWEENEYが語る「10年後のゲーム機の姿、ソフトウェアの形」(前編)
http://www.z-z-z.jp/BLOG/log/eid163.html

CEDEC 2008 - EPIC GAMESのTIM SWEENEYが語る「10年後のゲーム機の姿、ソフトウェアの形」(後編)
http://www.z-z-z.jp/BLOG/log/eid164.html



一般 | comments (9) | trackbacks (0)

私が結婚したら寂しい?

やたらみかけるあのアイフルのCM。

aiful.jpg
http://www.aiful.co.jp/f/cm/PF60H290.html

「ねぇ、お父さん、私が結婚したら寂しい?」
「け、結婚?」
「ちがうってば~。もしもの話よ」
「なんだ、もしもね。そりゃあ、おまえが幸せになってくれれば、寂しくなんかないよ」
ホントにぃ~?

1つ1つのセリフのやりとりが絶妙にズレ気味なのも失笑をさそうが、最後の「ホントにぃ~?」の娘のセリフが「そんな強がッちゃってぇ、無理すんなって。私がいなくなったら大泣きするんだろ? クソオヤジ。え? 違うか? オイ」みたいなニュアンスの、上から目線な言い回しにちょっとカチンと来てる人ってオレだけ?

 サラ金のCMなのに、過剰なさわやか感を演出していることが気にくわないだけかもしれないけど。

 あ、でも、こんな感じだったら笑って許すかも。

「ねぇ、お父さん、私が返済不可能なくらいの借金抱えてたら驚く?」
「しゃ、借金?」
「ちがうってば~。もしもの話よ」
「なんだ、もしもね。そりゃあ、おまえが幸せになってくれれば、借金の肩代わりくらい辛くなんかないよ」
「ホントにぃ~? 実はね...」

 大切なのは、お客様の未来を第一に考えること...ご利用は計画的に...

 みたいな感じならば、結構、啓蒙性も高くていいんじゃないかと。

 昔はサラ金のCMは一線を退いたタレントが出るもんだったが、いつの間にか、この手のCMがブレークスルーに考えられて売り出し中のタレントが普通に出てくるから恐ろしい時代ですね
一般 | comments (0) | trackbacks (0)

3Dマニア第51回 HDRレンダリング(11)~トーンマッピング

HDRレンダリング編の最終回です。
最後は「トーンマッピング」について触れてみました。

シーンを現実世界のようにあらゆる暗さからあらゆる明るさまでを記録するのがHDRレンダリングですが、そうして生成されたフレームを人間の視界とか、カメラの撮像機構を真似るような感じで、「見られる映像」に変換するのがトーンマッピングになります。

3dm51_009l.jpg
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第51回
HDRレンダリング(11)~トーンマッピング

http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/051/index.html

 最も手抜きな変換は、平均輝度以下を順当に暗くしていき、あるレベル以下は全黒に落とし込み、明るい方向も同じようにあるレベル以上は飽和させてしまうような、線形変換です。

 先進的なスタジオでは、カメラや人間の視覚モデルに近い非線形カーブでトーンマッピングする実装を行っています。

 上の画面はPS2の「ヴァルキリープロファイル2」(開発トライエース)のものですが、非線形カーブを3バンドの線形フィルタで近似化したものでトーンマッピングしたショットです。
 記事では、(結果的には製品版に採用された)単純な線形フィルタでトーマッピングしたものとの比較を紹介しています。

 トーンマッピングには平均輝度を求める必要がありますが、この手法もいろいろなものが考案されています。

 記事で紹介している「HALFLIFE2」のVALVEの方式は、複数フレームに渡って平均輝度を求める調査を行うものでした。
 複数フレームにまたがると正確性は落ちますが、処理負荷軽減の意味合いもありますし、なにより、その微妙な遅れ具合と不正確さが、実際のカメラや視覚の感じの再現になるので好都合なようです.



オンライン仕事 > マイコミ | comments (0) | trackbacks (0)

重婚がばれて修羅場に

 英国製RPG「Fable II」をもらったのでプレイしてみた



 このゲーム、イギリスの奇才ゲームクリエイター、ピーター・モリニューの作品で、姉を悪代官に殺されたことを恨んだ主人公が敵を討ちに行くという古くさいシナリオのRPG。

 ただ、彼の作品だけあって、相変わらず変なところにこだわっている。
 町や村の行った先々で彼女を作ることが出来て結婚も出来る。

 困っちゃうのが、目的の女性を口説いていると、この口説き文句が聞こえる範囲の女性までがうっとりしだすこと。

 アイテムショップの女主人とかも勝手にうっとりしてきて、移動すると、町の女性達が、小栗旬のグリコ菓子のCM状態についてきちゃって(笑)

こんな感じです↓
http://www.glico.co.jp/walkywalky/cm1_15b.htm

「オレの妻に何をするんだ」
とか、町の男性を敵に回すことになっちゃう。

 モテすぎるのも困るもんだな…と、現実世界では味わったことのない贅沢な悩みを感じたりしてちょっと面白い。

 んでもって、自分に好意を抱いている女性に対して指輪をプレゼントすると、結婚が成立する。

 妻となった女性とは一緒に家に住めるんだが、結婚後も、プレイヤーの口説き文句にしびれたままの取り巻きのオンナ達が勝手に家に入ってきちゃって「なんて素敵なの?」とか口々に言ってきて、全然落ち着かない。
 
 不思議なもんで妻は、自分の家の中に、自分の旦那の取り巻きが勝手に上がり込んでくることに全く腹を立てようとしない。

 「なんだ、ヤキモチを妬くシステムが実装されてないのか」とおもって、試しに取り巻きの一人に、指輪を渡したら結婚を申し込んだことになって重婚が出来てしまった(笑)

 妻がいる目の前で、別の女性に求婚!!(笑)

 と、そこで突然、妻が「どういうつもり!?」と怒りだした(笑)

 自分の旦那に周りの女がいくら寄ってこようが気にしないが、指輪を渡して重婚になったらヤキモチを妬き始めたのだ。

 ヤキモチ・システムを実装していないことだけが手抜きなのか。

 それとも、自分の旦那がいくらモテようが気にしないが、その旦那が他の女に指輪を渡したとたんにヤキモチシステムが発動するというピーター・モリニューなりの解釈の女性心理の実装なのか。

 世の女性の皆さん、どうですか? (なにが? という話もあると思うが)

fable2box.jpg
ゲーム | comments (0) | trackbacks (0)

ESTAで蹴られたのでアメリカ大使館でビザを取りましたの巻(後編)

前回からの続きです。

大使館での面接までに、前回で紹介した、

・DS-156,DS-157の二つの書類への記入
・EXPACK500封筒とクリアファイルの購入
・5cm×5cmサイズの写真とビザ申請料金支払い証明レシートの書類への貼り付け


が終わっていなければなりません。

 書類に大きな不備があると面接約束の取り直しで「ハイ、出直してらっしゃい」(10~14日後の面接予約取り直し)になります。
 まぁ、向こうもただ意地悪をしているわけではないので、記入漏れ程度や単なる書き損じについてはその場で直させてもらえます。

 面接は朝8時から夜の19時までやってますが、取った予約時刻を大きく越えてうけることは出来ませんし、ましてや大使館の施設内にも入れません。
 とはいっても、病院の予約に近いものなので、多少、前後しても問題はないようです。
 たとえば10時入りを指定された場合、9時とか11時くらいから入ることは出来ます。
 自分も1時間近く早く着きすぎましたが普通に入れました。

 東京都だとアメリカ大使館は赤坂にありますが、入り口に行くとまずびっくりするのがその行列の長さだと思います。

 「人気ゲームソフトの発売日か?」「人気ラーメン店がオープンしたのか」というほどの長蛇の列が出来ています。その列は大使館施設の外壁を取り巻くようにして出来ていますので、暑い日や寒い日、雨の日、雪の日などはそれなりの天候対策はしていかないと大変です。
 
 大使館というものは、いわば外国なので、入館するにはパスポート(写真付き身分証明書)が必要になりますし、機密漏洩防止のためにあらゆる電子機器が取り上げられてしまいます。
 「待つことになるからゲーム機でも持って行こう」といって携帯ゲーム機とかを持って行っても、結局取り上げられます。携帯電話、携帯音楽プレイヤーも駄目です。
 医療系器具だけは見逃してもらえますが、説明と申請を求められます。
 取り上げられると言っても空港の没収とは違って帰りには返してもらえますが、ただ、番号付きのプラスチックの籠に入れられて管理されるだけなので、万が一のことも考えて余計な物は持って行かないことですね。

 この大使館への入館の検査はかなり厳しく、食べ物や飲み物も取り上げられます。
 驚いたのは、ベビーカーも禁止だということです。
 幼児をベビーカーに乗せていった場合はベビーカーをたたむように指示され、ベビーカーも所定の位置に置き、幼児は抱きかかえて入館するように指示されます。
 当日、家族連れの一行がいて、とても大変そうにしていたのが印象的でした。

 大使館のゲートに入るまで相当並ぶわけですが、大使館の敷地内に入ってもまた列が出来ているのにびっくりすると思います(笑)

 荷物を取り上げられてゲートをくぐったら、今度は大使館の建物に入るために並びます。相当長い間外にいることになるので、ほんと天候対策は万全にしていってください。

 大使館の建物の入り口では書類の記載事項に不備がないかをチェックしてもらえます。

 ここは日本人か日本語の堪能な人がいますし、質問してもお金は取られません(笑)

 ただ、ここでは、なんというか、とても横柄な態度を取られますんで、まぁ、洗礼儀式だと思って我慢して体験してください。
 ボクはたまたま事前にいろいろ調べていたので大きな不備はなかったのですが、代書屋さんに頼んだと思われる弱気そうなビジネスマンは相当ひどいことを言われてました。

 この時は、25才くらいの小太りな柳原加奈子の空想キャラみたいな女性が書類チェックをしていたのですが、DS-157履歴書の学歴欄が空欄だったことを柳原加奈子に発見されて
あら、あなた、学校出ていらっしゃらないの?
という屈辱的な嫌みを言われてました。
 書類は日本語訳が併記されているのですが、その日本語訳文がちょっと変なので読解にはコツがいるんです。
 書類DS-157には「過去に在籍していたことのある教育機関を全て記入してください」とあるんですけど、この項目の直前の質問に「兵役の経験はありますか?」とかがあるので、この文面だと「教職員だったことはありますか」的に読めてしまうので空欄にしてしまったり「NONE」と書いてしまう人が多いんです(笑)。
 ここは単純に学歴を書けばいいんですね。

 この日、柳原加奈子は
「あら、やだ、Conference Questionnaire(書類の種類)をご存じないの?ふう(ため息)」
なんてやってましたし、次から次へと嫌みを言ってましたので、当日、こういう目にあった人はグッとこらえてにこやかに大人の対応しましょう(笑)

 大使館内に入ったら書類を一番の窓口に提出して、その後は名前を呼ばれるまで待つことになります。

 大使館施設内のビザ申請のためのセクションは、長いすが並べて置いてあって、ちょうど銀行とか病院の待合室にそっくりです。
 当然、長いすには人がびっしり座っているので、後から入ってきた人はやはり立ったまま待つことになります。
 屋内は空調が効いていますし、自動販売機もあるので外よりはだいぶ過ごしやすいことでしょう。

 名前と窓口番号が呼ばれるのでそこに行きます。
 名前の発音はアメリカ人が行うので綴りの難しい名前は間違えて読まれることもあるので、「そろそろかな」というタイミングでは注意深く耳を澄ましている必要があります。

 各窓口には分厚いガラスがあって、ちょうど、イメージ的には駅の有人切符売り場とか、映画なんかで出てくる刑務所の面会施設みたいなイメージです。
 ほら、こちらの音声も相手の音声もマイク/スピーカー越しみたいな、アレですよ。

 さて。
 最初に名前を呼ばれて行うのが指紋採取です。
 これが終わってさらに待つと面接です。

 面接と言っても、同じような窓口のガラス越しの対面会話になります。
 渡米目的とか仕事内容とか、どうしてこのビザが必要か…といったことが質問されます。
 これまでの出入国記録は全部オンラインで参照できるようになっているので、大使館職員はこれを見ながら質問してくると思います。
 ESTAが駄目でビザ取得に来た場合は、どうして駄目だったのか心当たりを聞かれることもあるでしょう。
 まぁ、これは「セカンダリ・イミグレーションで誤解があったとのだと思います」的なことを伝えれば十分だと思います。

 あと、非移民ビザを取得する場合は、

・アメリカでの就労意志がないこと
・移民する意志がないこと
・現在の勤め先や仕事先がアメリカ企業でなく日本企業であること


を強調することが大切です。

 面接は人にもよりますが、5分~10分で終了します。
 この場で、ビザは発行されませんが、ビザの発行見込みと有効期限は教えてもらえますので、面接終了時には聞くことをお勧めします。

 非移民ビザのB1ビザあたりだと、よほど問題がなければ、最長の10年が発行されると思います。

 そうそう。
 最長の10年ビザが発行された場合、たとえばパスポートの有効期限の方が先に切れてしまうことがあります。
 この場合、パスポートを先に更新することになるわけですが、せっかく発行してもらったビザは残念ながら新しいパスポートに転写されません。
 ですが、古いパスポートを一緒に携行すれば、問題なくビザの方は使えますんでご安心を。

 というわけで、来月はサンフランシスコでGDCもありますんで、ESTAでの事前チェックはお早めに...!
一般 | comments (1) | trackbacks (0)

ESTAで蹴られたのでアメリカ大使館でビザを取りましたの巻(前編)

 これまでアメリカへの旅行は短期滞在ならばビザ取得が不要でした。

 それは今も同じなのですが、アメリカ政府は、ビザの取得が必要か否かの判定をパスポートに紐づけられた情報で行う電子渡航認証システム(ESTA)を導入し、2009年1月12日からは、旅行目的、ビジネス目的に限らず、アメリカ(もちろんハワイも含みますが)への入国する渡航者に、このESTAシステムの事前利用を義務づけました。

 ※ESTAで検索すれば一番上に出てくるのがそれです

 ボクを初めとして、我々の業界の人は1年間に何度も渡米を繰り返すし、たまに入国審査官の虫の居所が悪いと(笑)、二次入国審査(セカンダリ・イミグレーション)の説教部屋に入れらてインタビューを受けることもあります。

 とくに9.11同時多発テロ直後の入国審査はかなり厳しくやっていたこともあって、とばっちりを食った人も多かったようです。

 ESTAは自分のパソコンで簡単にできるもので、その結果を印刷して携行すればいいわけですが、万が一にも「DENIED」(入国不許可)の判定が出てしまうと、ビザの取得が義務づけられてしまいます。

 かくいうボクも、入国審査官のとばっちりを食らって入国審査で揉めた経験があったことから、案の定、「DENIED」でした。

 ガーン!!

 ここからは、同じ結果になったビジネスマンのためのガイドとして記しておきます。

 まず、蹴られたことに、びっくりして大使館に電話したくなりますが、アメリカ大使館への電話質問は一回約2000円の有料です。

 国内のお役所に掛ける電話が有料ってどういうこと?と思うかもしれませんが、もう、そういうシステムなんで、従うしかないのです。とほほ。(※あえていうとアメリカ大使館は日本国内にある外国です)

 というわけで、アメリカ大使館に電話を掛けるとまずクレジットカードの番号を聞かれますんで事前にカードの準備はもちろん、質問内容を箇条書きにしておきましょう。

 ちなみに誰が電話に出るかは運次第ですが、日本語理解力が低い在日アメリカ人の方が出られることもあります(笑)。その時は英語で話した方が早いかもしれません。

 一回の電話が2000円で基本的に何件質問しても据え置きです。
 ただし、一回切って再び掛けると、また、2000円ですので注意して下さい。

 「だったらメールで質問を送るよ」と思ったかもしれませんが、電子メールで質問しても一通につき返答が2000円です。
 メールの場合でも、メール本文にクレジットカード番号を書かないと返事は来ません。
 こちらもメールに何個質問を書いてもOKですが、一往復のやりとりが2000円です。
 電話にしろ、メールにしろ、出来れば、一回に済ませたいところです。
 「お役所仕事だから」とかいう批判めいた言い回しを時々使うことがありますが、なんというか、日本の役所仕事がとても親切に思えます(笑)

 ボクは、コンベンションやカンファレンスの出席が主になるので観光ビザではなく、ビジネスビザを取得することにしました。
 ビジネスビザはアメリカで就労しないこと、90日以上継続して滞在しないことが条件になりますので、大抵の日本のビジネスマンは、これでOKということになります。

 より詳しくいうと「非移民ビザ」(アメリカ市民になる意志はないビザ)の「短期商用ビザ」、通称B1ビザになります。

 アメリカ大使館のサイトにいくと申請用の書類の電子フォームやPDFがあるのでこれに記入します。

 B1ビザの申請に必要な書類はDS-156(オンライン入力式のビザ申請書本体)、DS-157(非移民ビザ補足申請書。履歴書みたいなもの)が必要になります。
 代書屋さんに頼む人もいるようですが、これまでの旅行で入国審査カードを書いたことがある程度の理解力で書けますんで心配は要りません。

 書類には5cm×5cmの顔写真を貼り付けることになりますが、この写真は6ヶ月以内に撮影されたものかをいちいちチェックされるのでちゃんと新しく撮った方がいいでしょう。ちなみに、かなり割高ですが、大使館施設内にも写真撮影機は設置されています。
 なお、5cm×5cmというと証明用としては結構な大判サイズであり、駅前にあるパスポート用写真の撮影機では撮れない場合があります。「ビザ申請用」とかいうモードがあればバッチリです。

 パスポートを一時的にアメリカ大使館に預けることになり、ビザがパスポートに印刷されて帰ってくるのですが、その際の返信用封筒はEXPACK 500便に指定されています(笑)ので、これも500円で事前に買い求めておかなければなりません。

 また、前述の申請書は大使館内で流れ作業的にチェックされることになるため、書類の脱落防止のためにクリアファイルに入れて提出することまでが指定されています。もちろんクリアファイルは自腹で用意する必要がありますし、これはアメリカ大使館内で販売されていないので要注意です。

でもって、ビザ申請書の入力フォームに入力すると支払いコードのようなものが出力されるので、これを元にPay-easy 対応のATM(ゆうちょでOK)でUS$131(≒約12000円)を振り込みます。
 振り込み時に印刷される振り込み証明書の原本を申請書に貼り付けることが義務づけられており、インターネットバンキングでの振り込みは無効となってしまいます。これも要注意です!

 また、審査の結果、万が一、ビザが発行されなかったり、やたらビザ有効期間が短くされてしまったとしても12000円は返金されません。これは、まぁ、お前のビザの発行のために、手を焼いてやった手間賃…的な意味合いなんだと思います。

 最後に、ビザ申請のために、大使館職員と面接をしなければならないのですが、その面接予約もオンラインで行うことになります。

 面接についての詳細は後編で書きますが、1日あたり、かなりの人間がビザ申請に訪れるため、週内のアポはほとんど埋まってしまっており、一番早くても、大体、現在日時から10日~2週間後になります。
 面接日にはビザは即日発行にはならず、面接日から手元に届くまで1週間を見ておいてくれと言われますんで、結局、書類を書き始めて実際にビザを手にするまでは、長く見積もって1ヶ月はかかると見た方がよいでしょうね。

 つまり、ESTAで蹴られることまでを想定するならば、ESTAも、旅行予定日の1ヶ月前には入力して試しておくことが必要と言うことです。

 後編は面接編を書きます.
一般 | comments (0) | trackbacks (0)

3Dマニア第50回 HDRレンダリング(10)~HDRブルーム/グレア処理

 HDRレンダリングの本質は別のところにあるということは分かっていても、やはり醍醐味というか、一番目に付くところは光があふれ出るようなブルーム効果、きらめくグレア効果にあると言えます。

3dm50_014l.jpg
西川善司の3Dグラフィックス・マニアックス第50回
HDRレンダリング(10)~HDRブルーム/グレア処理

http://journal.mycom.co.jp/column/graphics/050/index.html

 最近は当たり前のように利用されているHDRレンダリングですが、PS2時代でも、先駆的なところは擬似的にHDrレンダリング的な効果を導入しているところはありました。

 たとえば「ワンダと巨象」(SCE)などはその代表例ですが、今回の記事(上画面)でも紹介したスクウェア・エニックス/トライエースの「スターオーシャン3」でも、ユニークなHDR表現を多用していました。

 そういえば、今週、Xbox360専用タイトルとして「スターオーシャン4」が発売されるんですよね。

 PS2、2003年に見せてくれた先進技術がどう進化しているか…そういった視点で見るのも楽しそうです...



オンライン仕事 > マイコミ | comments (0) | trackbacks (0)

映画「ストリートファイター・ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」

チョコ、もらえなかった同士諸君。今年も叫ぼうぜ!!

ハッピー・バンアレン帯!!

というわけで。

人気格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズの実写化映画
「ストリートファイター・ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」
http://streetfighter-movie.gyao.jp/
が、今月28日より公開らしいですけど、

「チュンリー、イメージと違う~」

とか、主人公ばかり取り沙汰されてますけどね。

ボクとしてはバルログがこんなことになってしまっていることの方に凍り付きましたよ。

jas024.jpg

これってほとんど…「JASON-X」のジェイソンですよね。

jasonx_photos_1352.jpg

 ちなみに「JASON-X」は「13日の金曜日」の黒歴史として語り継がれている珍作で、ナノマシン技術によりサイボーグ化されて25世紀の未来に甦ったジェイソンが宇宙船内で暴れ回るという冗談みたいな内容。

 こちらもぜひ…お勧め。DVD出てます。

映画 | comments (0) | trackbacks (0)

西川善司の大画面☆マニア第114回 ソニー「VPL-VW80」

今冬、ソニーは、SXRDプロジェクタを2製品出しました
1つは低価格なVPL-HW10。
もう一つは、今回紹介した、上級機のVPL-VW80です。

dg01.jpg
西川善司の大画面☆マニア第114回:完成度は向上。新世代SXRD高級機
~ 性能と価格アップの見極めが重要。ソニー「VPL-VW80」 ~

http://av.watch.impress.co.jp/docs/20090213/dg114.htm

 コントラスト比6万:1はもはやプロジェクタのコントラスト比ではないような値ですが、実際、黒の沈み込みはSXRDプロジェクタ史上、最高でした。
 1クラス上のVPL-VW100/200よりも、コントラスト性能は優れていました。

 今冬モデルのVPL-HW10,VPL-VW80より、投射レンズが一新されていて、どうもこのレンズのデキがいまいちなせいか、VPL-HW10,VPL-VW80共に色ズレがひどいのですが、それ以外は文句なしの製品です。

 ただ、記事本文でも述べているのですが、2007年モデルのVPL-VW60のデキがよすぎて、VPL-VW60をグレードアップしたバージョンにしか見えないVPL-VW80の値段がVPL-VW60の1.7倍も高価というのが残念です。

 ユーザーが待ち望んでいるのは、DEEP COLOR,x.v.Colorに対応して、HDMI階調レベルの設定を手動切り替え可能にしたリファイン版のVPL-VW60mkIIだったと思うんですけど、どうでしょう?

 それにしても、今回、VPL-VW80の光源ランプは下位モデルのVPL-HW10と兼用にしてしまったわけですが、この流れでいくと、キセノンランプのSXRDプロジェクタはもうでないんですかね...



オンライン仕事 > AV WATCH | comments (0) | trackbacks (0)