最近ゲットしたロータリー車関連の雑誌の話

 2009年5月発売のVol.42を最終刊として休刊してしまった「RX-7 magazine」
 最後期の特集内容に賛否はありましたが、コンスタントにロータリーエンジン車の専用情報を長きにわたって提供してくれたことには意義があったと思います。

 今年の東京モーターショウ2009では、新世代ロータリーエンジンの16Xは出展されず、当初、予定されていた2010年初頭での新車種コンセプトの提案は暗礁に乗り上げてしまったようで、いつの間にか「2010年代のうちに提案したい」というメッセージに置き換わってしまい、実質上の延期になってしまったようです。

 まぁ、今の経済状況を考えると確かに致し方ないところですが…。

 新車種のことは、夢として置いておくとして、既にオーナーである我々からすると問題なのは新しい自分の愛車の情報の高効率な入手手段がなくなってしまったことですね。

 最近は本屋や車関係のイベントでロータリーエンジン車が特集されている雑誌や専門誌の特集号を見かけたら積極的にゲットするようにしています。

 そんなわけで、最近ゲットしたものを紹介しておこうかな、と。

 RX-7 Magazine休刊以前のそこそこ古いものもありますが、そこはご了承くだされ。

 1つめは2008年4月発売の「MotorFan Vol.19」で、この号ではロータリーエンジンを改めて機械工学的な観点からイラスト満載で解説するとともに、貴重な16Xの開発スタッフへのインタビュー記事も掲載されています。



 直噴ロータリーエンジンの記事なんかは現実的で面白いですし、バンケル型ロータリーエンジンの偏心比率が変わるとローター形状も変わってくると言う図解は「へぇ」と感心させられます。

 現行の、実用化されているロータリーエンジンは偏心比率2:3でおにぎり型ローターですが、1:2のアメフト型ローターや3:4の四角形型ローターってのもあるんですね。

 あとは、NASAがロータリーエンジンを開発中という情報も興味深い記事でした。これは2軸の首振り回転するディスクが燃焼室を仕切っている変態的な構造で、とってもSF的で面白いものです。まぁ、たとえ、開発が成功しても自動車に載るかどうかはまた別の議論となってきそうですが…。

 二つ目は2009年7月発売の「GT-R BROS. Vol.01」です

 GT-R専門誌なのに、なぜかロータリーエンジン車の特集(?)が組まれています。
 なんと、1990年代当時ライバル関係にあったRX-7(FD3S)とスカイラインGT-R(R32)の開発主査同士の夢の対談が載っているんですね。



 両氏、共に一線を退いている今だからこそ話せる開発当時の裏話が色々と載っています。FD3S開発のためになぜかロールスロイスを買った話とか、GT-RはもともとFR-2WDで開発がスタートしていた…など、トリビア的な話が読み物として楽しめます。

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 本筋としては関係ないですが、2009年、ついに日産からの、スカイラインGT-Rのエンジン「RB26DETT」のリビルドエンジンの提供が終了したそうです。すなわち純正のベアエンジンが日産から購入できなくなったと言うことですね。いよいよ第二世代GT-Rもフェードアウトフェーズに入ったと言うことでしょうか。寂しい話です。

 3つ目はいわずとしれた車種別専門ムック「ハイパーレブ Vol.144」です。

 こちらは、ひっそりと、つい最近の、2009年10月に発売となっています。
 前号が2007年9月ですから2年ぶりの発刊ですね。



 歴代のハイパーレブは、市販車バージョンのイラストが表紙を飾ってきたものですが、なんと、今号は表紙が藤田エンジニアリングとRE雨宮のデモカーのイラストになっています。

 「もしRX-7が今も続いていたら?」をテーマとして各ショップが「VII型セブン」を提案する…という内容をメインに据え、メンテナンス話、チューニングガイド、そしてパーツカタログ情報が掲載されています。

 パーツカタログ部分はとても楽しいページではありますが、前号と比較すると、明らかに掲載点数が減っていて、これは、第二世代GT-Rと同様、我らがRX-7(FD3S)も斜陽の時を迎えつつあることを意識させられます。RX7用ハイパーレブ、今度こそこれが最後になるのかな?

 セブンも第二世代GT-Rもユーザーコミュニティが活発なので、今となっては、もうここを心のよりどころとしてやっていくしかないですね。

 そういえば、ロータリー関連製品と言えば、先日、うちのポストにこんなチラシが挟んでありました(笑)

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