【バイオニックコマンドー】飛んで、跳ねて、掴んで、投げて

 6月末に発売された「バイオニックコマンドー」のゲームレビューをマイコミに書きました。

 バイオニックコマンドーは、伸縮可能なワイヤーアームを発射できる腕「バイオニックアーム」を左腕に移植されたサイボーグ(?)な主人公を操作して、ゲームフィールドを縦横無尽に飛び回りながら、敵を打ち倒していくアクションゲームです。

 高層ビルをスパイダーマンのようにスウィングして飛び渡っていく爽快感はかなりのものです。

 また、バイオニックアームは敵を掴んで投げたり、岩や車のような重量物を掴んで投げて敵群衆をまとめて撃退することもでき、いわゆるアメコミ・ヒーロー的なダイナミズムに富んだゲーム性が魅力となっています。

Bionic_Commando_Preview_642.jpg
飛んで、跳ねて、掴んで、投げて、沈んだ気持ちを吹き飛ばせ! PS3/Xbox 360『バイオニック コマンドー』
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/07/21/bionic/

 このゲーム、操作系にちょっとクセがありますが、そこを含めてとてもチャレンジングなゲームで面白いんですが、いまひとつ高い評価が得られていないのは、やはり、キャラクターが立っていない、とってつけたような強引なドラマ展開(ストーリー展開)の部分でしょうかね。

 バイオニック技術に秘められた驚愕の事実と、キーパーソンの突然の裏切り…みたいな衝撃的などんでん返しがあるんですけど、途中までのドラマ展開にイマイチ深みがないので、あまり驚かされないんですよね。

「え? 突然、そんな展開にされましても?」というような。

 このゲームの着想というか、原素材は素晴らしかったと思うんですが、もうちょっと日本側でちゃんとしたプロデュースをしてあげれば1段上の格の作品になったのではないかと思います。

 ちなみに、北米では5月中旬に先行発売されたのですが、5月末時点で2万7000本だったそうで、かなり苦戦していた模様です。

バイオニックコマンドー アメリカでの発売初月の販売本数は2万7000本
http://www.xbox-news.com/e7220.html

 また、6月末に発売された日本では、初週にPS3,Xbox360版、両方合わせても販売本数が1万本に到達できなかったようで、日本でも、かなり苦戦しているようです。

憧れのカプコンに入社しファミ通レビューで殿堂入りしたものの…
http://getnews.jp/archives/20901

 上記記事によれば、バイオニックコマンドーは開発費に20億円をかけたそうで、その結果としてはあまり芳しくない現状のツケをさっそく払わされてしまっています。

『Bionic Commando』の開発スタジオGRINで100名以上の大量解雇?
http://gs.inside-games.jp/news/189/18905.html

 そう、開発元のスウェーデンのGRIN社において社員の半数を解雇するリストラが敢行されたらしいです…。恐ろしい。

 このあとはPC版の発売が控えているので、なんとか、再評価されて欲しいですね...



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