HALO WARSをプレイした

 HALOシリーズは、銀河規模の環状惑星型大量破壊兵器「HALO」を巡って、人類と敵性知的生命体連合のコブナント軍が衝突するSFサーガです。

 ハードコアなSF設定がユニークで、主人公はイケメン若造ではなく、宇宙戦争のために開発された機械化兵SPARTAN-IIプロジェクトの生き残りマスターチーフ。

 ゲーム序盤は人類を敵視するコブナント軍との戦いが描かれる「異星人をぶっ殺せ」ゲームなのですが、途中で全銀河の知的生命体の知識を吸収することを本能にした寄生生物フラッドが第三勢力として登場し戦いは混迷を極めてきます。
 さらに、このHALOを建設し、このフラッドに対して絶滅させられてしまったと思われる超古代文明のフォアランナー種族の遺跡や遺物が人類、コブナント、フラッドの双方に対して牙をむき始めます。

 ここまで描かれているのがHALO1で、HALO3部作の中でちゃんとオチも付いている傑作です。スターウォーズでいうところのエピソード4みたいな感じですかね。

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 ボクは初代Xboxを購入したのはちょっと遅れたので、HALOシリーズに触れたのはPC版が最初で、2003年当時こんな記事を書いています。

IT Media-HALO PCの秘密 第1回
http://www.itmedia.co.jp/news/0311/28/cead_zenzi_halo01.html

IT Media-HALO PCの秘密 第2回
http://www.itmedia.co.jp/news/0312/04/cead_halopc2.html

IT Media-HALO PCの秘密 第3回
http://www.itmedia.co.jp/news/0312/11/cead_halopc03.html

IT Media-HALO PCの秘密 第4回
http://www.itmedia.co.jp/news/0312/17/cjad_halo04.html
 
 その後、コブナント軍の内紛と、フラッドの秘密が明らかになるのがHALO2で、この作品はHALO1で語られた世界観を掘り下げる役割を果たしていました。

 この時もボクはPC版の方をプレイし、マイクロソフトの広告企画で、こんな記事を書いています。

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映画並のストーリー 革新的に進化したグラフィックス
地球を守れ!マスターチーフ Microsoft Halo 2 for Windows Vista

http://ad.impress.co.jp/special/microsoft0705/

 Xboxファミリーの代表作なのに、なぜかPC版でしかプレイしていなかったんですね(笑)

 2007年には完結作となるHALO3がXbox360向けに発売されました。

 HALO3では、コブナント軍の内紛の末、迫害される立場となったエリート種族は人類と同盟を結び、エリート種族のリーダー的存在アービターが第二の主人公的な立場に昇格します。
 また、フォアランナー軍の遺物にずるがしこいのが出てきてコブナント軍をたぶらかしたりして、さらに戦いは泥沼化、混迷化して行きますが、マスターチーフ、アービターのそれぞれの主人公の宿敵との決着が付くことになり、HALOサーガとしてはひとまずの大団円を迎えます。

 ちなみに、HALO3のときも、ボクはマイクロソフトの広告企画でこんな記事を書いていました。

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『Halo 3』SFアクションシューティング超大作「Halo」最新作が、ついに登場!
http://ad.impress.co.jp/special/microsoft0709/

 と、まぁ、前置きが長くなりましたが、HALO3でひとまずの終わりを迎えたはずのHALOシリーズに、今回、新作がリリースされたんですね。

 リリースされたのは「HALO WARS」で、なんとHALO1,2,3で描かれたHALOサーガの直前のコブナント軍との戦いをリアルタイムストラテジー(RTS)ゲームで描いた作品になります。

 開発は、あのAGE OF EMPIRESシリーズを開発したENSEMBLE STUDIOS!
 RTSながら、意外なことにPC版はなく、XBox360専用タイトルです。


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 実際にプレイしてみましたが、HALOシリーズの世界観をうまくRTSに落とし込めていました。

 機械化兵スパルタン(SPARTAN-II)はHALO1直前にマスターチーフ以外は全滅してしまった…という設定がありましたが、HALO WARSは過去のお話なのでスパルタンはいっぱいでてきます。これも魅力といえます。

 スパルタン達は、HALOサーガ3部作のときのマスターチーフのように、敵兵器に勝手に乗り込んで、自分のモノにしてしまうことができるスーパーユニットとして登場します。この粋な計らいにはファンはニヤリとすることでしょう。

 ゲームシステムは名作「AGE OF EMPIRES II」(AOE2)に近い印象で、あのシリーズが好きだったら取っつきやすいと思います。

 ただ、家庭用ゲーム機のRTSということで、プレイしやすさを重視した関係か、システム面はだいぶ簡略化されています。

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 内政システムは、資源採取作業あることはあるのですが、AOE2で言うところの畑に相当する資源生成工場を建設することで、資源は時間経過と共に加算されていくため、シンプルで手間いらずです。

 資源を元手にして、兵舎、車両工場などで軍事ユニットを生成するのもAOE2と同じです。

 テクノロジーをアップグレードするためのAOE2における大学に相当する兵器工場もあるし、防御用の見張り台も建てられたり…と、AOE2システムとの対応度は高いと思いますね。従って、AOE2で磨いた手持ちの戦略はHALO WARSでも活かせます。

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 HALOの世界感を俯瞰視点で楽しめるのはとてもいいんですけど、やっぱり、個人的にはPC版でマウスとキーボードでプレイしたいと思ってしまいました。

 開発元のENSEMBLE STUDIOSが、ついこの前、諸事情で事実上、解散となってしまった上に、PC版の登場の可能性をマイクロソフトが公式に否定しまったらしいので、ちょっとでてくることはないんでしょうね。

 せめてアップデートで、Xbox360のUSBポートに繋いだキーボードとマウスを使えるようにしてくれないかな~。
 出来ればストラテジックコマンダーにも対応して…(笑) 
 無理か…。

 そうそう。キャンペーンモードに挿入されるムービーは、HALO3のときに挿入されたものと同クラスの高品位なオフラインレンダリングムービーになっています。

 HALOファンは、キャンペーンモードだけでもプレイするといいかも。



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